これまでのオールスター全員集合で
SAO事件がもたらした新たな事件を
解決していくっていう劇場版らしいお話でした。
物語の主軸は新作MMOである「オーディナル・スケール」
だったんですが、その根幹は「ソードアートオンライン」であり
ある意味「ソードアートオンライン」という
物語に決着を付けるための物語だったのかも。
あの騒動で死んでしまった人間一人一人に物語があって、
決して忘れてはいけない物だった。
これはそんな
「英雄のための物語」ではなく、
「英雄になれなかった者たちの物語」「オーディナル・スケール」はランク制はあるものの
レベル無しソードスキルなし魔法無し、ただし遠距離武器はあり。
っていうこれまで以上に過酷なゲームだったんですが
一番過酷なのは動かすのは生身の体っていう点だろうな。
しかし、オーグナーを動かしてる時の動きは
まんまアクセルワールドのニューロリンカーだったな。
AR(拡張現実)とVR(仮想現実)の行きつく先が
あれやブレイン・バーストだっていうことなんかな?
以下、キャラクターの感想
・キリトキリトさんってなんだかんだで
カッコいい主人公なんだよね。それを実感した。
序盤はAR環境の戦闘になれてなくて
苦戦してばかりでしたが、
愛する人の記憶を取り戻すために奮闘する
姿はかつてのSAO時代の必死さを彷彿させるものだった。
終盤で二刀流になった瞬間「勝ったなガハハ」って思いましたよ。
・アスナ今作も今作とて圧倒的なメインヒロイン劇場版ヒロインのせいで
ヒロイン力が下がるなんてことは
まったくなかった正妻アスナさんである。
気づけばキリトさんとイチャイチャしてた印象。
終盤のボス戦で
「マザーズ・ロザリオ」を
使ったのは燃えたな。ユウキの幻影が重なるところとか反則!
・クライン相変わらず出会いを求めるキリトの悪友。
今作では今まであまり見ることのできなかった
風林火山の抜群のコンビネーション戦闘を見ることができます。
ああいう"役割"を一人一人がこなしてる所見ると
MMOやってるって感じがするな。
・リズベット今作もMOREDEBAN…
ではないだと!なぜかタンク役として奮闘したり、
ちゃんとラストまで活躍したぞい。(地味にだが)
でも正直中盤はキリトとアスナの苦悩に
時間を割かれてしまったため若干空気だった気がするが
ちゃんとシリカにもアスナにもフォローを入れるあたり
彼女らしいと思いました。
・シリカ全体的に動きがあざとい可愛いかった。特に街中で歌う時の動きがやたら気合入ってたね。
まぁ今作ではロリキャラは希少だしね。
しかし「ピナ...こんなに大きくなって」っていう
ネタは見て来たけど、本当に大きくなるとはな
・リーファ一期後半ではヒロインだったが
今作ではリズやシリカよりも
MOREDEBANだった。
そういえば、結局この子がオーディナル・スケールを
プレイするシーンは無かったんだよな。
終盤の増援ではALOのリーファで来てたし。
島根はいつまでパソコン無いと思われるんだろうか…
・ユイもはやチート以外の何物でもない
キリトとアスナの娘。
終盤の増援+パワーアップは
デウスエクスマキナそのもの。
全盛期のキリトさんたちを再現+
ALOの各リーダー+GGOの人たち召喚って…
平成仮面ライダーみたいなオーバーキルっぷりだった。
・シノンメインキャラでは唯一SAOサバイバーではない
ことの利点を利用して再帰したキリトの相棒を務めた。
無茶しまくるキリトを狙撃で支えた
縁の下の力持ちっぷりは必見。
ぶっちゃけシノンいなかったらキリトやられてただろ。
・エギルなぜかクラインとの絡みがやたら多かったエギルさん。
今回は希少なエギルの戦闘シーンがあったりするよ。ファン必見だね。
周りが子供ばかりなので引率の先生か何かに
見えたのは俺だけだろうか?
