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メモリーズオフ -Innocent Fille- 感想まとめ

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クリアしてから1か月以上経過して
DLCで追加シナリオが配信されることが
決定したわけですが…今更ながら
『メモリーズオフ -Innocent Fille-』
のまとめ感想です。

以下、ネタバレ有りの感想なのでご注意を
個別ルートの感想:
ノエルルート
・メモリーズオフ -Innocent Fille- プレイ日記その①「ラストメモリーズ開幕」

柚莉&琴莉ルート
・メモリーズオフ -Innocent Fille- プレイ日記その②「譲れない"想い(ワガママ)"」

寿奈桜ルート
・メモリーズオフ -Innocent Fille- プレイ日記その③「負けない"想い(コイゴコロ)"」

真相ルート
・メモリーズオフ -Innocent Fille- プレイ日記その④「ただ君を護るために」

アナザールート
・メモリーズオフ -Innocent Fille- プレイ日記その⑤「青空になる」


■ストーリー
要約すると「過去に大きな心の傷を背負った
少年少女たちが出会い、または再会し、
過去を乗り越え、未来へと踏み出すお話。」


ライトサイドとヘビィサイドが存在しましたが
ライトサイドは新たに出会った少女たちとの恋を描く
「未来へとつむぐ恋の物語」
ヘビィサイドは過去との因縁を描く
「過去へと遡る恋の物語」
となっております。

PVを見た時点で「確実に血を見る」って
書きましたが、本当に血を見ることになるとはな!
前作も前作でぶっとんでましたが、
今作は最終作だけあってはっちゃけっぷりが
更に容赦なくなっていました。

基本的にヘビィサイドの方が話が重いんですが
ライトサイドも結構話が重めだった気がします。
攻略ヒロイン数は少なかったですが
ボリューム的には十分な内容でした。

あと、ミスターメモオフこと稲穂信の
結末が描かれる「アナザールート」は
本筋とは関係ない番外編的な内容でしたが
メモリーズオフファンにとっては
非情に感慨深い内容だったと思える。

攻略順は
クロエ→琴莉&柚莉→寿奈桜→真相ルート→アナザー
っていう風にクリアしていきました。


■システム

基本的には選択肢を選んで進めていく
オーソドックスなADVゲームなんですが
本作では通常の選択肢の他に「捨て去る」ものを選択する
二者択一の選択システム「R.A.I.N.s」が存在します。
このシステム、実は「時間切れ」という概念が存在していて
とあるヒロインのルートではそれが重要になってきます。
(最初気付かずにどっち選んでもグッドエンドに行けなかったから
選択肢をどっかでミスったのかと思いました)


■キャラクターの感想


・楠瀬累

本作の主人公。
成績優秀で(体力は無いけど)瞬発力はある文武両道タイプ
根暗でめんどくさがりだがお人よし。
おまけに冷静で頭も切れる。祖父と両親は警察。
こうしてまとめてみると
歴代でもトップクラスに優良物件な主人公である。
しかし、同時に歴代でもトップクラスに
暗い過去を背負った主人公。

この手の重い過去を背負っているタイプの
主人公は自分一人で問題を抱え込みがちになるけど
累は自分だけでは問題解決は無理だと解ったら
周りの人にちゃんと頼るのが良かった。
特に信に対する信頼感は本作において
絶対的に揺らがないものでした。


・嘉神川 ノエル

本作のメインヒロイン。
日仏ハーフで人形のような美貌を持った美少女。
林鐘寺女子高校の一年生で、とあるトラブルに
巻き込まれてる所で主人公と出会う。
シリーズ6作目のヒロイン「嘉神川クロエ」の妹。
「メモリーズオフ6 NextRelation」にも登場したキャラで、
サブキャラからヒロインに昇格したシンデレラヒロイン。

出会った当初はひたすら冷たい態度を取られるが
一度仲良くなるとデレデレと甘えてくる
いわゆる"詩音系"ヒロイン。
ただノエルちゃんの場合、共通ルートで
既にデレてるので歴代詩音系の中じゃ
一番ちょろかったんじゃないかと思う。

