夢のヒーロー

全てがあるべき姿に全てが元のままに
「還る」までのお話だったな。
最後に放たれた
「フィクサービーム」は
コンピューターワールドの街並みだけではなく
「アカネの壊れた心」も修復したって言うことなんだろうね。
OPの歌詞通り君(アカネ)を救うお話だったわけだ。

特撮版主題歌と共に
真の姿となるグリッドマンと
アレクシスとの最終決戦は
ぐりぐり動いて凄かったな。
ゴテゴテした武装がなくなったおかげで
作画面で楽になり動かせるようになったという
現実世界の大人の事情と
アシストウェポンとアンチを含む全リソースを
グリッドマンに注ぎ込んだからこそ
出来たっていう設定が見事に融合した瞬間だった。
戦闘面に関しては最後まで息切れせずに
良いバトル見せてくれたと思いました。

グリッドマンは一度アレクシスに敗北
したみたいですけど、
今回勝てたのは"この世界の人々"の
助けがあったからなんだろうな。

結局裕太に取り付いた理由は
アカネの世界で唯一アカネではなく
六花に惚れたっていうことが原因だったんだろうな。
オートマトンじゃなく人に進化して
君に向かうことができれば…作られたロジックではなく自らの
「心」で好きな相手を選んだ裕太だからこそ
この世界の神に刃向う戦士となれたわけだ。

ラストでアノシラス2世ちゃんが出てきて
アンチくんを救ってくれたのは驚いたな。
彼女に「借り」を返すため
これから
もう一人のグリッドマンとして
アンチくんも頑張っていくんだろう。
総括:SSSS.GRIDMAN
現実で満たされない少女が虚構に逃げて
その虚構から「おう、頑張れよ」って
背中を押してもらって現実に帰っていくお話。
要するに
「アカネくん、現実世界に帰ろう」っていう話を1クールの間放送してたってわけか。
ラストが「アニメ」ではなく「ドラマ」だったのも
そういうことなんだろうな。
現実との次元の違いを演出として盛り込み
特撮版と完全に繋げる形で終わらせたのは
上手いなと思いました。
結局本当の裕太ってどんな奴なんだろう?六花とは元々どういう関係だったの?っていう謎が残りましたが、
そこを聞くのは野暮ってもんでしょう。
ボイスドラマの12.12話で回収されてもいいし
自分の想像に任せるのもいい。
特撮版ありきの作品で原作を未視聴の自分としては
付いて行けるのか不安だったのですが、
アニメはアニメとして綺麗に終わった作品でした。

一方で、
シリアスが多く全体的に暗い(明るくない)、
六花と内海の態度が悪い、
仲間内でギスギスしすぎ、
情報共有が出来て無さ過ぎてイマイチ仲間感がない、
六花と内海の存在価値がわからない、
いわゆる"セカイ系"で虚構の世界が舞台、
他作品のパクリ(オマージュ)が多い、
…等の理由から一部からの評価は
最悪な作品でした。
僕個人としては割とそういう展開好きなので
別に気にしてないし、むしろ若者故の
不完全さとか
青臭さとか好きなんですが!

