
やっぱりと言うか案の定というか…
とがめは10数分別れの言葉を言い続けた結果逝きました。
復讐をもくろみ、自分でさえ駒として扱った女が迎えた末路は
最後まで自分勝手で自己中心的だったが
その
「気持ち」は偽りではなかったのだと俺は思う。
最後の台詞である
「私はそなたに惚れてもよいか?」は
第1話の「私に惚れても良いぞ」の対比になっていたんだろうな…
ただ最後まで
チェリオを気に欠けていたのは正直笑った。

七花の中の人はここ1年で凄く上手くなったよな。
彼が泣くシーンではちょっと涙ぐむ自分がいた。

そんなとがめという愛する人を失った七花だったが
後半では将軍の根城に殴りこみをかけ
七花無双を行う。
流石あの姉の弟、血は争えないな。
ある意味"とがめ"というリミッターが外れた状態の七花はまさに無敵
今までと違うダークな声がいかにも復讐者って感じでかっこよかった。
(実際は復讐なんて考えてなかったみたいだけど)

そしてまるで
ロックマン終盤のボスラッシュの如く
今まで出てきた刀11本と戦う展開は燃えましたな。
ていうか
瞬殺、あまりにも
瞬殺!
泣きたくなるほど
瞬殺で笑いが止まらなかった。
各変体刀との戦いはこちら↓
絶刀「鉋」:頑丈さが売りなのにアッサリ折れる。成長したから当然か。何気に2話の伏線回収
斬刀「鈍」:使い手がショボかった。取るに足らない居合など今の七花の敵じゃない
千刀「鎩」:苦戦したのは敦賀迷彩の性格が苦手だったから。ということで瞬殺
薄刀「針」:壊さないで戦うのが面倒だっただけで蓋を開けてみれば一番弱かった。
そもそもこの刀で戦っていた錆の腕の方が凄いってことが分かった。
賊刀「鎧」:地面と接してなければ良いってことで空中爆散。
思えば彼が
今回一番酷い死に方だった。
双刀「鎚」:今月の
まにわに枠。重さを殺しちゃ意味が無いだろう。
よってまにわに最弱キャラの扱いを受ける
悪刀「鐚」:殺して死なないからと言って殺し続けて死なないわけじゃない。
ねーちゃんに体で教えてもらった混成接続技で272回殺される。
微刀「釵」:日和号は強かったが一緒にいる人間が弱かった。
…っていうか足を引っ張ってた
王刀「鋸」:まぁ普通に木刀だからね。今の七花に勝てる要素が無い
誠刀「銓」:王刀以上に戦いようがない刀だったが…
この所有者可愛くね?何気に唯一生き残っていましたし。
毒刀「鍍」:特に理由もなくあっさりと撃破・破壊
そもそも
「破壊してはいけない」という制限が無くなった場合だと
変体刀がここまで弱いとは…
(というより完了形変体刀
「虚刀・鑢」が強すぎるんだろうけど。)
元の所有者より明らかに弱くて特性も理解できていないからかもしれんが…
俺たちが見てきた11時間は一体何だったんだろうか?

そして今回のサブタイトルにもなっている最後の刀
「炎刀・銃」『刀語』なのに最後に相手するのは銃っていうところが皮肉ってるよな
なんであんなに弾数持つの?って思ったけど
そもそも未来のオーバーテクノロジーの塊ですからね、
弾を自動生成してくれるシステムでも搭載しているんでしょう。
もしくは
無限バンダナでも装備しているか。

右衛門左衛門VS七花の戦いは
まさに
最終回に相応しい死闘だったな。
七花がここまでダメージを負ったのは初めてですし
あそこまで撃たれちゃ流石に俺もこの後死ぬと思ってた…
ともあれ、最後まで主の命令に忠実に生きた忍に敬礼を。
ここらへん最後にとがめの命令を無視した七花との対比になっているんだろうな…

四季崎、そして否定姫の真の目的は
本来の日本が迎えるべきであった歴史の修正。だから江戸幕府ではなく尾張幕府だったわけか…
だが尾張幕府もまた同じ末路をたどろうとしていたのでそれを破壊するため
七花を成長させ将軍殺害に仕向けさせたと…つまり「その再生を破壊する」
それにしても
チェリオすげぇぇー!なんとなくゴムゴムの斧でアーロンパーク破壊した時を思い出した。