しかし、ノエルちゃんはデレの落差が凄まじかったです。
自身ルート終盤におけるイベントと
ヘビィルートのクリスマスイベントにおける
彼女の大胆さは凄まじかった。
確実にこいつら(クロエとノエル)姉妹なんだと実感しました。
正直な所、姉と義兄のイチャイチャっぷりを
見せつけられた結果、こうなったんじゃないかと思う。
ナオちゃんルートやヘビィ真相ルートでのやりとりを見る感じだと
人畜無害そうな顔してるけど、実はけっこう侮れない女狐ヒロイン。

余談だがノエルはやたら重い展開が続く本作でも
結構酷い目にあってるヒロイン。
同級生からいじめられるなんざまだ序の口で
階段から突き落とされたり、
電車にはねられたり、殺されたり
後半の彼女のCGは割とそういうのが多い。
(その分他のヒロインより出番が優遇されていますがね)


・三城 柚莉

累の幼馴染で三つ子の長女。
スポーツ万能、元気と記憶力が自慢なアホの子。
「なんでも部」と自称する、助っ人部員活動を行っている。
ちょっとお姉さんぶったりするが、
実際は精神的にはけっこう子供かも。

最初から好感度マックスファイヤー状態で
接してくれる気心知れた幼馴染。
…なのだが、話が進むにつれて
どんどん恐ろしい存在へと変貌していく。
歴代ヒロインだと心情は唯笑に近いが
作品全体としての扱いはちなつに近いタイプだと感じました。
(ちなつさんも話進めれば進めるほど怖くなっていくから)

彼女自身は本当に良い娘なんですけど、
生み出した別人格が問題児揃いな上に
兄も最終的にはアレでしたからね、
シナリオの関係上、かなり苦労してるヒロイン。
ハッキリ言って不遇です、彼女。
(ノエルに次いで死亡数が多いし)
ただ、彼女がああなってしまったのは
全ては「家族を護るため」という優しい気持ちが
原動力だということを忘れてはいけない。
柚莉グッドエンドはそんな彼女が唯一
救えるエンディング。
(ただ、彼女の罪は永遠に闇に葬られることになるが…)

そういえば、記憶力が良い彼女が
なかなか日紫喜さんのことを正しい名前で
呼べなかったのは本質的に"彼女"だっていうことに
気付いていたからなんだろうか?


・三城 琴莉

主人公の幼馴染にして初恋の相手。三つ子の次女。
大人しくて物腰の柔らかい少女。

その正体は7年前の琴莉の性格を模倣した柚莉の人格の一つ。
実際の7年後の琴莉本人(瑞羽)と比較しても
言動の幼さや独占欲の強さが表れていて
あくまで"柚莉自身が想像していた琴莉の性格"が
モチーフなんだなっというのは良くわかる。

どうあがいても"本物"にはなれない"偽物"
という哀しい存在。
唯一報われるのが柚莉とのダブルエンドなのだが
果たしてあの異常な状態を幸せと言っていいものか。


・志摩 寿奈桜

ノエルとは中学生の頃からの親友同士
いわゆる高校デビューの元地味っ子
ギャルっぽい口調とギャルっぽい見た目に反して
ピュアで家族想いな凄く良い子。

アホっ子可愛いよね。アホっ子!…っていう感じで
全体的に暗くなりがちな本作における最大の清涼剤。
主人公を兄のように慕って甘えてくる所とか
本当に愛おしいって思う。
兄といやらしい関係になる所を
妄想するシーンは本作で一番笑ったシーンでした。
手が掛かる子は可愛いとは良く言ったものだ。

ご家族もご家族で、家族ぐるみで寿奈桜と累の
仲を応援しやがるし!!この一家最高かよ
本作って家庭事情が重いキャラが結構いるんですが
だからこそ志摩一家の仲の良さを実感する。
やたら巫女萌えのお父さんとの会話とか楽しかったな。
なお、公式HPには「彼氏がいる」と書かれていますが
序盤であっさり妄想彼氏だということが判明。

ナオちゃんシナリオは親友の好きな人を好きになるわ、
殴り合いの喧嘩までするわで
良くも悪くも一番「恋愛ADV」だった。
親友同士で男取り合うとかメモオフかよ!メモオフだったよ。
しかし、ある意味ノエルも美咲も累も
虜にしてしまったわけですから
やっぱり魔性の女だよねナオちゃん。


