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プリンセス・プリンシパル 感想

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え?2017年夏アニメの感想終わったんじゃね?
っとツッコミを飛んでくるかもしれませんが、
ニコニコで全話マラソン完了したので感想書きます。


スチームバンク的な架空ロンドンを舞台に
「嘘」をテーマに描かれる女の子5人のスパイもの。
基本的に1話完結の話で進められて
時系列はバラバラ。でも話がつながったとき
「あ、なるほど」ってなる爽快感がある。
特に8話見た後の2話は伏線だらけだったんだって今になって気づく。

アンジェとシャーロットの入れ替わりに関しては
最後までややこしかったけど、
"偽物が本物の王女たる資質と器を手に入れる"
っていう流れはターンAを思い出すな。

以下、キャラクターの感想

・アンジェ(シャーロット)
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本作の主人公。スパイとしては優秀。
他人を寄せ付けない雰囲気を醸し出しているが
根はやさしいくプリンセスマジLOVE親衛隊。
おそらくメイン5人の中じゃメンタル面では一番貧弱
ここら辺は「逃げよう」と選択した
あたりにも表れてた気がする。


・プリンセス
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本作の裏主人公。穏やかで気品漂う上品なお姫様
というのは表の顔で、裏の顔は笑顔でスパイと
交渉できる胆力と行動力のある肝っ玉お姫様。
アンジェとは正反対でメンタル面では最強。
戦闘力はおそらく最弱だが、
持ち前の精神力と長年の努力で鍛え抜かれた根性で
切り抜けるもの凄い女性。惚れがいのある人だ。


・ドロシー
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20歳だけど高校生としてスパイやってる姉さん。
ルパンで言うところの不二子ちゃん枠
お色気担当にしてミス貧乏くじ。
ダメ親父との悲しい再会と別れが描かれたり
友達との悲しい再会と別れが描かれたり
彼女担当の回は基本的に暗く後味の悪い話が多い。
スパイやってるのがおかしく思えるほど人情派姐さん。


・ベアトリス
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幼女分担当。蝶ネクタイ型変声期を
体内に仕込んだサイボーグ少女。
動きがいちいちあざとい。
彼女の作画担当とはいい酒が飲めそうだ。
最初役立たずだったけど、気づけばチームに
欠かせない存在になっていく恐ろしい子。
「スパイの手伝いなんてしません」とか言ってたけどあれは嘘だ


・ちせ
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幼女分担当その2。ジャパンからやってきた
SAMURAI系女子。ルパンで言うところ五右衛門枠
基本的には文化の違いから来るアホ担当。
ただ父親を殺した後の「痛いの痛いの飛んで行け」は
凄く切なかった(そのあとギャグ担当になっていったけど)
純粋な戦闘力に限って言えば最強。
5話の剣劇アクションすさまじかった。


WEB拍手コメントで紹介されて見たけど
感動あり笑いあり癒しありで毎回楽しい作品だったな。
何よりBGMが素晴らしかった。
カーチェイスはルパン三世とかあそこらへんを思い出したな。
毎回固定メンバーが違う場所でドンパチやっていく
ていう作風もどちらかというとそういう感じですし。

サブタイトルが「Case~」になっているから
1クールじゃ描き切れていないエピソードがあるんだよな。
間のエピソードを埋める2クール目もあってほしいなって思う。

aisiafc2.jpg


以上プリンセス・プリンシバルの感想でした。
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コメント
No title
>>特に8話見た後の2話は伏線だらけだったんだって今になって気づく。

確かに2話は伏線まみれでしたね
てか他の話数も、なにげに伏線まみれで
分かった上で見直すと色々な発見があって楽しいです

チーム白鳩は、ある意味メンタル的には全員スパイに向いてないんじゃないかと
ドロシーは特にですが他の子も優しい女の子ばっかりですし

あと、この作品のテーマはアンジェの心の壁の破壊らしいです
個人的に今期上位クラスで面白い作品でした
2017/10/04(水) 11:16 | URL | サク #-[ コメントの編集]
No title
プリプリは敵もちょくちょく有能さを見せるんですよね。