これに関しては各個人の好みの問題だと思うので
「そういう見方もあるよね」っと思って
広いココロで受け止めておいてください。
間違ってもそのことに対して
苦情、反論、批判等のコメントを送らないように。
これ以上なにか言うと俺が精神的に病みますので!
文句はそういう展開にした制作委員会に言えー!!この三か月は本当に辛かった…【関連記事】
・SSSS.GRIDMAN 第1話「覚・醒」・SSSS.GRIDMAN 第2話「修・復」・SSSS.GRIDMAN 第3話「敗・北」・SSSS.GRIDMAN 第4話「疑・心」・SSSS.GRIDMAN 第5話「挑・発」・SSSS.GRIDMAN 第6話「接・触」・SSSS.GRIDMAN 第7話「策・略」・SSSS.GRIDMAN 第8話「対・立」・SSSS.GRIDMAN 第9話「夢・想」・SSSS.GRIDMAN 第10話「崩・壊」・SSSS.GRIDMAN 第11話「決・戦」
以上、SSSS.GRIDMANの感想でした。
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周りの評価はともかく、自分が楽しめたら、それで十分だと思いますよ。
アニメ版としてもちゃんと話をまとめるよ、って感じがしました。
コメントどーも
> 自分も今季の良作だと思ってますし、最後まで楽しんで視聴出来ました。
> 周りの評価はともかく、自分が楽しめたら、それで十分だと思いますよ。
ホントそれ。それでいいんですよ。
あーだこーだ言うよりもまず角度を変えてその作品を楽しもうよ
コメントおどーも
> 前作のグリッドマンはエネルギー体で、生物に乗り移れないから今回のグリッドマンは同じ名前の宇宙人なんだよね。
ディケイドにおけるリ・イマジネーションライダーみたいな感じで
グリッドマンとは同姓同名だけど特撮本編のそれとは異なるみたいな感じか。
>このアニメで好きなのはやっぱりアカネかな
ある意味彼女が主人公の物語だったと思います。
「夢のヒーロー」はいつか流れると思ってましたが
まさに最高のタイミングで流れましたね。
UNIONは「SSSS.GRIDMAN」そのものを現した曲
考察想像の余地も残して個人的には評価できますし、自分で考えて自分で納得できた答えが見つかったし大満足でした
現実のアカネが六花に似てるのは(キャラデザなどが入れ替わるなど互換性がある)やはりツツジ台の六花は自分のそのままのイマジナリーフレンドであり
裕太が多分唯一現実世界と変わらないそのままの存在(他のキャラは玩具メーカー関連の名前で造り物の可能性大)
で、彼女自身が才色兼備な女子に(そして自分の趣味を表にだせる)なったのに何故か裕太は六花に惹かれたという
現実と違って隣の席にまでしてるのに
まぁ自分の想像ですけどこれで概ね納得できましたね
続編か劇場版マダー?
そうじゃないとつじつまが合わないとこがありますし
アノシラスちゃんの事とか
それで何故エネルギー生命体であるグリッドマンが
裕太に憑りつけたのかの考察ですが
裕太らがコンピュータワールドのレプリコンボイドで
生物ではなかったからだと思います
てかツツジ台はアレクシスにコンピューターワールドの存在を教えられた
アカネが現実逃避の為にその中に作った場所だったんでしょう
そこに暮らしてる人達はシムシティの住人の様な感覚で作られた
レプリコンポイドだったんでしょう
でもフィクサービームを最後に使うことで
ツツジ台はコンピューターワールドとしての機能が正常化されて
アカネが複数の毒霧怪獣を使って維持しなくても存在できる
一個の独立した世界になり
そこの住人も本物の電子生命体になれたんだと思います
グリッドマンは特撮版からのファンなので
最終回の夢のヒーローは涙腺崩壊でした
本当熱くていい最終回でした
アカネの痛みを良く知っているからこそ頑張れるのです。
原曲キター
本来の姿と共に第一作目で使われた曲を流す……にくいぜっ!
母も来ました(汗つ
二代目アノシラスちゃん、初代との共演果たす(汗つ
アノシラス「次は“ULTRMAN”に出るかもね」
アンチ「マテ」
アノシラス「とはいっても“怪獣娘”のほうだけど、ソウル……」
特撮要素
最後は実写になったけどあれが“新条 アカネ”となれば……
総評.
私個人的には可也良いと思えます、辛口になっている方も多いですが製作側から見れば“じゃあ製作やってみろよ”と言われてもおかしくはありません……こーいう創作物はあんまり素人が調子に乗って評価しない方がいいのです!
あの娘はリアルのアカネちゃんで間違いないでしょうね