・日紫喜 瑞羽

林鐘寺女子高校の二年生で
ノエルと寿奈桜の先輩。
厳しく真面目だが後輩想いな生徒会役員。
ノエルルートにおける見せ場と立ち位置が
素晴らしかったので、
サブキャラとして出番はそこで終わるもの
だとばかり思っていましたが、
実は本作における超・重要人物

真相シナリオにおける真ヒロイン。
累の幼馴染にして初恋の相手である「真方琴莉」本人
彼女の真相に関しては本当にうまく隠したよなーっと思います。
「どうせ生きてるんだろ?」っていう
プレイヤーの予想を莉一の変装+柚莉の別人格まで用意して
「琴莉は死亡した」っていう事実をこれでもかっていうくらい
突きつけた訳ですから。真相ルートたどり着くまで
それが真実だと信じちゃったプレイヤーも少なくないだろうが、
実は瑞羽=琴莉を結びつける伏線は意外と最初からあるんですよね。

正体明かす前と明かした後で累に対する
態度と口調が180度に違ってて、
正体を明かすとひたすら甘々なボイスで迫ってくる。
そこからがめっちゃ可愛いですよね。
最強のメインヒロインとして覚醒したノエルに対して
真っ向勝負で対抗して見せる真ヒロイン。
やはり初恋の相手は強かった。

真相ルートには「春」エンドと「冬」エンドがあるが、
個人的には「冬」エンドの方が好み
他のルートではどうあがいても累の幸せを願い
身を引くことしかできなかった瑞羽が唯一累と結ばれ、
累もまた過去に亡くした大切なかけがえのない想いを取り戻すという、
メモリーズオフ -Innocent Fille-の結末としては
一番ふさわしいエンディングだと思えるから。


・三城 莉一

主人公の幼馴染にして親友。イケメンリーチ
社交的で明るく顔も良くモテモテ。
基本的には累の頼みを二つ返事で聞いてくれたりする
非の打ち所が全く無く。完璧すぎて嫌味にならないマブダチ。

…しかし真相ルート終了後に受けた
彼の印象はまったく別のモノでした。
"歪んだコンプレックスの塊"それが彼の本性。

一番まともなように見えて、
一番過去に囚われ続けていたのは彼で
「過去の琴莉しか愛せなかった莉一」
「今の瑞羽を受け入れた累」
「自分の心の闇を隠し続けた莉一」
「信やノエルを信じ打ち明けた累」
という点は見事に対比になっていました。

ただ、決して累のことは嫌いじゃなったと思うんだよ。
柚莉とくっ付くことに関しては
特に異を唱えたりはしなかったわけですし
柚莉ルート終盤の「お願い」は心からの台詞だったと思う。
だからこそ、本当にどうしてああなった…と思うキャラ。


・希莉

柚莉が作り出した第3の人格
(正確にはこっちの方が先)
無邪気な子供のように人を傷つけることを
なんとも思わない少女。
父親、久世さん、ルートによっては
ノエルまで殺害している
本作最狂ヒロインにして
シリーズ最終作のラスボス。
いや、めっちゃ怖かったッス、マジで。

タイトルの「Innocent Fille」は
彼女のことを示していたようで、
ある意味裏ヒロインといったところ。
実際、過去と現在二つの事件に関わる
重要人物だったわけですからね。


・稲穂 信

我らがミスターメモオフ。
今作ではシーサイドカフェ「YuKuRu」の
マスターを務めており、
全体的に「安心できる大人」という感じが
滲み出ていた人物像だった。

本作における彼とYuKuRuの絶対的な安心感は
決して揺るがなかったのは良かった。
どのシナリオにおいても累の親友であり味方。
今作の主人公(累)は最初から信を信用していたから
信もその信頼にこたえるために
対等な"友"であろうとしていたように見えました。

アナザールートでは主人公を務め
彼の雨の行方が描かれましたが、
意外にも恋愛に不器用な彼の姿が見れました。
いろんな奴に出会って変わったように見えても
自分の事となると鈍感になってしまうあたり信らしいと思いました。
本作の発売が決まった時に「信の雨が上がってほしい」
って書きましたが。本当にそうなって嬉しかったです。
信…おめでとう。本当におめでとう。


・汐鐘 京子

シーサイドカフェ「YuKuRu」に努めるバイト。
ノエルと寿奈桜のお姉さんって言う感じで
みんなの相談相手だったんですけど
アナザールートにおいてはメインヒロインとなる。