・エイジ今作の中ボス。序盤の強さはどこにやら
終盤はいろいろあってヘタレ化していったけど、
あれが"本来の彼"なんだろうね。
誰もが勇気を振り絞って戦える英雄なわけじゃない。
ある意味
「戦う勇気を持てずにアスナを護れなかったキリト」もう一度好きな人に会いたい。そんな気持ちを利用された
可愛そうな一般人でした。
どうでもいいが、教授は司法取引で罪状もみ消されたっぽいけど
コイツは確実にタイーホだろうな。(風林火山襲撃事件のせいで)
・ユナARで生み出されたバーチャルアイドルで
本作のもう一人のメインヒロイン。ある意味本作最大の被害者だが、
同時に一番の勝利者でもあった。
一度死んでしまった人間が生前に叶えられなかった夢を叶え
愛する人に別れを告げることができたのですから。
ただ一人冒険者たちのために歌い続けた一人の少女の魂に安らぎあれ
・重村教授本作の黒幕だったわけだが…
ある意味彼も
SAO事件の被害者。
愛する娘を死なせるきっかけを自ら与えてしまったことが
彼が壊れてしまった原因なんだろうな。
娘を甦生するために多くの人を犠牲にしようとしてる点は
どこぞの白い魔法使い思い出した。
・茅場昌彦今作も美味しい所で出てきた我らが茅場先輩。
システムを超えた力を発揮したキリトたちを認めてるようで
今じゃ完全に
守護精霊的なポジションで見守ってるよね。
ラスボス攻略後に手に入るチート剣は正直
SAOで手に入れても使う機会なかっただろうな。
何はともあれ、
終盤のボス戦は本当に熱かった。みんな凄い作画で動き回るし、最強最大のボス相手に
夢のオールスターが集うシーンは必見。
しかもボスが
「本来のSAOのラスボス」っていう燃えるシュチュエーションと設定でしたからね。
たぶん本来ならヒースクリフ倒したあと
あのメガ幸子みたいなラスボス出てきて戦う流れだったんだろうな。
あと…最後のシーンから察するに
どうやら
続編も作られるっぽいですね。
映画なのかアニメなのかはしらんが

以上、劇場版SAOの感想でした。
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胸目掛けて押し倒してた後は滅茶苦茶(笑)
>アスナ
マザーズロザリオ最高でした
>BGM
何かfate/zeroのOP2種を混ぜたかのような感じだった
>重村教授
中の人はポケモンのルギアの映画のジラルダンが懐かしいですね
>続編
オーディナルスケールの2ヶ月後に続編アリシゼーション編(4部)がありますが
くっそ長いです。章を分けてるみたいで現在最終章の1巻目です
9巻~14巻(1章)、15~18巻(2章)、19巻~(最終章)
なおマザーズロザリオ(7巻)、キャリバー等短編(8巻)ね
キリトは最強主人公だの言われることが多いですが、実際普通に勝てた戦いが実は殆どないのは間違いなく某お兄様の影響なんだろうな・・・(ぶっちゃけキリトはズタボロにされながらギリギリの勝利を掴むキャラだし)
今回の映画はキャラクターの作中でのポジションがうまく出ていて良かった感じ
「マザーズ・ロザリオ」は最終章のここぞという時に一回使ったっきりですので
今回の映画で読者への披露は2回目になりますけど
時系列的には今回のが最終章より前になりますので実際は映画が1回目になります
コメントどーも
> >キリト
> 胸目掛けて押し倒してた後は滅茶苦茶(笑)
キリトくん、あの後絶対薄い本案件しただろ
> >アスナ
> マザーズロザリオ最高でした
ほんとそれ。「ユウキちゃん。あの技を借りるわよ。」って感じでした。
> >BGM
> 何かfate/zeroのOP2種を混ぜたかのような感じだった
うんなんか俺もそう思った。
> >重村教授
> 中の人はポケモンのルギアの映画のジラルダンが懐かしいですね
そうだったのか。気づかなかった
> >続編
> オーディナルスケールの2ヶ月後に続編アリシゼーション編(4部)がありますが
> くっそ長いです。章を分けてるみたいで現在最終章の1巻目です
> 9巻~14巻(1章)、15~18巻(2章)、19巻~(最終章)
> なおマザーズロザリオ(7巻)、キャリバー等短編(8巻)ね
確実に4クールいるあ
実際ユウキとか才能だけだったらキリトより強いキャラはたくさんいる。
それでも強いと思ってしまうのは土壇場の強さがあるからなんだろうな。
コメントどーも
> 実はアスナさんは
> 「マザーズ・ロザリオ」は最終章のここぞという時に一回使ったっきりですので
> 今回の映画で読者への披露は2回目になりますけど
> 時系列的には今回のが最終章より前になりますので実際は映画が1回目になります
いざというときに使う最終技っていう感じでいいよね。
TVシリーズではあまり視られなかった主人公とヒロインの恋愛が大きく描かかれていたのではないかと思いました。
エイジは使い捨てられそうだなと思っていたのでああやっぱりなってなりました。
リーファもとい直葉は出番は少ないけれどインパクトのあるシーンを貰えたからましなのでは?と思いました。
コメントどーも
> 劇場版ソードアートオンライン面白かったです。熱いバトルあり、イチャラブあり、セクシーショットありで2時間ちょっとでしたが凝縮されているように感じました。
熱いバトルあり(主にアスナさん)、イチャラブあり(主にアスナさん)、
セクシーショット(主にアスナさん)
…すごい、ヒロイン力だ
> エイジは使い捨てられそうだなと思っていたのでああやっぱりなってなりました。
彼はホントかわいそうだった。
これからの人生まともに生きてほしい
>終盤のボス戦で「マザーズ・ロザリオ」を
使ったのは燃えたな。ユウキの幻影が重なるところとか反則!