特にラスボスのゼルダさんは「アンジェより優秀」設定も納得な感じなんですけど、
それに撤退を選ばせるちせはヤバい。
7話では回避した後でそれが銃弾だったと気づいたと推測されているし。

かろうじて十兵衛が、ベアトに斬りつけたせいで刀が損耗していたのが敗因の可能性があるぐらい。
2017/10/04(水) 20:06 | URL | NoName #-[ コメントの編集]
Re: No title
>サク さん
コメントどーも

> 確かに2話は伏線まみれでしたね
> てか他の話数も、なにげに伏線まみれで
> 分かった上で見直すと色々な発見があって楽しいです

バッカーノとかハルヒ1期みたいな時系列シャッフル系って
そういうところが結構あるんだよな。

> チーム白鳩は、ある意味メンタル的には全員スパイに向いてないんじゃないかと
> ドロシーは特にですが他の子も優しい女の子ばっかりですし

1話見た時点ではDTBみたいな仕事人のイメージあったけど
話が進むにつれてどんどんそんなんじゃないと思った。
(DTBも終盤になるにつれ黒チームの仲良くなっていくんだよな)

> あと、この作品のテーマはアンジェの心の壁の破壊らしいです

歯止めが効かなくなるわ
2017/10/04(水) 20:31 | URL | せーにん #-[ コメントの編集]
Re: No title
> プリプリは敵もちょくちょく有能さを見せるんですよね。
> 特にラスボスのゼルダさんは「アンジェより優秀」設定も納得な感じなんですけど、
> それに撤退を選ばせるちせはヤバい。

あと、ガゼルとかも優秀な敵なんだよな。
ある意味父親の仇であるわけだから、
ドロシー姐さんとサシで戦ってほしかった。

> かろうじて十兵衛が、ベアトに斬りつけたせいで刀が損耗していたのが敗因の可能性があるぐらい。

ベアトの首の金属滅茶苦茶硬かったのは
父親の歪んだ愛情の賜物なんじゃないかと思った。
胸糞悪くなりそうだけど、ベアトと父親のエピソードもやってほしかったかな。
2017/10/04(水) 20:36 | URL | せーにん #-[ コメントの編集]
古き良きチャーリーエンジェル
ゲイバーライド


作中ではアルビオン王国が大躍進した発明品でもあり不幸にした発明品でした。一話で登場した少女は直接の被害者ですがベアトリスもある意味では犠牲者かもしれません、下級貴族が出世するには国家に貢献する事で良い戦果を得るか国益に叶う資源を発見するか……ベアトリスの家の場合はこれが出来なかったので父親は人工声帯を……


ちせ


当初は堀川公を狙う父親を止める為に登場……その父親がボシンウォーで名が知れた人斬り……始末するも堀川公の計らいで留学に。家柄はどうか不明ですが軍人の妻としては申し分ないですね。



プリンセスの正体


さて問題はアルビオン王室が入れ替わっている事を知っているのか……案外女王陛下やアンジュの母親は知っているかもしれませんね。
2017/10/05(木) 01:09 | URL | YF-19k(kyouske) #vOF08ZPo[ コメントの編集]
Re: 古き良きチャーリーエンジェル
>YF-19k(kyouske) さん
コメントどーも

> ]ゲイバーライド
> 作中ではアルビオン王国が大躍進した発明品でもあり不幸にした発明品でした。

そういえば、ゲイバーライドに対する秘密とかは全く明かされなかったけど
あれはそこまで重要な物ではなく、本作の設定を生かすための
装置としての機能しかなかったってことか。

> ちせ
> 当初は堀川公を狙う父親を止める為に登場……その父親がボシンウォーで名が知れた人斬り……始末するも堀川公の計らいで留学に。家柄はどうか不明ですが軍人の妻としては申し分ないですね。

日本人だから小柄なのはわかるけど、それと同じぐらい小柄なベアトちゃんって・・

> プリンセスの正体
> さて問題はアルビオン王室が入れ替わっている事を知っているのか……案外女王陛下やアンジュの母親は知っているかもしれませんね。

コントロールの上層部とかは気づいててあえて
アンジェもプリンセスも利用してる感ある。
2017/10/05(木) 20:29 | URL | せーにん #-[ コメントの編集]
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