最後の異聞帯。最後のクリプターとの決戦。
という舞台に相応しい最大最高の総力戦でした。
本当にあの異聞帯にある戦力を全てかき集めて
ようやく倒せたっていうギリギリの勝利感で、
どの要素が一つでも欠けていたらあの勝利には繋がらなかったと思います。
第1部の時は
「こいつどうやって倒すんだよ…」ってなったビーストが前座として扱われていた点とかも
インフレの極地を感じましたね。
■ORT
型月世界最強という肩書きに偽りなしの
まさに
「化け物」でした。
個人的には「やっと終わったな…」って思った瞬間
自分をサーヴァントとして召喚してきたときは
変な笑いが出ましたよ。
全サーヴァントを駆使した総力戦は熱かったですし、
今まで活躍できなかったサーヴァントたちも
総動員できたのは凄く面白いと思いました。
ただ同時に
「二度と戦いたくねぇ!」って思いましたね。
しかも、今回登場したORTはカーンの民が頑張って
超絶弱体化していた上に異聞帯だから、
元々のスペックより低かったってあたりが
本当に恐ろしと思った点です。
■カマソッソ
出てくるたびに株が上がる我らが勇者王カマソッソ。中の人ネタかなと思ったら本当に勇者王と言っても
良い位活躍してくれましたね。
カルデアと敵対したという事実は間違いないのですが
結果的に彼がいなければORT討伐は無理だったわけですから
今回の
影のMVPだと思います。
あと、彼に関しては本当に「藤丸が迎える一つの末路」
を示したかのような存在でした。
たった一人残された状態で勝利した
もう一人の人類最後のマスター。
■ニトクリス
今回味方側のサーヴァントとしては一番活躍してた子
自らオルタ化して戦う流れは本当に熱かったですし、
トラロックとのレスバ対決や、カマソッソとのやり取りとか、
かなり見せ場が多かった印象です。
その他オルタ組に関しては…
エレちゃんがいつも通り過ぎて本当にオルタ化しても変わらないよね。
でも冥界を舞台に最大の活躍を見せてくれるあたりは
1部7章と同じでしたね。
紅閻魔とプロテアも活躍したのですが、
最初作戦に文句たらたらだったプロテアオルタが
藤丸の顔を見て、瞬時に作戦決行を即決したシーンがめっちゃ良かったです。
ああいう所見ると腐っても「英霊」なんだなって感じます。
■ディビット&テスカトリポカ
ただ偶然巻き込まれただけなのに罪を背負って
それでも善性を捨てずに腐らず戦い続け、
自身が壊れていったとしてもそれでも世界の為に戦う男。
本当にデイビットと藤丸君は似ていて
間違いなく
「世界のために戦ったマスター」の一人
だったと思います。
最後の焚火でマスターとして
藤丸くんと真っ向から戦うのが凄く良かったです。
異聞帯としてはもう消滅する運命で
「負け」は確定しているけど、
それでもマスターとして最後の戦いに挑むのが良い。
テスカトリポカは前半で嫌な奴だと思ってたけど
ただのおもしれー男でした。
すごくあり方が「神様」らしいんですよね。
■Uオルガマリー
何やってんだよ所長!!「これは7章終わった後に敵対する流れだな…」
って思っていたら最後まで味方だったのには驚きました。
ピンチの時に駆けつけてくれるあたりが本当にカッコ良かったですし、
何だかんだでディノスたちのことも結局見捨てなかったあたりとかも良かった。
あとワクチャンとの絡みとかも凄く良かった。
消滅したけどまだ謎が残されているので
まだ登場しそうな予感はしますね。
…最悪な形での再会にはなりそうですが。
■テペウとイシュキック
今回の記念礼装枠なんですが、
アーキタイプアースが出て来たり
直死の魔眼だったり眼鏡かけてたりで、
「ジェネリック月姫」ならぬ。
「ジュラシック月姫」だったというオチでした。
テペウは最初から最後まで良いキャラで
種として見てもディノスはこれまでの
異聞帯の人類で一番優れていたとは思います。
ただ同時に優れていたが故に
「停滞」してしまった感は否めなくて。
だからこそ最後の最後で非合理的な戦いに
赴く流れが最高だったんですよ。
カルデアと関わることでようやく
「前に進む」が出来たんだと思います。
あと最後にマシュに語った「命に差は出来てしまう」
っていう話は凄く印象に残りました。
差があるからこそ「感情」は生まれ
だからこそ人類史は紡がれてきたんだと思います。
あの後ORTの体力を1ゲージ減らしてたのは
おそらくテペウだったんでしょうね。
(紅閻魔ちゃんが死の概念追加追加した所に
直死ぶち当てて1回殺したってことだと思います)

総じて
「良き終焉」を描いた異聞帯だったと思います。
全部なくなってしまったというのは今までと同じなのですが、
全部命を使い切ったとも言えるので
犠牲者の多さの割には凄く爽快感の有る終わり方だったと思います。
という事で、最後の異聞帯の攻略が完了しましたが…
・「異星」の正体はカルデアス
・カルデアスは封印されたのではなく守るために氷漬けにされた
・異星の使徒は全部で7騎いる
・最後の戦いの地は旧カルデアのある南極カルデアがホワイトな企業じゃないことは
だいぶ前から言われてましたし、
カルデアスが異星っていう説も結構予想されてましたから
驚きはしなかったですけど、
最後の最後で立ち向かう相手が
「自分の所属してる組織」っていう展開は燃えますね。
ただ7章終了後を描いた
「奏章プロローグ オーディール・コール」を見る感じですと
南極に行くのは相当後にはなりそうですね。
不思議なバリアで守られてるラストダンジョンにたどり着くには
三つのアイテムを手に入れないとダメなようです。
しかし
「エクストラクラス使いすぎぃ!」って怒られていますが、
シールダーであるマシュが最初に手に入るサーヴァントな時点で
「一度もエクストラクラスのサーヴァントを使ったことが無いマスターはいない」のがホント酷い…

気付けばみんな好きになっていた。そんな物語でした。
- 関連記事
-
スポンサーサイト
まさかのククルカンだったのは驚きましたね…
そしてORT関連でアルクェイドが関わるかと思ったのですが、最後まで
出番はありませんでした。
後、ORT戦は総力戦と言われていましたが攻略サイトに書かれていたのですが
第一形態の蜘蛛の巣型の奴はむしろ単騎決戦でやった方が後々楽になる
形で吹きそうになりました。
居ましたが、今回ので一気に存在感をアピール出来ました。
宝具が一体何なのか気になりますが、恐らく周年サーヴァントとして
実装されそうな予感がします。
> まさかのククルカンだったのは驚きましたね…
> そしてORT関連でアルクェイドが関わるかと思ったのですが、最後まで
> 出番はありませんでした。
アーキタイプアースは出てきたんですけどアルク本人は出て来ませんでしたね。
> 後、ORT戦は総力戦と言われていましたが攻略サイトに書かれていたのですが
> 第一形態の蜘蛛の巣型の奴はむしろ単騎決戦でやった方が後々楽になる
> 形で吹きそうになりました。
自分も途中まで6騎全部投入してましたけど、途中から「あ、これ3騎でいいや」ってなりましたね。
> 居ましたが、今回ので一気に存在感をアピール出来ました。
U-オルガマリー所長は本当に7章のヒロインの一人でしたからね。
> 宝具が一体何なのか気になりますが、恐らく周年サーヴァントとして
> 実装されそうな予感がします。
そういえば結局宝具は判明しなかったですからね。
周年サーヴァントで実装はあると思います。
…それまでにメインストーリー進むのかしら?