せーにんの冒険記

結局誰とくっ付いたとも言えない終わり方
（白崎とは若干関係が進んでそうだが）
でしたけど、やっぱりすべてが解決して
みんな笑ってる最終回っていうのはいいものだね。



原作以上に色々と暴走しちゃった多岐川さんの
パトロンは実はナナイさんでした。
あえて試練を与えることで育てるという
教育方針だったためにそうしたらしい。
多岐川さんに関しては悪と言うより
導き方を間違えていただけです。
そんな彼女が図書部に入り、筧の元で学ぶことで
良き生徒会長になっていくお話はＦＤにて描かれます。

解り辛かったと思うので一応説明すると
失踪したと言われていた筧と凪の父親はナナイさんです。
筧の本を戻した時「罪滅ぼし」と言っていたのはそのため
大切な人を守るためいなくなった父親と
大切な人を守るためにそばにいようとした息子の
感動的なラストシーンは是非とも原作で確かめてください。
個人的に大図書館のシーンの中でも１，２を争うくらい好きなシーン。



あとスピンオフの「しっぽデイズ」の
キャラが出てきたのは少し嬉しかったです。


総括：大図書館の羊飼い


原作の内容を踏まえつつも、終盤ではほぼ
オリジナルな展開を繰り広げていましたが
「原作レイプ」というわけではなく
設定を上手くアレンジして物語を盛り上げていたと思う。
オーガストのアニメ化作品の中でも
一番の出来だったと思います。



特に凪と筧の関係をクローズアップさせたのは
正解だったと思う。凪可愛すぎたし。
おかげで白崎のヒロイン力がマッハでやばいことになったけど
終盤でかなり持ち直しました。
「羊飼い」に関する事情を知ったおかげで
事情を分かったうえで筧を信じることが出来ましたから。



ただ、若干割を食ったのは玉藻ちゃんかな。
なんせかなすけも御園もそれなりにルートの話があったのに
彼女だけ少しふれられた程度だったし。


ともあれ、原作プレイ者としても大満足なアニメ化でした。
移植版は時間があったら買ってやりたいな。
新キャラ気になるし。
以上、大図書館の羊飼いの感想でした。

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・大図書館の羊飼い　第２話「落しもの届けもの」

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・大図書館の羊飼い　第９話「歌姫の選択」

・大図書館の羊飼い　第１０話「告白」

・大図書館の羊飼い　第１１話「決意」



筧さんの修羅場はこれからだ！

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