せーにんの冒険記

てっきりコウイチさんとシバさんが
あっさりなんとかしてくれると思ってたけど
彼らが協力しても成功確率は５％なわけか。


・サラの想い


「私を消してください。
それが、みんなの笑顔を守る方法だから。」

自らの意思で自らの死を望めるのは
「人間」だけである。
チャンピオンもサラがこの決断を自ら
決めたことに苦悩していましたね。
人と同じ心を持つ存在をただ世界に悪影響を
及ぼすという理由だけで消してしまってもいいのだろうか？

…でも、自分が全人類を滅ぼしかねないウィルスに
感染したとしたら
僕はまっさきに自分を殺してくれと頼むし
むしろ自分から死を選ぶと思う。


・リクの答え


「ならば勝負です。
ガンプラバトルで決めましょう！」

ホビーアニメ特有の展開になってきたな。
おもちゃの勝負で世界を賭けるなんてバカげてる。
けど、個人的にこういうバカバカしい展開は好きです。
デュエルで世界滅ぶとか最高じゃね？
ただ「サラに生きてほしい」というエゴを
押し通すために文字通り世界を敵に回したリク。
成功確率はほんの１２％、わずかな希望を求める少年たちと
世界を救うために個を殺そうとする大人たちの戦いが今始まる。

しかし、運営はさっさとりっくんたちを
アク禁にしておけば良かったと思う。
「世界」と「数人のプレイヤー」
どちらを選ぶべきか天秤にかけるまでもなかろうが。


運営の選択は企業として間違ってはいないんです。
誰だって金かけたプロジェクトが
プレイヤー数人の我儘のせいで崩壊したら
株主やら上層部やらになんて説明すればいいって話になる。
今回のバトルも運営権限で止めることできたはずなのに
それをしなかったわけですから、
できる限りプレイヤーの意思を尊重してあげてる
仏のような運営なんだよな。
（まぁ途中で「そんな約束した覚えはない」
っていう展開になるかもしれませんが）

今回のリクの言い分は
「仲間を助けたいから１２％の成功率の
世界崩壊ガチャに付き合ってくれ」
ということなんですよね。

もし失敗したらＧＢＮは崩壊し、
これまでのデータはすべて破壊される。
一方運営側は「１００％の確立でデータの安心を保証する」
案を提示してくれている。
あなたがリクやサラのことを全く知らない
一人のＧＢＮをプレイするプレイヤーだとするなら
今回のリクの行動はどう見えるだろうか？


次回はＯＰの対戦カードが再現されるわけね。
情に流される派と理性で世界守ろうとする派の戦い

【感想】

・ガンダムビルドダイバーズ　第１話「Welcome to ＧＢＮ」

・ガンダムビルドダイバーズ　第２話「百鬼オーガ」

・ガンダムビルドダイバーズ　第３話「守る者」

・ガンダムビルドダイバーズ　第４話「霊山の虎狼」

・ガンダムビルドダイバーズ　第５話「聖地・ペリシア」

・ガンダムビルドダイバーズ　第６話「過去と未来」

・ガンダムビルドダイバーズ　第７話「フォース戦」

・ガンダムビルドダイバーズ　第８話「フェス！」

・ガンダムビルドダイバーズ　第９話「オーガ再び」

・ガンダムビルドダイバーズ　第１０話「有志連合」

・ガンダムビルドダイバーズ　第１１話「アヤメの涙」

・ガンダムビルドダイバーズ　第１２話「光る翼」

・ガンダムビルドダイバーズ　第１３話「決闘-デュエル-」

・ガンダムビルドダイバーズ　第１４話「新しい力」

・ガンダムビルドダイバーズ　第１５話「ロータス・チャレンジ」

・ガンダムビルドダイバーズ　第１６話「再会、友よ」

・ガンダムビルドダイバーズ　第１７話「共同戦線」

・ガンダムビルドダイバーズ　第１８話「男の意地」

・ガンダムビルドダイバーズ　第１９話「ナデシコアスロン」

・ガンダムビルドダイバーズ　第２０話「真実」

・ガンダムビルドダイバーズ　第２１話「君の想い」



エゴだよそれは。

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