最後のEDは前期OPを担当した栗の子。
こなゆきや看板娘も元気にやっているようで安心しました。
っでなんで否定姫が七花と一緒にいんの?
しかもスッゲー可愛くなってるし否定姫大勝利!希望の未来にレディ・ゴー!!ってか?
最終回でヒロインが死亡して、代わってラスボスと思われた女が
ヒロインポジションになって終わるなんて予想だにしなかったよ…
でも個人的には
アリですね。
この作品はあまりにも多くの命が無駄に散って行ったわけだが、
その中でとがめと右衛門左衛門がそれぞれ願った
七花と否定姫の生存は果たされたのは唯一の収穫だと思った。
とがめも草葉の陰でほほ笑んでるっての!
「ただしアンタはそのころ八つ裂きになっているだろうがな」と決め台詞で閉めた七花はこれから否定姫と一緒に
とがめの果たせなかった日本地図を作るという夢を
叶えていくんだろうな。刀語これにて完結
総括:刀語いい最終回だった…1カ月に一度一時間で放送して12話で完結
…という今までにない手法を取り入れたアニメでしたが、
こうして1年を経て完結してる所を見ると感慨深いな。
結局四季崎の行おうとしていた歴史の改変も破綻し
12本の変体刀をめぐるこの戦いはまったく意味をなさなかったわけですが、
どこか
爽快感のある終わりかただったと思う。

