思えばミルキィホームズは夏ごろに「空気読めよ」っていうくらい
アニメ番組のCMで流れていたのが原因でアニメを見始めて、
3話くらいからじわじわハマってそしてゲーム購入と…
見事に販売戦略に乗せられてるな俺。悔しいけど、その点に関しては完全に俺の負けだよ。
さて本編の感想ですが…
ちゃんと探偵物としてもキャラゲーとしても良い作りになっていました。
以前の感想で「普通に『重要なファクター』を回収していけば割と簡単」
っと言いましたが、プレイされた方ロードを何回使ったか数えよう。
(俺は1エピソードに一回はロードしたな…)
というくらい推理パートも結構こってた。
また本作の醍醐味となっている
QCA(クイック・コマンド・アニメーション)も中々楽しめたです。中盤のアルセーヌの攻撃回避は完全に初見殺し
アニメーションに関しては動きと作画力がかなり気合入ってた。
壁を持ち上げた後のエリーの恥ずかしがるそぶりとか、
スプリンクラーでびしょ濡れになたネロの服の湿り具合とか、
ホント細かいところまで描写されていたと思った。
一つ不満があるなら、
ボリュームが少ないことだな。
2期OPが流れて「さぁここからか!」って思った30分後には
ゲームが終わっていたというのはちょっと肩透かしを食らったぞ。
あと
キャラクター一人に注目したエピソードとかあったら最高でした。
(なんせデートイベントとED以外はほぼ共通パートだったからな…)
まぁ無駄に長いとダレそうだしな。最後までテンポが良かった点は評価したい。
以下、キャラクターの感想です。
小林オペラ
本作の主人公、序盤はローテンションがちな優柔不断男に見えるが、
一度スイッチが入ると熱血モードになり
凄まじい洞察力と推理力を発揮する。
特に
暴露シーンにおける彼のテンションの上がりっぷりは異常であり
ミルキィ一人ひとりの名前を呼ぶ所ではかなり気合が入ってる。
決め台詞は
「これは重要なファクターだ!」使っていたトイズは結局不明だったが
正直トイズの力なしでも探偵として食っていけると思う。
また、空気を吸うようにキザな台詞を吐けるフラグ一級建築士。
あのミルキィ全員をまとめあげ、優しくフォローし
なおかつフラグまで立ててしまうというイケメン超人。
(ただし恋愛面に関しては得意の洞察力は見せることない)
アニメ版にこの人がいたらミルキィホームズは
まともな能力者推理アニメになってたんだろうな…
なおアニメ版で彼が不在な理由は(以下反転)
再び探偵になるためイギリスに行ったからシャーロック・シェリンフォード
このたび
空から降って来る系ヒロインになったシャロだが
性格面はアニメ版と比べてかなり大人しくなった感じだったな。
元々身体を張ってギャグをとるヒロインだったアニメ版の方が異常だったわけだが(苦)
性格変更に伴い黒い部分も持ち合わせてはいない!シャロちゃんは良い子
だけど中の人が頑張ってるのか、たまにアニメ版を想わせる変な言い回しをしたりする。
身長と見た目とキャラのせいか、小林先生との関係は
一番先生と生徒の関係がしっくり来る組合せだった。
(つ-かシャロしか「先生」って言ってねぇしな)
しかし呼び名は「シャロ」が多い分
「シャーロック」と呼ばれると非常に違和感がある。
(エリーの「エルキュール」もそうだが)
譲崎ネロ
俺のネロがこんなに可愛いわけがない!アニメでは若干クズなネロちゃんだったが、
ゲームではかなり冷静な性格になっています。クーデレ?
作中で見せる探偵としての勘の良さは凄まじく
ここ一番で鋭い勘を発揮するあたり
ミルキィの中で
一番探偵向きの性格なんじゃないかと思う。
(実際最後はネロのおかげで命拾いしたようなもんだし)
更に恋愛面ではちょっと小悪魔的なキャラになっており
デートイベントでは
ミルキィ一番の破壊力を持つヒロインと化す。
とにかくお菓子を進めてくる時のCGが反則的なまでに可愛い!
