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Steins;Gate 0 攻略 感想

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それは、"始まり"へと至る物語。
ぶっとおしで30時間プレイし続けて
全シナリオクリア!
ははは、週末のアニメとかまったく見てねぇや

以下、ネタバレ有の感想です。


「0」が示す通りこの作品は「Steins;Gate」
に至るまでのお話でした。
外伝小説の内容を踏まえつつ新規エピソードを追加した続編
もしくは、"本編の補完としての続編"ていう感じだったかな。

それにしても、シュタゲは科学ADVの中でも
一番多くの敵対組織と戦ったことになるな。
(世界を覆すレベルの事件ですから
仕方ないと言えばそうなんですが…)


以下、シナリオのネタバレ感想


・私秘鏡裏のスティグマ

一番最初にたどり着いた結末にして
いわゆるバッドエンド。
みんないなくなるし、オカリンが完全にヤル気無くすし
本当にろくでもない結末だった。
まぁあの教授のどす黒い本性が垣間見れるのは
このシナリオぐらいなので最初に見ておくのも有りかもしれない。
…その後、教授の顔を見るたびに殴りたくなるけどぉ


・無限遠点のアルタイル

一応椎名まゆりシナリオなわけだが…
はい、先生。どうみても真帆たんが
一番ヒロインしてたと思います。
何はともあれ、あの"鳳凰院凶真復活シーン"で燃えない
シュタゲファンはいないだろう。
多くの犠牲を乗り越えて、それでも世界線を超えるため
立ち上がる世界一カッコいい厨二病。
やっぱりオカリンはこうでなくっちゃ!


・相互再帰のマザーグース

椎名かがりシナリオ。彼女を救うために
オカリン率いるラボメンが切磋琢磨と大活躍するわけだが
ブラウン氏が仲間になったのは熱かったな。
ていうかあのおっさん強すぎだろ。
ラストのかがりとまゆりのやりとりは思わず泣いてしまった。
ED「星の奏でる歌」は雰囲気とも合っていて
本作一番の涙腺崩壊曲


・存在証明のオートマトン

比屋定真帆シナリオ。
まさか閃光の指圧師が仲間に加わるとは思わなかった。
なんだかんだで萌郁さんは敵の時はやっかいだけど
一度心を開いてしまえばあとは本当に頼もしいんだよな。
そんな萌郁と真帆の友情、クリスと真帆の友情が
重点に置かれたせいなのか、オカリンの存在がほとんど空気だったな(苦)


・盟誓のリナシント

なぜ鳳凰院凶真が「世界を騙す」という思考に至ったか
その秘密が明らかになるシナリオ。
ラボメンの集結、オカリンの覚悟、Dラインの完成と
下記「交差座標のスターダスト」に繋がるシナリオで
SG世界線にたどり着くための前哨戦って感じだったな。


・交差座標のスターダスト

そして、SGへと至るあの映像が取られようとする場面を
描いたエピソード。そして鳳凰院凶真は新たな時の旅へと向かう。
どうせなら"人質"と"戦士"を連れ戻すエピソードまでやってほしかったが
そこはもう結果が解りきっていますからね。あえてやらなかったんだろうな。
例えどんな苦難が待っていようと彼はやり遂げるはずだから。

しかし、最後真帆と別れる時ちゅーするかと思った。
ていうかしろよ!それぐらいしてもバチは当たらんぞ。
助手も許してくれるって。ね


以下、キャラクターの感想

・岡部 倫太郎

相変わらず苦難を背負う本作の主人公。
序盤では紅莉栖を殺してしまったことによる罪悪感から
かなり精神的に追い詰められている描写が目立つが、
日常生活に置いては「鳳凰院凶真」を封印してしまったため
社交性が普通にあって向上心があって年上を敬う普通の大学生になっており、
科学ADVの主人公にあるまじきとっつきやすさでした。
主人公が普通過ぎて逆に違和感を感じるADVゲームって…

それでも終盤になればなるほど、
カッコよくなっていくのはもはや仕様だよな。
前作では仲間想いな部分が強調され厨二成分が薄れて行ったけど
今作ではその厨二病を再発してからがカッコよくなるという逆パターン。
敵の黒幕と対峙した時の演技力はやはり凄まじく
無駄なハッタリと阿呆な奇行と無意味な厨二話をさせれば超一流。
という鳳凰院凶真は健在でした。
白衣を着るだけでこうもカッコよくなるキャラがいただろうか?


