
アロウ君の正体が明かされ、多くの人間が消滅し、
アロウ君が曇りまくった第18話でした。
結局アロウの正体は
「神が壁の中の人類殲滅のために用意した兵器」だったわけですから、
「記憶は失っていた」のではなく、そもそも
「記憶なんて最初からなかった」ってことなんでしょうね。
人の姿にしたのはバインドワッパーを使えるようにするためで、
信念がないのにブライハイトを呼び出せるのは
そもそも規格からして普通の人間のそれとは違うってことが原因だったんでしょう。

バインドワッパーを使って消えた人間が
壁の外で柱になっていたことと
ルドルフの語った内容から察するに、
おそらく神とやらは
「信念」をエネルギーとして
利用するためにリンガリンドの人間にバインドワッパーを
与えていたのではないのだろうか?壁の中の人間同士で争えばそれだけで満たされていたけど
リュートとレッカという二大国が生まれてしまったため、
戦力が拮抗し争いが起きにくくなってしまった。

そこで殲滅兵器であるアロウを送り込んで直接
信念を収穫しようと思っていたけど、
何故かバグが発生してその使命を忘れてしまった。
って所から始まったのが本作だったってことなんでしょう。
(思えばエッジャ村に落ちたのはあそこに
グランエッジャがあったからなんでしょうね)
レッカの伝承として残っていたのは。
おそらく過去にも同じことをさせて
何度も世界をリセットしていたのではないだろうか?
しかし、アロウが来たことで結果的にリュートとレッカの戦争は勃発し
(半分くらいはルドルフの手回しですが)
多くの死者を生み出してしまったことは事実なんですよね…

ルドルフの目的はそのまんま
神の意志通りアロウを使って人類を殲滅すること。選定卿は「王を選定する役職」を表すのではなく
「神によって選定された者」を示していたわけです。
思えばリュートに着いてからここまで、
ずっとルドルフの良いように動かされてきたってことなんですよね…
そんな感じで、アロウの正体、
ルドルフの目的、神とやらの真意が明かされましたが。

気付けばアロウじゃなくてシュウが主人公になってましたね。
この状況でまだ希望を失わず、神への犯行を企てるあたりがカッコよすぎる。
"特別な力を持ったアロウ"ではなく、
"普通にリンガリンドに生まれた頭が良いだけのシュウ"が
一番神に反抗しているのはなんか良いですよね。

何気に大元帥が逆転のきっかけを与えるのはちょっと熱い。
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>>この状況でまだ希望を失わず、神への犯行を企てるあたりがカッコよすぎる。
すごくかっこよかったですね
てか監督曰くシュウも主人公で
アロウと二人で、いわゆるダブル主人公らしいです
あとルドルフが人間じゃないって
中の人繋がりでシンフォギアAXZのアダムを思い出しました
神に作られた繋がりでもありますし
コメントどーも
> すごくかっこよかったですね
> てか監督曰くシュウも主人公で
> アロウと二人で、いわゆるダブル主人公らしいです
この手の逆転の一手を考えてくれる軍師タイプは
性格は全く違うけどルルーシュを思い出す。
> あとルドルフが人間じゃないって
> 中の人繋がりでシンフォギアAXZのアダムを思い出しました
> 神に作られた繋がりでもありますし
やたら肌の露出が多いのもそれっぽいですね。