ユメミちゃんそれ飛んだとちゃう、落ちてるだけや!
「ぶっ飛んだのはあなたの心です…」という感じでスタートした空上げ最終回の感想です。
世界の破壊を防ぐため、世界の平和を守るため(ry
ユメミさん達はムント様のところにたどりつくが
そこに現れた
アルティメットクウガっぽい衣装に包んだグンタールさん、
なんと彼はイチコとスズメを拉致する、
なるほど三人とも手に入れるつもりですね…
ユメミ一人を手に入れるつもりのムント様とはロリコンの格が違います「やめろ、グンタール!」ムント様はそう叫ぶが
ポーズが…凄く…ダサいです※なおこの間イチコさんがずっと逆さです。
苦労人だと思ってたけど
肉体的な意味でも苦労人だとは
友達が拉致られたこととムントのあまりの使えなさに
「こりゃ私がなんとかせなあかんな」とぶち切れたユメミさんは
スーパーモードに目覚めました。いまにも「悪魔で・・・いいよ」って言いそうな雰囲気です
そして
服をビリッビリに破かれながらもグンタールさんを圧倒
これにはムント様、面目丸つぶれ
世界が閉ざされた世界でムント様は3人に新しい衣装を用意するんですが
なぜか袖なしミニスカセーラーwwwムント様の趣味ですね。わかります流石ムント様だぜ!最後の最後で特殊な性癖と変態趣味を丸出しです
たぶん彼にとってこの瞬間が
人生最高の瞬間なんだろうなぁ
そんなエロイ格好の3人+ロリコン魔人の
スーパーパワーで世界は救われましたとさ。
真面目な話、この作品のテーマは
「心」だったんでしょうね
では心とはどこにある?胸か脳か?
感情とはなぜ存在する?突き詰めてしまえば人間なんて所詮
電気仕掛けで動く人形と変わらない。だったらどこで人は自分の存在を理解する?
それは『心』心があるからこそ人は世界があることを認識でき
世界もまた人の存在を認識する。だからこそ世界は心で出来ていた。
どんなに科学が進んでも
『曖昧で目に見えないものの力』ってのは大切なんだと俺は思う
そういえば今回のサブタイトル
「愛すること」は
結局ムント様の片思いだったみたいですね
とりあえずユメミちゃんと付き合うのだったら
小姑(イチコ)さんがうるさいぞ~絶対
エピローグ
・ユメミは傘を持っていかなかった=もう持つ必要がない
・カズヤさん最終回だけちょびっと登場
・タカシは最後の最後までカワイソス
・天上と地上の間で交流が行われるようです
・新たな歪み=劇場版への布石だと思われる
・いなくなったムント様(やっぱり劇場版への布石かな)
・劇場版「空を見上げる少女の瞳に映る世界」放送決定正直地上のエピローグだけで終わらせておけば劇場版は
なかったんだろうなぁ…
総括:空を見上げる少女の瞳に映る世界結局のところ3.5話分の追加エピソードを踏まえて完結したMUNTOシリーズ。
まぁ京アニも一度作った手前どうあがいてもこの作品を完結させたかったんだろうな
OVA時代から見てた俺は毎週楽しんで見てました。
だけどこれだけ肯定しといてファンの方には申し訳ないのだが
それでも本作は
気になる点、不満点、欠点が多い
1.説明が難しい上に長いまず初見の人は世界観に馴染めず、説明が難しすぎるという時点で
付いていけなくなったんじゃないでしょうか?
正直OVAから見てる俺だって全部理解してると言われれば
全然そんなことないです。
神酒原さんが感想で述べているように
「込めたメッセージをきちんと視聴者に伝えるような優しい出来でなかった」と思う。
2.作画の使い回しこれには制作上仕方がないことなのかもしれません
だけど今だ「京アニ作品=高クオリティな作画」と認めて
それだけを目当てで見る方もいるんじゃないでしょうか?正直俺もそうだ。
そういった需要を持つ方たちが一話の絵を見て逃げて行ったのは
何となく理解できます。だって俺も
「OVAの絵使いまわしかよ!」って思ったもん
3.時期が悪かった正直これが一番引っかかりました。何故この時期に放送したのだろうか?
だってCLANNADと同じ時期に放送とか自殺行為だぜ?
途中からハルヒちゃんもはじまったし。なんか京アニは生き急いでるようにも見える
それと例のラン○ィス騒ぎも痛かったなぁあと「劇場版作るくらいなら全12話で全部終わらせろよ」と思いました。
しかしそれでも
「異端の者」として育ち「異端」を否定しながらも
それを受け入れ立ち向かうことを決めたユメミ他人のことを考えず一方的すぎた我儘な王子から
他者を想い他者を守れる王へと成長したムントこの二人の成長っぷりは十分評価に値すると思う最後に一言
エンディングのこのユメミが可愛くて仕方なかった。
以上!
なんだかんだで愛した作品です。
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改めてこの作品を考えるとせーにんさんの言われている通り、二人の成長が評価出来るだけの描かれ方はしていたので私としては楽しめました。
たしかに不満点も多いですがこれはこういう作品なんですよ。
たぶん多くの人がこの作品を嫌悪するのはユメミ達が「生の中学生」として描かれているからなのでしょう。彼女らは中学生だから中ニ病的行動もするし、思春期なので性格も一定していなくて分かりづらい。はっきり言ってこういう一貫性のないキャラが出る作品はウザがられますw。
でもあえてそれを描いた木上監督を私は評価したいです、作品の良し悪しは別として(苦笑)。
本音を言えば深夜アニメではなく、公民館等で上映したほうが評価してもらえる作品だとは思います。
コメントどーも
>「生の中学生」
そうですね確かに。相沢さんがラジオで言ってたんですが
ユメミってムントに対する反応と他の人に対する反応が全然違ってて
そういう部分が妙に生っぽい感じがします。
これまた新しい発見がありましたな。