・比屋定 真帆

本作の裏ヒロイン。ていうかメインヒロイン。
成人してるにもかかわらず中学生(下手すりゃ小学生)
に見間違えられるほどのミニマムボディな合法ロリだが
頭脳は紅莉栖に匹敵する。まさに体は子供、頭脳は大人なキャラ。
助手との最大の違いは、とにかく弄られ体質な所。
それでいて弱ってる時、まるで小動物のように頼ってくる
その仕草は非常に可愛い。
ベッドで頼ってきた時は萌え死ぬかと思ったわ!
5pbは早く彼女とイチャイチャできる世界線を描いた
「Steins;Gate 真帆ちゅっちゅ」を発売すべきだと思う。
何気にオカリンに裸を見られたり、バスタオル一枚で
飛び出したりとサービスシーンが多い。(幼児体型だが)


・椎名 かがり

本作のヒロインの一人にしてメインキャラの一人。
事情が事情だけに仕方ないと言えばそうなんだが
萌郁さんと並んでめんどくさいキャラっていう印象が強い。
ルートによってはかなり立場と容姿が異なるため
そこらへんを視野に入れて話を振り返ると
結構新しい発見があったりする。
何はともあれ…まゆりに対する想いは本物で、
母子の愛は偉大っていうことだろうな。
どうか、今度は平和な世界線で出会えることを切に願う。


・牧瀬 紅莉栖

本作のメインヒロイン。なのだがほとんど
アマデウス紅莉栖としてしか出番が無かった。
それでもAIになってもオカリンとのやり取りは健在で
要所要所で頼りになるあたりがやはり助手は助手だなって感じたよ。
どの世界線においてもやっぱりオカリンの原動力は
こいつかまゆりなんだよな。


・椎名 まゆり

相変わらずマイペースな天然幼馴染キャラだが。
ここまで「報われないけどまぁこの子なら大丈夫だな」
って思わせてくれるキャラって珍しい気がする。
「例え自分が織姫様になれなくてもいい」って決意するまでのシーンはいい。
基本妹分的なキャラなんだけど今作では
かがりとの絡みが増えたせいか
母性を発揮する場面が増えました。


・橋田 至

相変わらず有能なオカリンの右腕。
今作でも困ったオタク野郎でHENTAI描写はあるものの
父親としてカッコいいシーンが多いせいか
ダルの見せ場がかなり多かった印象があります。
あと、何十年経ってもオカリンへの信頼を失わないあたり
ダルの友情の深さを思い知ります。
ホント、今作のダルはカッコ良すぎ。


・桐生 萌郁

相変わらずめんどくさいメンヘラな『閃光の指圧師』
「君、本当に出番ネェな」っていうくらい
ルートによっては空気だったり、敵だったりするのだが
「存在証明のオートマトン」における彼女は本当に
頼もしい味方でした。


・漆原 るか

相変わらず「だが男だ」なるか子氏
今作ではずっと男だったんですが、
最大の見せ場はβ世界線の2036年における
戦死シーンだよな。本当にオカリンのこと信じて
そしてみんなを守るために戦い続けてきたっていう
ことが解ってなんか切なくなった。悔しいけどお前は男だよ


・フェイリス ニャンニャン

相変わらずふざけてる時とシリアスの時の落差が激しい猫娘。
あんまり見せ場という見せ場はなかったわけだが
要所要所で活躍してたね。
常に縁の下の力持ちみたいな感じで援助してた感じだったな。


・阿万音 鈴羽

相変わらず戦闘では頼りになるバイト戦士。
今作は最初からオカリンに失望してるので
α世界線と比べてオカリンへの態度が
かなりきつかったりするのだが、
父親と母親をくっつけようと奮闘したり
数多の敵と戦ったり大活躍してた。
おそらくラボメンの中では初期ラボメンの3人に次ぐ出番の多さ。


・阿万音 由季

何だこの聖母?
あのダルの嫁になるくらいだからな…
これぐらいの聖人じゃないと務まらないってことなんだろうな。
(でも世界線によっては半分くらい「彼女」だったことを考えると…)
しかし、田村ゆかり氏は今作でも少なくとも3役やることになったわけか。


・天王寺 裕吾

相変わらずムキムキな大男。
今作では敵対することはなく、
あるルートでは味方として共闘関係となる。
だれもが「ブラウン氏強すぎじゃね?」って思うだろうな。


・天王寺 綯

相変わらず可愛い幼女。
あまり出番は恵まれなかったけど
「軍曹イベント」はマジで腹抱えて笑ったぞww
とりあえずこなちゃんの部屋を見た綯さんはどう思うんだろうな?
そういえば、今作では伊達悪なあの男の出番なかったな…


