おひいさまのなんてことない日常を描いた回。彼女からしたらたまたま訪れた場所で
たまたま出会った幽霊の願いを聞いてあげる、
そんなありふれた日常の出来事だったんでしょうね。

ただ2期で一番恐ろしかったと思ったのは
今回の犯人、梶尾隆也さんでしたね。
独占欲から妻を殺し、それを反省する心も持たず、
友人さんから妻を殺した犯人だと指摘されても
全く動じず琴子のことを気に掛けるあたりとか、
自分の願いを断った琴子を殺そうと考えてたあたりとか
善人そうな外面とは裏腹に本作で一番殺人鬼的な思考してましたね。
前回の音無家の人たちが
「人を殺したことに対する罪悪感」で悩んでいたので
余計今回の犯人のサイコっぷりが目立ったと思います。

おひいさまは探偵でもなければ警察でもないですから
わざわざ法的な裁きを犯人にあたえたりはしませんが、
「お前は死んだ妻から呪われている」ということを
突きつけることで罰を下したんだと思います。
ある意味で法的な裁きよりも、いつ終わるか分からない
妻の呪縛の方が彼にとっては罰になったんでしょうね。
総括:虚構推理(2期)
人外カップルのお二人が
怪異にまつわる不思議な事件を解決していく。
という内容でしたが、鋼人関連の話がほとんどだった1期と異なり
2期は雪女の話、雷のピノキオ、狐と音無家の事件と
様々な事件で様々な人たちと関わっていて面白かったです。
探偵ものとしてはかなり邪道ですけど、
話の流れやスタンスはまごうことなき探偵ものなんだと感じました。

2期は特に
「知恵の神」としての岩永琴子の方針や
冷徹さ、平等性、そして品性が描かれていたと思います。
正直品性下劣さが無かったら割と冷たい人間のように
見えることもあるので、あの設定で事緩和してるのは
上手いなと思いますね。

個人的に好きだったエピソードは
雪女回ですね。
雪女が可愛かったのもそうなんですけど、
人間関係で不幸になった室井さんが
怪異と関わって少し幸せになったという結末が良かったです。
善人には報われてほしいですからね。
以上、虚構推理二期の感想でした。

でも高級うなぎ屋で特上を頼む女子中学生いたら確かに気になるよね‥‥
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今回は相手がサイコだったので対応が厳しくなりましたが
霊に憑りつかれてるのが逆恨み.愉快犯.冤罪等の理由で憑りついてる等の
秩序に反した理由なら徐霊してくれます
おひいさまは正義の味方ならぬ秩序の味方なので
彼は琴子さんが唯一秩序よか優先する存在です
つまり前に言ってた琴子さんが怖いものとは九朗君を完全に失うことです
なので九朗君こそ琴子さんの最大の弱点になります
> 今回は相手がサイコだったので対応が厳しくなりましたが
> 霊に憑りつかれてるのが逆恨み.愉快犯.冤罪等の理由で憑りついてる等の
> 秩序に反した理由なら徐霊してくれます
> おひいさまは正義の味方ならぬ秩序の味方なので
今回は自業自得で因果応報な結末ですから、あれでよかったんだと思います。
> 彼は琴子さんが唯一秩序よか優先する存在です
> つまり前に言ってた琴子さんが怖いものとは九朗君を完全に失うことです
> なので九朗君こそ琴子さんの最大の弱点になります
問題はその九朗くんを捕らえるのは難儀だという点ですよね。
弱点が分かっても対処できないものは弱点と言えぬのでは?
目の前で犯人だと指摘し、誤解だと考えを変えても平気で会話を続ける友人もなかなかだと思う。
コメントどーも
> >余計今回の犯人のサイコっぷりが目立ったと思います
> 目の前で犯人だと指摘し、誤解だと考えを変えても平気で会話を続ける友人もなかなかだと思う。
確かに友人も結構肝が据わってますよね。
類は友を呼ぶなんでしょうか?