・劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレいわゆるTVシリーズを再編集した総集編映画なわけですが
2時間でかなり良くまとまっていました。
ワルキューレがメインになったおかげで
マクロス恒例の三角関係や恋愛要素は薄くなった感がありましたが
その分彼女らの絆や頑張りがしっかり描かれていました。
あと恋愛面で言うとTV版ではフレイアルートに
確定したハヤテくんでしたが
劇場版では答えを出していませんでした。
(でも、やたらフレイア連呼しまくってたから
劇場版の後もフレイアルートになりそうな感じはする)
メッサー君が死亡フラグを回避したと思ったら
やっぱり死んだのはちょっと驚きました。
眼鏡パターンで生存ルートが用意されてると思ってたのに…
でもカナメさんと最後の言葉を交わせたのは
彼にとって救いだったと思う。
あとハヤテがメッサー機を引き継ぐシーンは
TV版のそれよりも盛り上がるシュチュエーションだったと思う。
メッサー関連は物語のターニングポイント的に扱われ
ラストシーンも彼の追悼で終わるという気合の入れようだった。
泣くな、カナメさん。スパロボでまた会おう。
・劇場版Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よアニメ版Infini-T Forceの完結編とも言えるお話。
ある意味、ゼットとの対立がメインだったおかげで
明確なメイン回を用意してもらえなかった
大鷲の健のための映画だったかもしれない。
同時に影のヒーロー、コンドルのジョーの物語でもあったと思う。
光と影、正反対であり違う正義感を持った二人を
主軸にヒーローの在り方を問う内容でした。
今作の南部博士はゼットと同じく
"失うことを恐れた科学者"っていう感じで
仲間を失った場合の博士のイフ的な存在でした。
同時に力を持つ者が持つ使命と意義を
最後まで直球に描いていました。
ヒーローってのは「強さ」だけでも
「正しい」だけでもダメなんだと。
・ブラックパンサー最近のMCU系にしては珍しく
一作で完結した映画でした。
(エピローグでちょろっと出てきたバッキー以外は
他作のヒーローが一切絡んで来なかったしね)
逆に言うとワカンダ王国のお家問題がメインで
宇宙スケールだった前作のマイティソーから考えると
非情にこじんまりとしてた感あった。
キルモンガーに関してはイカれた悪党だったけど
かなり同情できる悪役でもあった。
互いに父親の復讐に走った者同士
出会い方さえ違えばもっと分かり会えた気がするんだよな…
相変わらずスーツの機能がてんこ盛りでしたけど
衝撃吸収からの全体攻撃は無双系のゲームで出来たら
凄い気持ちいいんだろうなって感じました。
今作はやたらヒロインが強い印象を受けました。
幼馴染、スパイ、元カノ、という属性てんこ盛りなナキア
親衛隊の頼れるパワフルレディーオコエ
俺の妹がこんなに天才発明家なわけがないシュリ
そして、ある意味本作のMVPだったのは
ロス捜査官だと思う。あのシーンは絶対死ぬかと思ったよ。
・仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング ゲンムVSレーザー仮面ライダーエグゼイド真の完結編。
ラスボスを倒し裏ボスを倒した先に待っていた真の結末。
この作品を見終ったあと誰もがこう思うだろう…
神、マジで神!!そんな作品でした。いや本当に
「ネタバレありです」とは上記に記載しましたが
檀黎斗の隠し続けてきた
「嘘」の真相と
"世界で一番優しい嘘つき"の最後の戦いは
この作品を追いかけてきたファンなら
是非とも自分の眼で確かめて欲しいと思います。
ついにレベルが億に達したゲンムに対して
対抗するのにどうするんだろう?って思ってたら
まさかの「ゲンム特攻」とは驚いた。
ここら辺レベルがどんなに高くても相性次第で渡り合える
っていうのは"ゲーム"っぽくて良いなって思った。
よくよく考えると一番ゲンムを殺してるのは
レーザーなんだよな…(2番目は過労死)
そりゃ特攻の一つや二つ付くよ。
個人的に檀正宗が奥さんに対しては
ちゃんと愛情を持っていたのは良かったと思います。