それとリアル世界のアカネちゃんの部屋に
六花に貰ったパスケースがあったのは良かったですね
こういうちょっとした奇跡は大好きです
あと特撮版のアノシラスと音楽の精霊が住んでいたキーボードが
アカネちゃんの部屋にありましたので
多分きっとアノシラスちゃんはあそこから来たんでしょう
特撮版のグリッドマンと並ぶと一回り大きいんですが
大きさが揃えられてなかった事に意味があったのは正直びっくりしました
まさか特撮版の上にアーマー着こんでるデザインだったとは気が付きませんでした
ひょっとして内海が見てた宇宙船の表紙のウルトラマンが皆
鎧を着た姿だったのもヒントだったんでしょうか?
このアニメでも第1話でグリッドマンは「私はエネルギー体」と言ってます
ハイパワールドのエージェントという設定も同じです
わざわざラストを実写にして特撮と繋げてますしね
グリッドマンが裕太に憑依できたのは彼が実在の人間ではなくアカネとアレクシスが生み出した仮想世界の住人で、尚且つアカネではなく六花を好きになった、つまりアカネのコントロールから外れてた人間だからだと思います
あとはメタ的にウルトラマンとハヤタ隊員のオマージュですね
>ラストでアノシラス2世ちゃんが出てきて
アンチくんを救ってくれたのは驚いたな。
初代アノシラスも一緒で二度ビックリですよ
生きてたのか、初代 どうやって、あんな可愛い娘を産んだの?って感じですw
まあ、アノシラス2世が怪獣娘だったのはこのアニメと同時期に「怪獣娘~ウルトラ怪獣 擬人化計画(黒)~」を上映してた事も影響してそうですが
あと人間の姿の方が対話しやすいですしね
>結局本当の裕太ってどんな奴なんだろう?
>六花とは元々どういう関係だったの?
多分、自分がグリッドマンと自覚する前の裕太は本来の裕太の人格を模倣してた気がします
六花への想いが失われなかったとグリッドマンも言ってますし
多分、1話のグリッドマンで憑依される直前に六花に告白して返事を保留されてたのでしょう
でなきゃ、いくらグリッドマンが天然なところがあるとは言え、他人の恋愛感情を暴露しないと思いますし
ん?上のコメントだと「特撮版とはつながってないよ」
って言う風にとらえられたみたいですけど
結局どっちなんだ?
これも視聴者の想像におまかせってパターンなのか?うーむモヤモヤする
コメントどーも
> 現実のアカネが六花に似てるのは(キャラデザなどが入れ替わるなど互換性がある)やはりツツジ台の六花は自分のそのままのイマジナリーフレンドであり
EDのラストシーンにいる子はもしかして
六花じゃなくてアカネ(の外の人)なのかな?
コメントどーも
> おそらくアニメ版グリッドマンは特撮版グリッドマンと同一人物です
> そうじゃないとつじつまが合わないとこがありますし
> アノシラスちゃんの事とか
平成ライダーと同じパターンで
「似てるけど異なるセカイ」
っていうオチもあり得ますよ。
現実世界から来たアカネが「グリッドマン」
のことを知らないあたり自分としてはそっちを推してる。
コメントどーも
> アカネの痛みを良く知っているからこそ頑張れるのです。
アンチくんはよくここまで成長したよな。
> 原曲キター
> 本来の姿と共に第一作目で使われた曲を流す……にくいぜっ!
最終決戦で初代OPが流れる演出良いよね
> 総評
> 辛口になっている方も多いですが製作側から見れば“じゃあ製作やってみろよ”と言われてもおかしくはありません……こーいう創作物はあんまり素人が調子に乗って評価しない方がいいのです!
すまん!俺、結構辛口だったわ!!
でもいちユーザーとしては求めたくなるのが真理なんですよ。
ゲームにしてもアニメにしても漫画にしても
コメントどーも
> それとリアル世界のアカネちゃんの部屋に
> 六花に貰ったパスケースがあったのは良かったですね
> こういうちょっとした奇跡は大好きです
それは気づかなかったが…
コンピューターワールドから物を持ち運べるのでしょうか?
そこらへんの設定を知らないからやっぱりモヤモヤする
コメ返信が週1になるぐらい
何しろトリガーはニンジャスレイヤーでも「世界忍者戦ジライヤ」(オールスター感謝祭の予選落ちの曲で曲は未だに使われてる)というNINJAの草分け作品のOPの最後のシーンをオマージュする位のわかる人にはわかる芸が細かい製作集団だから逆に無いと不安になる。
放送当時「時代を先取りしすぎた」作品だった為、やっと時代が追い付いたとも思いました。
あと特撮では出来ない禁じ手(中の人が戦う)や予算がかかる展開(水着回の巨大怪獣等)とかをアニメだから沢山詰め込めたと思います。