作品を通してのMVPはとがめ役の
田村ゆかりさん前半はほぼゆかりん無双な上に後半のデレデレっぷりも凄まじかった。

キャラとして好きだったのは最強姉こと
鑢七実彼女の活躍する4話、7話は凄く好きでした。
あとネタとしてブレない面白さを提供してくれたのが噛ませ軍団「まにわに」
みんな最高だった。
ともあれ…
1年間お疲れ様でした! 【関連記事】
・刀語 第2話「斬刀・鈍」感想・刀語 第3話 感想・刀語 第四話「薄刀・針(ハクトウ・ハリ)」・刀語 第五話「賊刀・鎧」・刀語 第6話「 双刀・鎚」・刀語 第七話「悪刀・鐚」・刀語 第八話「微刀・釵」・刀語 第九話「王刀・鋸」・刀語 第10話「誠刀・銓」・刀語 第11話「毒刀・鍍」
では最後に…チェリオ!
- 関連記事
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>七花の中の人
来年は「もしドラ(ドラッカーのやつ)」と「レベルE」で出演か・・・
>七花無双
羽織じゃなくね般若面付けてたら面白かったな
>変体刀
大体、そのときは未熟だった、破壊しちゃだめだから手加減しなきゃいけなかったからだったんですね。まあ、それでも今回のやつらと元のやつらでは強さが劣化してるのが多かったのだろうから強かったのだろうが。
・絶刀
「菊」自体がそれを破壊するための技だったみたいですね
・千刀、双刀
ここらへんがグロかった
・賊刀
忍術で体を大きくしてるだけで体重は同じだからとがめから教わった攻略法が上手く言ったかと。奇策師に同じ手は効かないということか。
・王刀
中身のないやつには意味がない刀か・・・
・誠刀
中の人早見さんな。
エンジェロイドかセキレイ呼んできてくれ
>右門左衛門
>炎刀
・格闘戦
銃拳術の漫画とか見たことあるな
・炎
お前はXANXASかwww
死ぬ気の炎www
>こなゆきや看板娘も元気にやっているようで安心しました。
看板娘「このど素人がぁーーー」
こなゆき「元気すぎるってこなゆきはこなゆきは(ry」
>否定姫大勝利!希望の未来にレディ・ゴー!!ってか?
七花「ちょっと兄を捜しにガンダムファイトしてくるわwww」
否定姫「マネージメントは任せて!!」
まあ、こいつら指名手配されててもおかしくはないような気もするが
歴史が修正できなかった事とこの言葉が治らなかったのは偶然の一致?
>七花の中の人
ここ一年で結構うまくなってましたね。
>ボスラッシュ
むしろあんな変態刀を渡されたうえ短期間で使いこなすのは無理だろ
>誠刀「栓」
ビームサーべルみたく戦うと思ったらそんなことも無く、自棄になって投げたのは吹いたw
>とがめ役の田村ゆかりさん
自分の中では、かなりのハマリボイスでしたw
>最強姉こと鑢七実
もしも悪刀ではなく炎刀を持ってたらどうなってんだろうか(王刀は確実に弱体化する)
途中からアニマックスで観なおして若干ハマり
いつの間にか欠かさず一か月の楽しみで観ていた刀語
またこのような面白アニメ作品があってほしいと思います。では
炎刀は原作だと装填数がはっきり決まっていて
衛門が「錆白兵にも鑢七実にもかわせない攻撃」に出て七花が奇策でそれを乗り越える――みたいな雰囲気だったのですが
アニメのほうは映像的に見栄えのする方向に少し切り替えてきましたね
コメントどーも
> >七花の中の人
> 来年は「もしドラ(ドラッカーのやつ)」と「レベルE」で出演か・・・
もしドラはわかりませんがレベルEは見ると思う
> >七花無双
> 羽織じゃなくね般若面付けてたら面白かったな
だが実際は敵が般若をつけていたという罠
なんだ生きてんじゃんとがめさん(ォィ
> >変体刀
> 大体、そのときは未熟だった、破壊しちゃだめだから手加減しなきゃいけなかったからだったんですね。まあ、それでも今回のやつらと元のやつらでは強さが劣化してるのが多かったのだろうから強かったのだろうが。
再生怪人は弱いの法則!
> ・絶刀
> 「菊」自体がそれを破壊するための技だったみたいですね
虚刀流自体がアンチ変体刀を体現した剣術だからな
対抗する技があってもおかしくはない
> ・賊刀
> 忍術で体を大きくしてるだけで体重は同じだからとがめから教わった攻略法が上手く言ったかと。奇策師に同じ手は効かないということか。
しかし彼の死に方はどこか世紀末救世主にやられたザコキャラのごとくだった。あべし
> ・王刀
> 中身のないやつには意味がない刀か・・・
所有者を王道に導く刀だからな、もとより持った王道としての素質がない奴には無価値なわけか
> ・誠刀
> 中の人早見さんな。
> エンジェロイドかセキレイ呼んできてくれ
11人の新キャラすべて使い回ししてないところがある意味すげぇ
> >右門左衛門
> >炎刀
> ・格闘戦
> 銃拳術の漫画とか見たことあるな
ブラックキャットぉ…
> ・炎
> お前はXANXASかwww
> 死ぬ気の炎www
なんとなくRPGとかで銃キャラが使いそうな技だな
> >こなゆきや看板娘も元気にやっているようで安心しました。
> 看板娘「このど素人がぁーーー」
> こなゆき「元気すぎるってこなゆきはこなゆきは(ry」
看板娘強くなりすぎだろ…聖人クラスって
> >否定姫大勝利!希望の未来にレディ・ゴー!!ってか?
> 七花「ちょっと兄を捜しにガンダムファイトしてくるわwww」
> 否定姫「マネージメントは任せて!!」
戸松さんが最後の大勝利って珍しいのでは?
まにまに(姫っち)→敗北
アスラクライン(操緒)→ある意味敗北
あそび(真奈美)→ある意味敗、というか決着つかず
ToLoveる(ララ)→ハーレムエンドだが気持ちは春菜に
タクト(サカナちゃん)→途中退場
> まあ、こいつら指名手配されててもおかしくはないような気もするが
でもたとえ追手を差し向けても負けそうにない気がするな。
コメントどーも
> >最後までチェリオ
> 歴史が修正できなかった事とこの言葉が治らなかったのは偶然の一致?
