せーにんの冒険記

乱戦、裏切り、願い、命
ライダー同士の壮絶な戦いを描く
まごうことなき「仮面ライダー龍騎」の続編でした。

特に「裏切り」に関しては
まさかのあの人物の裏切りにかなり驚いたし
エピソード２のあのシーンはかなり驚愕しました。
地上波放送じゃ絶対できないようなマネを
したとおもったら更に地上波放送では
絶対放送できないシーンが続くとは…
グロさや物語の悲惨さはアマゾンズが上ですが
度胆を抜かれたという意味では
本作もかなりインパクトがありました。
…そういえば「ライア」って「嘘」っていう意味でしたね。
ある意味初期設定どおりの展開だったわけだ。

龍騎特有のカードを駆使したバトルシーンは面白かった。
リュウガのガードベントって今回初めて使ったんですよね。
改めて思うとコンファインベント強すぎじゃないか？
まさかファイナルベントさえ封じるとは…

アナザー龍騎は大切な人を生かすために
他の命を切り捨てる覚悟を持った人物で
まさにオリジナル龍騎のアナザーであり
蓮や神崎士郎でもある存在でした。
正直彼もまた純粋な「願い」の為に戦った
ライダーのイフだったんですよね。

我が魔王と我が救世主に関しては
かなり出番が少なかったですが、
龍騎から力を受け継ぎアナザー龍騎を倒し、
仮面ライダーオーディンと対峙する役目を授かる。
ついに初公開となったオーディンのファイナルベントに対し
二つのサバイブの力で真っ向から打ち破る展開は凄く良かった。
あの瞬間、ソウゴとゲイツは二人から全てを託されたってことなんだろうな。
（サバイブの幻影が横にいたのは良い演出だった）
真司くんがゲイツを見て蓮だと間違えたシーンは笑ったけどさ
似てる似てるって言われてたけどまさか公式で言われるとは…

龍騎最大のテーマである「願い」の部分
これに関しては直球で描かれていて
"もう一度友と会いたい"という願い
"恩人の願いを叶えたい"という願い
"戦いの中で死にたい"という願い
"救えなかった友を救いたい"という願い
…という（少なくとも）メイン４人の願いに関しては
叶えられたんじゃないかと思う。

松本梨香さんの唄う本作の主題歌
「Go! Now! ～Alive A life neo～」は
曲調といい歌詞といい龍騎の主題歌である
「Alive A life」と似ておりアンサーソング的な内容で
聴いた瞬間感動しましたね。

結末がちょっとビターなのは龍騎らしいと思ったし、
「あの人」のその後が描かれたりと
龍騎本編を見た視聴者にとっては満足な出来でした。



シノビは来週見ようと思う

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