信とのやり取りも最高で、
累に対しても姉的な存在として
接してくれる本作の清涼剤の一つ。
彼女を含めYuKuRuの絶対的な安心感はやばい。

かおるでもなく詩音でもなく麻尋でもなく
まさか彼女が信のお相手になるとは
ゆびきりの記憶をプレイしてた時は想像もしてなかったよ。
おめでとう。信と末永くお幸せに。



以下、サブキャラ

・相葉 詞乃

主人公の通う湘南海陵高校2年生。生徒会長。
常にゆったりした雰囲気を纏っている少女。
序盤とノエルルートで少し話に絡んだ程度で
ほとんど空気だった人
同じような立場の瑞羽がああだったから
てっきり彼女にも何かあるのかとおもったけど…
全然そんなことなかったぜ!

ちなみに初期案では彼女の姉が
YuKuRuで働いている設定だったらしく
もしかしたらYuKuRuを中心としたシナリオでは
もっと出番があったのかもしれない。
(DLCの追加シナリオで出番増えるといいね)


・久世 奏波

地元コミュニティ誌「澄空アルーキーズ」の記者。
出会い方は最悪だったから警戒されたけど
本来はもっといい人だったんだと思う。
彼女はタイミング悪すぎただけだろうね。
そのタイミングの悪さは主に真相ルートにて発揮されるが
本当に運が無いというか。
思えば、累がYuKuRuを知るきっかけは彼女だったんだよな。


・神崎美咲

寿奈桜の幼馴染でノエルいじめの首謀者と思われたが、
蓋を開けてみれば寿奈桜大好きっ子だったという。
エンディングの一つに彼女とナオちゃんとで
二股状態となるエンディングがあるが
正直累のことなんて思ってたんだろうな。
何気にこの子も重い家庭事情を抱えている。
意外と悪い子ではないと思うし
ノエルとも行き違いはあったけど
いざ付き合ってみれば上手くやっていけそうな雰囲気ではある。


・茶菓月 依美里

主人公の通う湘南海陵高校の養護教師。
常にエロい言動を繰り返してる
ちょっとアレな先生。
莉一の協力者だったが意外と常識人であったことが
最後の方になって明らかになる。
保健室に行くと彼女のぶっとんだ妄想を
描いたサブシナリオが見れるけど、
シリアスな本作において、滅茶苦茶浮いてた話でした。


・秋村 司郎

秋村メンタルクリニックの医師で柚莉の主治医。
白衣を着た優しい感じの大人…
こいつは絶対敵だね!俺詳しんだ。
って思ってたら全然そんなことなくて
普通に良い先生で逆に驚いた。
主に科学ADVのせいでこの手の人物には
警戒するようになってしまったな。


以下、ゲストキャラ

・今坂 唯笑

信の高校時代のクラスメイトにして看護師。
パニックに陥った柚莉の危機を救ってくれたり
過去の経験から柚莉にアドバイスしたり
初代メインヒロインだけあって一番
出番が優遇されてた。
基本的に信に対して一番容赦ないのは姉よりも彼女だった。

智也との関係は今も続いてるらしいが
左手の薬指に指輪をはめてるあたり
もうすぐ結婚するのかもしれない。
智也の性格からして「信が結婚するなら俺らもするか」
的なノリで結婚しそうな感じはする。
恋人の智也は真相ルートにおいて
間接的に累をサポートすることとなる。
流石信の親友にして初代主人公と言ったところ。


・双海 詩音

信の高校時代のクラスメイトで
相変わらずの紅茶マニア。
公式HPにもPVにも出ていなかったので
本当にサプライズゲストで驚いた。
しかも中の人まで同じなのは更に驚いた。

設定資料集によるとイギリス在住で
本編中では長期休暇を利用して日本に戻ってきているらしい。
あと図書館司書として働いているとのこと。


・白河 ほたる

メモオフ2ndのメインヒロイン。
アナザールートの最後の最後になってから
ようやく登場するという出番の少なさには驚いた。
(しかも本人じゃなくて動画だったし)
ただ、その分一番おいしい役を
かっさらって行った感がある。
「Memories Off」は、
ほたるが信の結婚を祝して演奏した曲の曲名。
最後の最後でシリーズのタイトルを回収とか反則だろ。

健ちゃんとはまだ結婚していないみたいだが
公式HPに掲載されたショートシナリオでは
健からプロポーズを受けていた。


・荷嶋 音緒

「想い出にかわる君」のメインヒロイン
こちらもアナザールートのみの登場となったが
例の「おりょりょ」っていう変な口調は
昔通りであんまり高校時代と変わっていない印象を受けた。
午前君でも午後君でもないあいつの件に関しては
触れられていなかったけど結局どうなったんだろう?