てっきり最終的にはチェリオだけ改変された未来があった…
というオチが来ると思ってた。
> >ボスラッシュ
> むしろあんな変態刀を渡されたうえ短期間で使いこなすのは無理だろ
渡された時それぞれどういう風に思ったんだろうね。
特に誠刀と王刀。俺なら無理ゲーすぎて逃げ出す
> >誠刀「栓」
> ビームサーべルみたく戦うと思ったらそんなことも無く、自棄になって投げたのは吹いたw
そして蹴り一発で破壊されるのには笑ったな。よくとがめは壊さずに掘り当てたもんだよ
> >とがめ役の田村ゆかりさん
> 自分の中では、かなりのハマリボイスでしたw
1話見るだけでゆかりん成分を半年分チャージできるとまで言われてたからな。
> >最強姉こと鑢七実
> もしも悪刀ではなく炎刀を持ってたらどうなってんだろうか(王刀は確実に弱体化する)
うーん…ねぇちゃんの特性は相手の技を見取ることだからな。
実際使ってるところを見ないと流石に扱うのは無理なのでは?
> 途中からアニマックスで観なおして若干ハマり
> いつの間にか欠かさず一か月の楽しみで観ていた刀語
> またこのような面白アニメ作品があってほしいと思います。では
確かに月1の作品はまたやってほしいですね。
コメントどーも
> 一年間の感想お疲れ様でした
とか言いつつも1話で個別感想を書いてないことに今さら悔いている自分がいます
> 炎刀は原作だと装填数がはっきり決まっていて
> 衛門が「錆白兵にも鑢七実にもかわせない攻撃」に出て七花が奇策でそれを乗り越える――みたいな雰囲気だったのですが
> アニメのほうは映像的に見栄えのする方向に少し切り替えてきましたね
そうなんだ…ちゃんと装弾数決まってたんだ。
そういえば後半接近戦オンリーだったのは弾切れのせいか
Aパート?はほぼ、七花ととがめの総決算みたいなシーンで感動した。七花は勿論、とがめもこの旅の中で変化してたんだなと。志し半ばではあったけど、七花と出会ったことで満たされた部分では幸せだったと思う。
>覚醒七花
復讐ではなく、とがめの意志を受け継いだ感じかな。ちゃんと形見(髪毛)も持ってたのはグッド。
>ボスラッシュ
七花の成長と完了と完成の違い、付け焼き刃とオリジナルの強さを見せ付ける演出で良かったな。しかし、王刀さんェ…。
>工舎ちゃんマジ誠刀!
いきなり良キャラ出て来て不意打ち喰らったわ!もっと工舎ちゃんのこと知りたいな♪
>VS炎刀
七花のスピードパネェな!炎刀もただの銃じゃなく文字通り炎が出たり、斬撃が飛んだり、変態刀の名に恥じない能力だったな。つまり、炎・刀・銃の3機能があるという言葉遊びか。
>戦い終わって…
結果、主要メンバーで生き残ったのは七花、姫、こなゆき、斬愧だけか。一応、輪廻も生きてるか?
>最後の総出演ロール
なんだかんだで一番不憫なのは、錆だろ!
>頬に十字傷の男…だと
このまま日本、世界と放浪するなら佐之介だけど。姫は好意あるみたいだが、七花は相手にしなさそうだな~。あと、姫も一応形見持ってるのね。
>名作と言わざるを得ない
ここまで始めから終わりまでしっかりした作品は中々ないなと。勿論原作の西尾さんの構成力もだが、それをアニメに再現したスタッフは良い仕事してるな。
>姉の話
多分、姉ちゃんも刀は使えない体質なんじゃないかと。(悪刀も刺してただけだし)てか、鑢の血が全部そうかと。
コメントどーも
> >二人の終わり
> Aパート?はほぼ、七花ととがめの総決算みたいなシーンで感動した。七花は勿論、とがめもこの旅の中で変化してたんだなと。志し半ばではあったけど、七花と出会ったことで満たされた部分では幸せだったと思う。
そういえば後から気付いたんですが
とがめの目の色が変わってるときは嘘をついてるときなんだよね
> >覚醒七花
> 復讐ではなく、とがめの意志を受け継いだ感じかな。ちゃんと形見(髪毛)も持ってたのはグッド。
最後まで髪フェチだったなこの男は、何気に着てる衣装は血染めになったとがめの服か?
> >ボスラッシュ
> 七花の成長と完了と完成の違い、付け焼き刃とオリジナルの強さを見せ付ける演出で良かったな。しかし、王刀さんェ…。
多分全員で一斉に戦っても負けてたと思う
> >工舎ちゃんマジ誠刀!
> いきなり良キャラ出て来て不意打ち喰らったわ!もっと工舎ちゃんのこと知りたいな♪
最終回でしかも登場したのは2分たらずだからな…
> >VS炎刀
> 七花のスピードパネェな!炎刀もただの銃じゃなく文字通り炎が出たり、斬撃が飛んだり、変態刀の名に恥じない能力だったな。つまり、炎・刀・銃の3機能があるという言葉遊びか。
変体刀にしてはずいぶんシンプルだけど一番強かったんじゃないかな?
> >戦い終わって…
> 結果、主要メンバーで生き残ったのは七花、姫、こなゆき、斬愧だけか。一応、輪廻も生きてるか?
明らかに戦死者の方が多いからな。ねーちゃんが倒した数を数えるともっと多そう
> >最後の総出演ロール
> なんだかんだで一番不憫なのは、錆だろ!
錆さんはもう一つの完了系変体刀の一族なのにこの扱いは…
> >頬に十字傷の男…だと
> このまま日本、世界と放浪するなら佐之介だけど。姫は好意あるみたいだが、七花は相手にしなさそうだな~。あと、姫も一応形見持ってるのね。
お互いくっついたりはしないと思うんだ。
まぁこの先の物語の展開なんて視聴者や読者が勝手に想像するだけで十分だと思う。
> >名作と言わざるを得ない
> ここまで始めから終わりまでしっかりした作品は中々ないなと。勿論原作の西尾さんの構成力もだが、それをアニメに再現したスタッフは良い仕事してるな。
最初は「セリフやたら長いなー」としか思ってなかったけど3話あたりからだんだんハマっていきましたね
決め手となったのは4話のねーちゃん無双だったかな。
> >姉の話
> 多分、姉ちゃんも刀は使えない体質なんじゃないかと。(悪刀も刺してただけだし)てか、鑢の血が全部そうかと。
姉ちゃんはまにわにが使ってるところを見て刀を使えるようになった