・中瀬 克美

まゆりのコスプレ仲間で、名前自体は前作から
出ていたが、今作ではサブキャラとして登場。
通称「フブキちゃん」
正直彼女はもっと活躍すると思っていたんだよな。
リーディングシュタイナーを持ってる設定は
絶対どっかで生きると思っていたんだが…


・来嶋 かえで

まゆりのコスプレ仲間でこちらも今作からサブキャラに昇格。
フブキちゃんと違ってあまり目立つ要素は無かったが
ピアノを弾ける設定のおかげか意外なヒントを与えることになる。
やっぱりもうちょっと出番が欲しかった気が


・アレクシス レスキネン

紅莉栖と真帆の上司で教授。
一緒にクリスマスを楽しんでましたし
まさかこの人が裏切るわけないよな…って
安心してたらやっぱり黒幕でしたというオチ。
思えばオカリンに対する好待遇は怪しむべきだったな。


・ジュディ

逆にこっちは出てきた瞬間
「あ、絶対敵だな」って思ったよ。
もう医者とか教授とか先生とかその手のは信用しちゃいけないのが
科学ADVのお約束な気がするよ。ボク



こんなところか、一番好きなキャラはやっぱり
主人公、岡部 倫太郎ですね。
やっぱりオカリンは数あるADVゲームの主人公の中でも特に好きですね。
思えば、最初にシュタゲの感想を書いたのが
2009年…もう6年以上前なんだよな。

以上、シュタゲ0の感想でした。

【関連記事】

・Steins;Gate 第1話「始まりと終わりのプロローグ」

・Steins;Gate 第2話「時間跳躍のパラノイア」

・Steins;Gate 第3話「並列過程のパラノイア」

・Steins;Gate 第4話「空理彷徨のランデヴー」

・Steins;Gate 第5話「電荷衝突のランデヴー」

・Steins;Gate 第6話「蝶翼のダイバージェンス」

・Steins;Gate 第7話「断層のダイバージェンス」

・Steins;Gate 第8話「夢幻のホメオスタシス」

・Steins;Gate 第9話「幻相のホメオスタシス」

・Steins;Gate 第10話「相生のホメオスタシス」

・Steins;Gate 第11話「時空境界のドグマ」

・Steins;Gate 第12話「静止限界のドグマ」

・Steins;Gate 第13話「形而上のネクローシス」

・Steins;Gate 第14話「形而下のネクローシス」

・Steins;Gate 第15話「亡環上のネクローシス」

・Steins;Gate 第16話「不可逆のネクローシス」

・Steins;Gate 第17話「虚像歪曲のコンプレックス」

・Steins;Gate 第18話「自己相似のアンドロギュノス」

・Steins;Gate 第19話「無限連鎖のアポトーシス」

・Steins;Gate 第20話「怨嗟断絶のアポトーシス」

・Steins;Gate 第21話「因果律のメルト」

・Steins;Gate 第22話「存在了解のメルト」

・Steins;Gate 第23話「境界面上のシュタインズゲート」

・Steins;Gate 第24話(最終回) 「終わりと始まりのプロローグ」

・劇場版Steins;Gate 負荷領域のデジャヴ 感想

【原作ゲームの感想】

・Steins;Gate シュタインズ・ゲート クリア 感想

・STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん 感想

・Steins;Gate 線形拘束のフェノグラム 感想

nichijyouFC2.jpg

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コメント
いろいろと不明瞭なところはありましたね~まあアニメに期待ってことで
カオチャ組ってどうなってるんでしょうね
まあギガロマニアックスもタイムマシンによる過去改編には成す術もないでしょうけど
2016/12/14(水) 00:16 | URL | NoName #-[ コメントの編集]
Re: タイトルなし
> いろいろと不明瞭なところはありましたね~まあアニメに期待ってことで
> カオチャ組ってどうなってるんでしょうね

たしかロボノでそれっぽいこと言ってたから
カオチャ組は2019年時点でもなんとか生存してそうである。

> まあギガロマニアックスもタイムマシンによる過去改編には成す術もないでしょうけど

逆にタクミ(将軍の方)がギガロマに覚醒してあの数式を生み出す世界線は変えようがない
たぶんあれがなくなったら科学ADVは成立してないから
2016/12/14(水) 21:44 | URL | せーにん #-[ コメントの編集]
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