・鷺沢 いのり

「Memories Off~それから~」のメインヒロイン。
柚莉ルートで"なぞなぞ大好きいのりおねえさん"として登場し
琴莉の背中を押してあげる活躍をした。
アナザールートでは実は既に一蹴君とは結婚しているらしく
「陵いのり」ではなく「鷺沢いのり」
になっていることが発覚。
全然変わっていない印象を受けた音緒とは真逆で
いのりはずいぶんと大人びた感じがしました。

おそらく、既に出産経験もあるみたいだから
歴代メインヒロインズの中では
一番主人公との関係が進んだヒロイン。



・仙堂 麻尋

「Memories Off#5」のメインヒロイン。
現在カメラマンとして奮闘中。
アナザールートでは信とお京さんが喧嘩するきっかけを与え
ある意味では二人のキューピッド役でもあった存在。
ただ、他のルートでも結局くっつくことが
確定しているわけだから、
別に麻尋さんの介入が無かったとしても
信とお京さんがくっつく世界線に変動は無かったと思われる。
相変わらず誤解しやすく誤解されやすい人で
あのナオちゃんにツッコミをさせるという
快挙を成し遂げた凄い人。


・稲穂 鈴

「メモリーズオフ6」のヒロイン。
信の姉にして少女向け小説家にして
シーサイドカフェYuKuRuのオーナー。
この人も結構出番が多め。
信との肉親特有の容赦ないやり取りもまたYuKuRuの名物
相変わらずで見てて飽きないし面白い。

ただ、弟の一大事であるアナザールートでは
不在だったのはちょっと惜しいなーって思った。
(まぁ鈴さんいると更に拗れるか
あっさり解決しちゃいそうな気がしますからね)


・嘉神川 クロエ

「メモリーズオフ6」のヒロイン。
クロエの姉で主にクロエルート、真相ルートで活躍。
妹大好きなお姉ちゃんですが、
その分、ノエルルートのバッドエンドにおける
彼女は本気で怖かったです
志雄とは婚約中らしいので近々結婚するかもしれない。


・天川 ちなつ

「メモリーズオフ ゆうびきりの記憶」のヒロイン。
アナザールートのみに登場。
設定資料集に書いてあった「風流庵のなのですさん」
結局一度も言われることなかった。
とても二十歳には見えないほどの童顔っぷりで
髪型変えて制服着たら高校時代と
全然変わらない気がします。
結局ゆびきりは誰エンドで終わったのか不明。


・星月 織姫

「メモリーズオフ ゆうびきりの記憶」のヒロイン。
アナザールートのみ登場。
ポニーテールも似合ってる我らが姫ちゃん先生。
見た目は幼女、実年齢28歳の合法ロリ。
そろそろ婚活を考えてるらしい結婚してくれ

真面目な話、彼女を湘南海陵の教師にしても
良かったんじゃないかな?って思う。
でもそれだと「ゲストキャラ」ではなく
「サブキャラ」として食い込んでしまうからな…


■総括

「最後のメモリーズ」に相応しい傑作だった。

過去がどんなに辛くても、
今がすごく苦しくても、
それでも
「あがらない雨はないんだ」
っと叫び続ける作品。

他の全てを捨ててまで、何かを失ってまで
「たった一つのかけがえのない想い」を手に入れる。
果たして、それだけの犠牲を払う価値があるものなのか?
というテーマに対する回答が本作。
解釈は人それぞれだと思うけど、
少なくとも自分は意味があったと思ったよ。

"修羅場""過去との決別"そして"止まない雨"
シリーズ最終作にして本シリーズが描いてきたテーマを
直球で描いた作品でした。

ありがとう…メモリーズオフ。



…なんてこと書いてたら追加シナリオが
DLCで配信されるとかニュースが飛び込んできて驚いた。
もうちょっとだけ、続くんじゃ!

以上、メモリーズオフ -Innocent Fille-の感想でした。






では最後はやはりこの台詞で締めくくりたいと思います

メモオフーーーー!愛してるーー!!

