物語は、いつも幸福な結末とは限らない。
キャッチフレーズの時点で大体察しはついていたけど…
終始
「誰か、頼む誰か説明してくれ!」って言いたくなるようなゲームだった。
作中人物のセリフや、やり取りを見て
だいたいは察することができるけど
少なくとも作中人物が明確な説明をしてくれなかった作品。
特に主人公なんかは最後まで事情を知る機会がなく
いつの間にか騒動に巻き込まれて死んだっていう
印象しか残らなかったからな…
「地元の祭りの手伝いに実家に帰ったと思ったら
いつの間にか化け物になって自分から死ぬ選択を
選ばざる負えない状況になる」こうして書くとド不幸だよな…旬
あと、グランドエンドを除いたすべてのルートの結末が
ほぼ同じってどういうことじゃい!
そのため最初クリアしたルート以外は
非常に
「消化試合」って感じがぬぐえなかった…
そういう作品のスタンスなのかもしれませんが
それに報われない人多すぎだよな…
特に葵と融はどうあがいても助からないからな。
妹の祥那ちゃんが一番可愛かったんですけど
妹に手を出す=バッドエンド確定なので
プレイヤーは賢者タイムの後死ぬ主人公の姿を何回も見ることになる。
他のキャラの時は別に何ともなかったのに
なんで妹に対してあそこまで異常に欲情するんだろうね?
それにしても
祥那ちゃん幼すぎ!精神年齢的には10歳ぐらい
なんじゃないかと思うくらい幼い。
一番好きなキャラは
「壟峯 碧織」ちゃんです。
序盤はクールでツンツンしてるけど
不器用に女の子しようとしてる所とか可愛い。
特撮好きのヒーロー志願者っていうのも中々ポイント高かったです。
しかし初体験の時痛すぎてできないっていう展開は
長年パソゲやって来たけど始めてみましたね。
(探せば他の作品でもあると思いますが
少なくとも自分はこの子が初めてでしたね)どうでもいいが冒頭シーンでホームにいた理由って
結局なんだったんだろう?
とりあえず絵と音楽は良かった。
ヒロインのキャラはみんな可愛い
ただシナリオに関しては…
・盛り上がりのない日常シーンの連続
・説明不足による終盤で置いてけぼり感を味わう展開、
・そして各ルートの展開が同じでほぼ一本道という三重苦を味わいました。
11eyesもほぼ一本道でしたけど楽しめたのは
ちゃんと盛り上げてくれたからだろうなー
そういえば月子さんの話題が出て来たので
今までのlass作品との繋がりはあるみたいです。
作中に出てきた主人公の祖母と一緒に映ってた
写真の人物は11eyes CrossOverの『虚ろなる鏡界編』に出てきた
黒芝かなえさんじゃないかと思ったけど…どうなんでしょう?

何故かバッドエンドの方を先に見たくなる作品だった。
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