正ヒロインで戦士でもあるアスナだからこそ許された熱い演出。
>ユイ
>平成仮面ライダーみたいなオーバーキルっぷりだった
ユイ「通りすがりの電子妖精だ。 覚えておけ!」
>エイジ
>ある意味「戦う勇気を持てずにアスナを護れなかったキリト」
僕は「主人公になれなかった浜面」をイメージしてました。
>コイツは確実にタイーホだろうな。(風林火山襲撃事件のせいで)
ゲーム内でPKはしてますが、実はリアルで先に殴り掛かったのはクラインの方なので、
もし彼らに訴えられても過剰防衛で済む可能性が高いと思います。
だからクラインも「襲われた」じゃなくて、「トラブルに遭った」って報告をしたんでしょうしね。
>茅場昌彦
>今じゃ完全に守護精霊的なポジションで見守ってるよね。
正直、元凶のくせに、と思わなくもないですが、こいつがいなければキリトとアスナの出会いも二人の成長もイチャイチャも、その他の諸々もなかったと思うと複雑な気分・・・
コメントどーも
> >アスナ
> 正ヒロインで戦士でもあるアスナだからこそ許された熱い演出。
彼女って名実ともにヒロインだけど、
待ってるだけのヒロインじゃないんだよね。
> >ユイ
> >平成仮面ライダーみたいなオーバーキルっぷりだった
> ユイ「通りすがりの電子妖精だ。 覚えておけ!」
おのれユイィィィィィィィ!!
> >エイジ
> 僕は「主人公になれなかった浜面」をイメージしてました。
でも自分の命かかってるんだからしゃーないだろって思う部分もある。
> >茅場昌彦
> >今じゃ完全に守護精霊的なポジションで見守ってるよね。
> 正直、元凶のくせに、と思わなくもないですが、こいつがいなければキリトとアスナの出会いも二人の成長もイチャイチャも、その他の諸々もなかったと思うと複雑な気分・・・
諸悪の根源だが、物語のきっかけでもある人物。
そしていつかキリトが超えるべき存在。
…やっぱり彼がラスボスじゃないとこのシリーズ収まらないだろ
>キリトさんってなんだかんだでカッコいい主人公なんだよね。
実はゲーム世界より現実世界でプログラマーか機械いじりやってる時の方がスペック高いという
ゲーム世界では搦め手使わないと中の上か上の下くらいの実力だけど
仲間のためには無双するからカッコ良いんですよね
>アスナ
圧倒的な実力、ヒロイン力、そして時々主人公力
そりゃどれだけ新しいヒロイン増えても彼女には勝てませんわ・・・
>リーファ
島根にパソコンの下りは噴き出しそうになった
確かにSAOのゲームもバンナムだけども
>エイジ
>ユナ
>重村教授
みんな作中の闇の部分を担っている悲劇的なキャラなんだけど
教授だけはこのあとやらかす計画こ加担してるとなるとさすがにもう同情できない
>終盤のボス戦は本当に熱かった。
オールスターによる超作画でこれまでの集大成のような戦闘
本当に映画で見てよかったと思える迫力でした
>続編
ここから一区切り付けるのにジョジョ3部と同等の尺がいると言われると「無理」ってなるけど
化物語以降の物語シリーズと同じくらいの尺と言われるといけそうな気がする
まぁ物語シリーズは小出しにしてるところがあるけども・・・
> >キリトさんってなんだかんだでカッコいい主人公なんだよね。
> 実はゲーム世界より現実世界でプログラマーか機械いじりやってる時の方がスペック高いという
> ゲーム世界では搦め手使わないと中の上か上の下くらいの実力だけど
> 仲間のためには無双するからカッコ良いんですよね
割とインドア派なのに、運動神経と瞬発力の高さは
ゲームで鍛えられたものなんだろうか?
> >アスナ
> 圧倒的な実力、ヒロイン力、そして時々主人公力
> そりゃどれだけ新しいヒロイン増えても彼女には勝てませんわ・・・
勝てぬ(断言)
> >リーファ
> 島根にパソコンの下りは噴き出しそうになった
> 確かにSAOのゲームもバンナムだけども
デジモンが悪いよデジモンが~triでもネタあったし