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俺の雨は上がったよ。
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コメント
No title
>嘉神川 ノエル
優遇された出番を活かして累と絆を深め、クリスマスではあんな大胆なことをして、累を支え最後に捨てられる(いじめ問題は未解決)...酷い話である
でもそんな不憫なノエルちゃんが大好きです。
冬エンドだとノエルを巻き込みたくないって建前があったけど、平穏な日常の先ならルイルイはどっちを選んだんでしょうかね

>三城 柚莉 スポーツ万能、元気と記憶力が自慢なアホの子。
記憶力自慢の柚莉が日紫喜さんの苗字を間違い続けたのってやっぱ本能的に彼女だと気づいてたんでしょうかね

>三城 莉一 決して累のことは嫌いじゃなったと思うんだよ
本当に嫌いな相手だったらわざわざトクトクに誘ったりしないでしょうしね。いきなり家に上がって物が増えたり、正直最初はホモを疑ってました

不安定な妹の世話をしながら神経すり減らしていたところを過去をほじくり返されたり、希莉が久世さんをやっちゃって引き返せなくなり、琴莉が生きていたことを知った衝撃とかで擦り切れちゃったのかなって思ってます
手錠のカギを捨てずに置いて行ったり、瑞羽が一人のところを襲わずわざわざルイルイの前で攫ったり、本音のとこでは彼も止めて欲しかったんでしょうね

>稲穂 信
信さんに相談すればなんとかしてくれるんじゃ感は凄かった
累「信、助けてくれ」
信「任せろ」
みたいなやり取りのとこ本当にカッコよかった

>楠瀬累
剣道習ってた話がちょくちょく出てたので莉一&希莉ちゃんとのラストバトルで活かされると思ったけど特にそんなことはなかったぜ
2018/05/15(火) 00:11 | URL | もちもち #-[ コメントの編集]
Re: No title
>もちもち さん
コメントどーも

> >嘉神川 ノエル
> 優遇された出番を活かして累と絆を深め、クリスマスではあんな大胆なことをして、
>累を支え最後に捨てられる(いじめ問題は未解決)...酷い話である
> でもそんな不憫なノエルちゃんが大好きです。

いじめ問題は正直、ナオちゃんが頑張るだけで
何とかなる感あるんだよな。

「瑞羽も大切だけど、俺はやっぱりノエルを選ぶぜ」
みたいな「夏」エンドが追加されないかなーっと思ってる。

> >三城 柚莉 スポーツ万能、元気と記憶力が自慢なアホの子。
> 記憶力自慢の柚莉が日紫喜さんの苗字を間違い続けたのってやっぱ本能的に彼女だと気づいてたんでしょうかね

ああいう子にかぎって意外と勘は鋭い感じがするんで
たぶんそうだと想います。
まぁ、ナオちゃんが間違えまくるのはたぶん素だろうけど

> >三城 莉一 決して累のことは嫌いじゃなったと思うんだよ
> 本当に嫌いな相手だったらわざわざトクトクに誘ったりしないでしょうしね。

本当に「琴莉」の事が無ければ普通に親友であったんだろう。

>正直最初はホモを疑ってました

それな!

> 手錠のカギを捨てずに置いて行ったり、瑞羽が一人のところを襲わずわざわざルイルイの前で攫ったり、本音のとこでは彼も止めて欲しかったんでしょうね

スマホの件とか"累ならわかるであろう"ヒントをやたら残していたのも
「止めてほしかった」っていう気持ちがあったからなんだろうな。

> >稲穂 信
> 信さんに相談すればなんとかしてくれるんじゃ感は凄かった
> 累「信、助けてくれ」
> 信「任せろ」
> みたいなやり取りのとこ本当にカッコよかった

二つ返事で頼みを聞いてくれる信の安心感ホント好きだった。

> >楠瀬累
> 剣道習ってた話がちょくちょく出てたので莉一&希莉ちゃんとのラストバトルで活かされると思ったけど特にそんなことはなかったぜ

相手も有段者でしかも攻撃に一切容赦なしですから、
あれだけ攻撃を回避し続けてた時点で凄いと思う。
(累の方は柚莉の体を傷つけたくなかっただろうし)
2018/05/15(火) 20:52 | URL | せーにん #-[ コメントの編集]
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