せーにんの冒険記

作画もアイドルも最後の力を出し尽くしたかのような
素晴らしい最終回だった。
欲を言えば新曲はＰＶじゃなくてライブにしてほしかったが、
Ａパートの超作画でグリグリ動き回るREADY！＆CHANGE！が凄かったんで
それは過ぎた欲ですね。

最終回ということで各キャラの感想です。


・天海春香


７６５プロのまとめ役。
崇めたてまつりなさい！
序盤中盤と目立ったエピソードが無く
メインヒロインなのに空気…とか思ってましたが
千早関係のエピソードや終盤のメイン回では
完全に「主人公」だった春香さん。
一番のメインなのに最後までソロステージが無かったが、
そこは「みんなといっしょ」が良い春香さんらしいよねっと思った。


・星井美希


７６５プロの最終兵器。
Ｐの嫁にして事実上のメインヒロイン
最初はただ寝てるだけのキャラだったのに
１クール終盤辺りから出番や立ち位置などかなり優遇されてた。
実際アイドルとしての才能は一番じゃないかと思う箇所が多かった。
おまけにスタイルも抜群…全国のプロデューサーさん爆発してください。
正直２クール以降「ハニー」って言いながらデレデレで
甘えてくる所とか凄く良かったです…てへ


・如月千早


７６５プロの歌姫。
春香、美希に次いで出番と見せ場を用意されたアイドル
第２０話「約束」は春香が主人公化しみんなに支えられた
千早が涙ながら歌うという感動のエピソードだった。
しかし胸関係はもはや公式で苛められてる気が…「くっ…」


・萩原雪歩


７６５プロの穴掘りアイドル。
お前が信じるお前を信じろ
序盤のエピソードでは目立ったが…結構空気感が凄かった雪歩
正直誕生日が無かったら忘れてた所だよ(ォィ
穴掘りと男性恐怖症っていうキャラ立ちもあんまり目立たなかったし。
それでも可愛い！やっぱり雪歩可愛い！


・水瀬伊織


７６５プロのツンデレ代表。
くぎゅぅぅぅぅぅ
中盤以降竜宮小町関係のエピソードが多く
色々と目立ってたアイドル。
「デコちゃん」→「デコちゃんって言うな」
という美希とのやりとりはもはや芸風の一つ


・高槻やよい


７６５プロのロリ枠。
やよい、君に決めたぁ！！
彼女にハイタッチしたいという紳士は全国にごまんといるだろう。
生スカで園児服着せたりクッキングアイドルになったり、
どうやらＰも彼女の売り出し方だけは心得ているようだ…
ご実家の都合上、やたら食い物ネタやお金ネタで出張ることが多かった。
やよいに死ぬほど美味しいもの食べさせてあげたい！


・菊池真


７６５プロのイケメン王子。
先輩、コイツ俺のなんできやすく触らないでもらいませんか？
どう考えても他のアイドルと担当が住み分けできているので
目立つことが多かったまこちん。メイン回もそうだが
あずささん回で見せたアクションも凄かった。
お前アイドル辞めてハリウッドでアクションスターになれ


・三浦あずさ


７６５プロのお姉さん担当。
でもやっぱり俺は髪長かった時の方が好きだなー
竜宮小町関係で出番が多かったあずささん
メイン回はハチャメチャが押し寄せてきそうな内容で
街で出会う人全員を幸福に導いてしまうという
三浦あずさの魅力を余す所なく発揮させたナイスな展開でした。


・秋月律子


７６５プロの眼鏡っ娘担当。
いっぱいおっぱいいっぱい！
アイドルとしてではなくプロデューサーとしての
鬼軍曹っぷりが目立ってたりっちゃんですが、
メイン回と最終回ではアイドル復帰！
でもプロデューサーやってる方が似合ってると思うのは俺だけか？


・双海亜美＆双海真美


７６５プロの双子担当。
ある人は言いました…「剣を二つ持ったら攻撃力２倍なんじゃね？」
ということで一人より二人。それが双子の魅力
やよいが幼いながらも頑張り屋でしっかり者のいい子だとしたら
この双子は年相応の天真爛漫さを持った悪戯好きのマセガキ(悪ガキ)。


・四条貴音


７６５プロのお姫様。
最初から最後までキャラがブレなかったお姫ちん
彼女のはなった一言はイチイチ的を得てるものが多く
７６５プロのアイドル達の方針をひとまとめにする。
頼むからその存在感を雪歩辺りにも分けてやってくれ


・我那覇響


７６５プロのムツゴロウ。
なんくるないさー
動物関係のお話なら彼女に任せろ！
響チャレンジはある意味苛めとしか見えなかったが
ハム蔵はある意味本作のＭＶＰ
いついかなる時も響の傍を離れなかった彼に敬礼。


・音無小鳥


７６５プロの事務員さん。
たまに出てきてお茶の間の小鳥さんファンを満足させるのが仕事
かと思いきや２１話ではまさかのソロステージを披露。
最終回では病室でＰと夫婦的な空気を醸し出す
(正直「告白でもすんのかな？」って思ったよ)


・プロデューサーさん


最後はこの人、我らが分身にしてハーレム野郎
…じゃなかった苦労人のプロデューサーさんです。
放送中色々と"無能"とか言われていましたが
最初一番やる気のなかった美希が終盤では
常に上を目指そうと頑張ってる姿を見る限りじゃ
プロデューサーとして成功したんじゃないかと思う。


総括：アイドルマスター


ゼノグラシアの悪夢…(といっても俺は嫌いじゃないがな)
を振りきり素晴らしきアイドルアニメとして昇華した真アニマス
ＥＤは毎回変わったし、ＯＰやライブではグリグリ動いてたし
各アイドルごとにキャラもしっかり立ってたし、
見せ場となるシーンではちゃんと盛り上がりましたし、
何よりもスタッフの愛が感じられた作品でした。

一つ難点があるとしたらアレだけ犯罪ギリギリ(ていうか犯罪)
のことをしまくった黒井さんが何も罰を受けず
更には金をだまし取った揚句高笑いしながら終わったことですね。
社長は｢根は悪い奴じゃない」って言いますが
少なくともアニメ見た限りじゃ性根まで腐ってそうな野郎という
印象しか残らなかったな…


では最後にひとつ

アニメしか見てないけど
アイドルマスターで3人選ぶとしたら

俺は雪歩、美希、やよいだね。



これで２０１１年のアニメ感想は終結

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