原作の設定を上手く利用した最終決戦は良かったです。
最後の実写は「アカネが現実と向き合えた」「アニメが終わり、特撮版の世界は続く」とか色んな意味があると思います。
個人的には「卒業式の定番曲」とかの懐メロの選曲も密かな楽しみになってた。
コメントどーも
> 公式で作られてるアニメ版のグリッドマンのきぐるみは
> 特撮版のグリッドマンと並ぶと一回り大きいんですが
> 大きさが揃えられてなかった事に意味があったのは正直びっくりしました
「鎧を着てる方が弱体化してる」ってのはなんか納得できんが、
フリーザと同じようにスマートの方が戦闘力が高いってことなんだろうね
オマージュのくだりは凄いと思いましたが、
あまりにもやりすぎるとクドいと思われるんですよね。
> 最後の実写は「アカネが現実と向き合えた」「アニメが終わり、特撮版の世界は続く」とか色んな意味があると思います。
たんなる「夢落ち」という説もあります。
>>コンピューターワールドから物を持ち運べるのでしょうか?
>>そこらへんの設定を知らないからやっぱりモヤモヤする
一応コンピューターワールドはコンピュータの中にある世界ではなく
電子機器から繋がってはいるけど
ちゃんと固有の法則や質量がある異次元の世界って設定なので
仮想空間から物を持ちだすよかは可能なはずです
なのでアカネは神様って言っても世界全体を作ったわけではなく
その異空間の空きスペースに街のオブジェクトや
住人の設定を追加しただけかと思います
ちなみにコンボイドってのはコンピュータワールドに住む異次元人で
アレクシスが六花たちをレプリコンボイドっていってたという事は
そのレプリカって事ですかtら
街の住人に実態は存在するはずです
グリッドマンのフィクサービームで地球化したという事は
世界が正常化した事でレプリカから完全な異世界になったって事でしょうから
きっとあの世界はずっと続いて行くんでしょう
のことを知らないあたり自分としてはそっちを推してる。
グリッドマンって「とある町の人たち」以外には大して知られてないご町内ヒーローだからアカネが知らなくても不思議じゃないですよ
その町の住人でも詳しく知ってるのは数人だけです
特撮の方ではグリッドマンが現実に姿を見せたのは二度だけです
まあ、公式が明言してない以上、可能性は無限ですが
>たんなる「夢落ち」という説もあります。
現実世界に六花から貰った定期入れがあったから、その可能性は低いと思いますよ、とマジレス
そういえば特撮の方で夢の世界を支配する怪獣が出たことがあって、一度だけグリッドマンが夢の世界に入った事があるんですよ
だからこのアニメの全てがアカネの精神世界で展開された夢ワールド(仮名)でグリッドマンたちはアカネの夢の世界で活躍してたというのも、そう突飛な説じゃないかもしれないですね
ハイパーワルドの人たちはヒーローも悪役もそのくらいやってのける連中でした
アカネがグリッドマン同盟の呼びかけでアレクシスから解放されると同時に、町しかなかった世界が一つの惑星にまで広がってますしね
アノシラス親子はコンピューターワールドに生息する電脳生命体なんですが、何らかの手段で夢ワールドに入れるのかもしれません
娘の方が人間の姿なのも夢ワールドに入った影響だったのかもしれません
母親が音楽の妖精だからという説もありますが
コメントどーも
> グリッドマンって「とある町の人たち」以外には大して知られてないご町内ヒーローだからアカネが知らなくても不思議じゃないですよ
現実のアカネくんを怪獣マニアのオタク女子と仮定すると
マニアが知らないレベルでローカルなのか…ってなるな
> >たんなる「夢落ち」という説もあります。
> 現実世界に六花から貰った定期入れがあったから、その可能性は低いと思いますよ、とマジレス
た、たまたま同じものを現実の茜くんが持っていたんだよ(震え)
マニアが知らないレベルでローカルなのか…ってなるな
アレクシスがアカネくんからグリッドマンの記憶を消してたのかもしれませんよ
だってグリッドマンに一度勝ってるのにアカネくんに秘密にして「お客さまみたいだね」とかとぼけてましたし
挙げ句、グリッドマンの能力をアカネくんに全く教えてませんし
彼の目的からしても予備知識0のアカネくんとグリッドマンの戦いを楽しみたかった可能性はあると思います
9話でわざわざアンチくんを見逃して10話でアンチくんが怪獣に攻撃しても放置してますし
…登場人物全員小学生にすれば問題ないんじゃないかな?
だが断る。もう金輪際この作品関連には関わろうとは思わないから。
関わらぬさ