というより檀櫻子さんこそがある意味
仮面ライダーエグゼイドという作品の
悲劇の引き金になった人物だったのかもしれない。
しかし、檀親子は最後まで対立してたけど
こいつらの利害が一致して協力した場合
もっと最悪な結末になってた可能性も高い。
以上、最近見た映画の感想でした。
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・TV版との違い
最大の相違点は既にハヤトがΔ小隊の一員でフレイアとの出会いも、密航した貨物船……ヴァール化した船員を沈めたのはTV版でのドッキリ最終試験のパロですね。
更にメッサーの生死に関してはミシェルの様にTV版では戦死したけど劇場版では生存、フォッカーの様にTV版も劇場版も戦死と予想があったんですが……ロイの方になったかぁ、まあカナメさんに看取られて戦死したのは幾分の温情か……ヴァールシンドロームを繰り返すと肉体そのものが長く持たない、こうなるとブレラの様に機装強化兵しかないのか……。
・銀河標準規格でOK
リルドラケン装備のVF-31……こうなると“トルネードメサイア”でもイケそうな感じになりそうです。
・アーマードジークフリード&アーマードカイロス
アーマードシステムはメサイアと同じく三形態になってますが、ポイントはその武装……ガトリング砲を両手固定してキャノン砲まである。やはりジークフリードはワルキューレの護衛を含む活動支援なのでこの様な装備は控えていると。
元ネタはアドヴァンストバルキリーのスタンビードバルキリーか……これサンダーボルドの元ネタになったんですよ。
トロワ「……」
ハヤテ「えっ?後方宙返り捻りいれて射撃できるかって?」
トロワ「ガトリングはダブルで」
コメントどーも
> 劇場版 マクロス⊿ 激情のワルキューレ
> ・TV版との違い
第1話のライブもフレイヤが加わった後に変更されてたし、
インメルマンダンスも違う形で披露してましたね。
> 更にメッサーの生死に関しては
メッサーくんが白騎士の攻撃をよけたときは
「やった、生存フラグだ」って喜んだけど…
そのあと退場確定で「そりゃないぜ」って思った。
たしか、マクロスの歴史的に影響がない退場は
誤差の範囲として許容されるらしいね。
つまり眼鏡と違ってメッサー君の死には意味があったということだ。
(実際、彼の件が無ければハヤテも成長できなかったし
白騎士の寝返りもなかったかもしれませんしね)
> ・アーマードジークフリード&アーマードカイロス
デュランダルみたいな新規機体じゃなかったけど
火力不足だったジークフリードに新規装備が付いたのは
良かったと思いました。しかも敵側の装備を利用してるところもGJ
何というか「ヒーロー物」というより「人情」「世界平和とは?」等変化球なクライマックスだったなと思いました。
博士は中の人もあってか段差の崖だらけの施設なお陰で凄まじく強かった。
崖の支配者はリアルファイトでも崖があれば戦況を優位に動けるんだなあと。
ジョーと博士の最期が二人とも「アレ」はヒーロー物としてはかなり意外でした。
というかやっぱり「アレ」は悲劇しか生まないよなあと。
何というかほろ苦い最終回というか後日談という感じでした。
> 何というか「ヒーロー物」というより「人情」「世界平和とは?」等変化球なクライマックスだったなと思いました。
兵器は抑止力として必要だが、
強すぎる力は争いを生むという矛盾
そういう部分も描いてた作品だった。
> 博士は中の人もあってか段差の崖だらけの施設なお陰で凄まじく強かった。
> 崖の支配者はリアルファイトでも崖があれば戦況を優位に動けるんだなあと。
科学者なのにヒーロー4人が共闘しても勝てないあたり
強さに関して言えばゼット並の強さだったと思う
> ジョーと博士の最期が二人とも「アレ」はヒーロー物としてはかなり意外でした。
> というかやっぱり「アレ」は悲劇しか生まないよなあと。
これまでしてきたことのツケを支払わされたっていえば納得だが…
悲しかったな。
> 何というかほろ苦い最終回というか後日談という感じでした。
そもそも「さらば友よ」なんていうサブタイトルの時点で
ビターエンドは覚悟していました。