エルキュール・バートン
エリーはアニメ版との差異が一番少ないキャラだったが、
ムッツリスケベな一面は影を潜め
(むしろゲーム版で一番ムッツリなのはコーデリアさん)
読書少女な一面がクローズアップされいていた。
エリーと会話すると小林先生はいつも以上にキザで
歯が浮きそうな台詞を吐きまくるので
俺は心の中で何度ギップルを召喚したことか…
エリーは元々ギャルゲーのヒロインっぽいキャラだったので
そこまで驚きは無かったかな。
あえていうなら
笑顔になった時のCGが物凄く可愛かったことかな。
あそこだけは小林先生と俺のシンクロ率は400%超えてた
コーデリア・グラウカ
アニメ版では頭がお花畑だったり、ビーストモードを発揮したりと
大暴走っぷりを発揮しているコーデリアさんだが、
ゲーム版では何故か教官プレイに目覚め、
みんなを心配する真面目なお姉さんキャラとしての一面が強化される。
更に年相応の少女らしい
乙女回路も搭載され
ハネムーンと聞いて教官と二人きりを想像したり、
デートイベントでは告白寸前まで行ったり、
ミルキィの中でも一番小林先生に熱を上げていた。
戦闘能力に関してもミルキィの中でも一番で
素手でストーンリバーをボコボコにしたり、
アルセーヌと渡りあったりと大活躍だった。
なにこの「綺麗なコーデリアさん」?だが小林先生を不審者と勘違いして
いきなりジャーマンスープレックスをキメる所や、
メリーゴーランドでのはしゃぎっぷりを見るからには
どこか
後のお花畑化の片鱗を感じさせるぜ…
彼女のトイズ「ハイパーセンシティブ」 は要所要所で活躍していた。
暗闇が苦手ではなかった所を見ると
どうやら暗闇が苦手なのはトイズを失ったからなんだと俺は思う。
・G4攻略キャラじゃなかったけどそれなりに出番があった。
(貧乏くじばかり引きまくっていたけどね。)
神津:
ゲームオリジナルキャラでG4の上司
小林先生はともかくコイツはなんでいなくなったんだろう?
やっぱり左遷されたんだろうか?(いろいろやったしなー)
小衣:
ほぼ大差なし、
「ココロちゃんって言うな」のやり取りも健在
ただゲーム版は神津警視にぞっこんである。
平乃:
黒い一面がほぼ無くなって
普通に礼儀正しいゲーム版烏丸ちとせみたいなキャラになった
次子:
小衣ちゃんのお姉さん的な要素が増えた。
豪快な性格も強調されるが意外と乙女らしい一面も見せる。
咲:
アニメと比べるとちょっと小悪魔的になった。
咲とネロは小林先生が苦手とする二大キャラとなっている。
・怪盗帝国アルセーヌ(アンリエット):
アルセーヌの方は平常運転だが
会長版(アンリエット)の時はかなりキャラが変わっていた。
思わず
ゲーム版では会長とアルセーヌは別人なのではと疑ったぐらいだ
ストーンリバー:
「変わりなく」のやり取りが面白かった。
性格面も変わりなく…てかこの人に関してはこっちが素だろ
トゥエンティ:
ブレない安定性と変態性。だがゲーム版だと脱がない
ラット:
このころのラットくんはかなり荒れてたんだな。
かなり爆弾マニアで破壊狂的な印象が強かった。
最後に…
そういえばアニメ版ではわからなかった設定
「怪盗に対して何故探偵じゃないといけないのか?」という理由は
ゲームをやってようやく納得できましたね。
いわゆる能力者には能力者で対抗っていう理由で
だからトイズを失うこと=探偵である資格を失うってことなのだろうな。
こんな感じで作品の設定を知る意味でも楽しめた作品です。
アニメを見てる人はミルキィの新しい魅力に気づくかも。
続編が出るのが決まっているそうなので
そちらのほうも期待したいです。
以上、ゲーム版『探偵オペラ ミルキィホームズ』の感想でした。
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しかしOPの猫はなんだったんだろうか…?
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とりあえず、お金が出来たら買ってみよう。(*^o^*)
とりあえず、シャロとネロに期待!
ブロッコリー作品がGAみたいに盛り上がると良いですね。(≧▽≦)ゞ
ありがとうございます。
GAは1,2合わせて全作品制覇しましたからね。
ミルキィも制覇すると思います。
すべて通してイベント絵を、たにはらなつき先生が描いていないので仕方ないかと。
> 無い、って話してた画像は宣伝用のですね。
> すべて通してイベント絵を、たにはらなつき先生が描いていないので仕方ないかと。
なるほど