
アーケードコラボと言う皮を被った実質EXシリーズとのコラボイベントでした。
特に
「Fate/EXTRA Last Encore」の要素がかなり多かったので
ラスアンの真の完結編とも言える内容だったと感じましたね。
ただ、今回の事件の発端となったドラコ―は
元々ACでカルデアに倒されたドラコーなので
そこらへんは間違いなくACコラボだったと思います。
第1部で巡ってきた特異点を逆から辿っていく
という要素はFGOACの履修みたいな感じがしました。
FGOから派生したFGOACのキャラにEXシリーズの要素を
悪魔合体させて完成されたのが今回のシナリオ。
以下、キャラクターについての感想
■ドラコ―(ネロ)
今回の同行サーヴァントにして今回の事件の発端。
向こうのカルデアに敗れた彼女が願った
あることを叶えるまでのお話でした。
「死にたい、死にたい、死にたい、でも生きたい!」っていうなんともめんどくさい感情抱えた存在でしたが
そんな子を見捨てず
「愛」を与えるまでが今回の物語。
正直藤丸君は存在自体がビースト特攻みたいな所ありますから
今回結果的に二人のビーストを従えてるような状況も
彼の人徳のなせる技なのかもしれません。
思えばネロはFate/EXTRAが初出のサーヴァントなので
そりゃEXシリーズの要素が強くなるも納得できますね。
■セタンタ
今回の同行サーヴァントその2にして
クーフーリンリリィ的な存在の少年サーヴァント。
最初は兄貴に比べて未熟な印象があったけど
その在り方は間違いなく英雄クーフーリンと同一起源だって分かる。
今回、他が割とめんどくさいサーヴァント多かったですから
セタンタの爽快な英雄っぷりが際立っていましたね。
「英霊の理屈に収まる程度なら!
俺は英雄になんぞなれやしねぇ!」っていう師匠に言い放ったセリフはカッコ良かったです。
ホントどの媒体でもだいたい株を上げますよね。
ただ、ギャグイベントだと割とツッコミ役で不憫な扱いなのは
クーフーリンと同じですね。
■カドック
この度
イベント初参戦となったカドックですが、
結局プロローグとエピローグしかいなかったね…
今年の夏とハロウィンは一緒にトンチキイベント回ろうぜ!
ゴッフもそろそろトンチキに慣れてきたころだし、
新鮮なツッコミがほしいよなぁ。
カドックの胃には犠牲になってもらう。
■ロクスタ
めんどくせーネロの厄介ファンみたいなキノコ女
今回の裏切り枠なのは読めていたけど、
愛してるからこそ苦しまずに殺したいという
動機に関しては読めなかったよ…
結局のところネロに生きててほしいと願ってるあたりも
本当に今回愛情がもつれてるキャラ多かったなって感じる要因ですね。
毒耐性が無かったら藤丸君死んでたし
割とシャレにならないことしてるけど
なんかガン泣きしたら許された女。
■ティアマト
元ビーストの姿か…これが?「めんどくせー母親」って印象しかなかったビーストⅡ
「かつて戦った敵が味方に~」ってパターンは
FGOだと腐るほど見てきたけど、
ここまでママ落ちしてるサーヴァントも珍しいですよね…
割とギャグ寄りの性格してるけど性能だけは
間違いなくガチと言う厄介な存在。
だからまぁ終盤は凄く頼りになりました。
「泣いてる子は無条件で助ける」
という母としての在り方がドラコ―にスーっと効いてこれは…
■岸波白野
今回最大のサプライズ。まさかEXシリーズの主人公が登場するのは驚いたけど、
そういえば前々からちょくちょく藤丸君の後方先輩面して
色々とサポートしてくれていましたからねこの月の王様。
劇場版とかで前作主人公が助けてくれる展開良いよね…
あとラストでネロのこと見守ってるのが最高でした。
誰もいなくなった廃墟だけど彼女は決して独りぼっちではない
ってことが分かって良かった。
星を目指し天に向かって駆け抜けた旅路の最後に
「奏者(マスター)」にたどり着いたのは
ネロにとっては最高の結末だったんだと思います。
「フランシスコ・ザビ・・・」って言いかけてやめたけど、
確かに藤丸君は多種多様なサーヴァントに出会ってきてますから
「フランシスコ・ザビエルの疑似サーヴァントなんすね」
ってあっさり受け入れそうですからね。
これで本当にザビエルの疑似鯖としてカルデアに来たら笑うぞ

個人的には近年のコラボイベントでは一番面白かったなと思います。
予想してた
「向こうのカルデアの自分と戦ったあと共闘する」って展開は無かったけど、ある意味それは
エイプリルフールの野球イベで消化しちゃいましたからね。
しかし、例年通り「コラボとはいったい…」って思うくらい身内とのコラボをやっていますね。
まんわかもアーケードもFGOから派生して作られたコンテンツですからね。

劇場版サイズに拡大されたネロ幕間イベント
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