■度し難い物語そりゃR-15にもなるわ!!って納得する内容の映画でした。
感受性が高い人間は見た後しばらく
放心して何もできないと思う。
これ…地上波で放送するの無理だから
劇場版にしたのではないか?
アニメ版の続きとなる劇場版作品で
アニメ版を見てない人にはちょっと入りにくく
何も知らずいきなり本作を見た人は
キャラの可愛い見た目とのギャップに
上昇負荷がかかってしまうと思う。
見終わった総括としては…
少年少女たちの
「憧れ」の物語でしたね。
いろいろとぐちゃぐちゃだったり汁がこぼれたりするのですが
それでも「憧れ」というテーマは一貫して描いてる作品でした。
あと、
異質な親子愛の物語でもありました。
■黎明卿(すじがねいりのろくでなし)良くも悪くも今回のボス
「ボンドルド」というキャラは印象的でした。
アニメ版の時点でもその恐ろしさの片りんは触れられていましたが
今回の劇場版でその狂人っぷりを容赦なく発揮してたと思う。
プルシュカ(娘)のことを愛してるけど
"それはそれ"として道具として使用することを
全くためらわないあたりが卿の凄いところで、壊れてる部分。
ただ、命の倫理観が完全にいっちゃってる
マッドサイエンティストでしたけど
最後までブレなかったという点では
悔しいですが
本当に良い悪役でした。あと、物理的な実力も強敵だったんですよね。
一度は完全敗北し、主人公がパワーアップイベントを経て
暴走形態になってもなお倒せず、
デバフかけまくった結果、仲間との協力でようやく勝てるようになる。
っていう時点でボスとしての強敵感は本当にすごかった。
最終的に決め手になったのが失ったレグの腕だったってのは
本当に上手いなと思いました。
あれって興味本位でレグの腕を奪ったことが敗因だったんですよね。
■プルシュカ(もうひとりのしゅじんこう)プルシュカはいわゆる劇場版限定ヒロイン的な
立ち位置のキャラで、主人公たちと心を通わせるけど
逝ってしまう系のヒロイン。
けどその交流に意味はあって
彼女の残したものが次へつながるカギとなる。
っていう部分は個人的にすごく良いと思いました。
結果的にですけど彼女は父親の元を離れて
レグたちと一緒に冒険に出かけることになったんですよね。
彼女の「憧れ」はレグたちと共にこれからも続いていく。
仲間の遺品とかそういうのに弱いヒトなのです。
しかし、彼女がカートリッジになった後に
挿入される
回想シーンは正直見た人たちの
心を折るのに十分すぎる内容でした。
リコの
「プルシュカがこぼれちゃう」のあたりもヤバい
以下、主役三人についての感想
■レグバトル面でも物語面でも活躍してた子。
火葬砲を連射して戦うレグと
ボンドルドの最終決戦は劇場版だからこそできる
ものすごく動く
ハイレベルな戦いでした。
しかし、片腕を失ったり、暴走したりと
結構ひどい目に合ってますよね。
■リコなんか
泣いてる印象しか残らなかったヒロイン。
それでも前を向いて先に進めるあたり
鋼メンタルと言われただけはある。
正直普通の12歳だったらここまで来るのに何回か心折れてるよ。
参謀としてはナナチが優れるが
知恵袋としては彼女がいなければ
いけなかった場面も結構多い。
■ナナチナナチは可愛いですね。
っていうのを再認識した人は多そう。私もだ。
ボスが因縁のあるキャラだっただけに
出番はかなり多く、作戦参謀としても
リコチームに欠かせない存在だった。
映画としては
「これからも冒険は続くよ」っていう感じで終わるのですが、
続編が政策決定しているようで。
今後も度し難い闇を見せていくことになるんだろうな。

上映前のマルルクちゃん短編が一番の癒しでした。
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劇場版にしたのではないか?
ぶっちゃけ、その通りだと思いますね
>良くも悪くも今回のボス
「ボンドルド」というキャラは印象的でした
>アニメ版の時点でもその恐ろしさの片りんは触れられていましたが
今回の劇場版でその狂人っぷりを容赦なく発揮してたと思う。
オーゼン「特にポンドルドは筋金入りのろくでなしだ 私のように優しくないから気をつけな」
オーゼンさんの言葉には一片の嘘も冗談も含まれていなかった模様
>プルシュカ(娘)のことを愛してるけど
"それはそれ"として道具として使用することを
全くためらわないあたりが卿の凄いところで、壊れてる部分。
自分の命すら「次」に繋がるなら惜しくないという型月の魔術師に生まれてたら理想的な精神構造
>結果的にですけど彼女は父親の元を離れて
レグたちと一緒に冒険に出かけることになったんですよね。
思えばレグも人ならざる存在だし、こういう「仲間」も有り・・・なのかな・・・?
シーカーキャンプでのオーエンとマルルクのショートショート……多分複数あってランダム方式ですね。いや~マルルクちゃんの亀甲縛りで酒を呑むオーエン……まだ彼女の方がマシに思える。
オーエン「衣類がもう少し開けてるとなおよかったな。下着の盛り上がりが今一つ……」
マルルク「R-15で済んだのにぃいいい!!」
不屈の花畑に潜む脅威
流石にアビスの生物は地球上とは異なるベクトルです、まさか生餌を生かすために自ら食われるとは……これ前線基地の面々が定期的に火炎放射しないといけませんな。
ボンボルド
TV版では単なる悪逆非道と思っていたんですが……どうも自分が果たせなかった夢を継ぐ者を待っていた感もある。ナナチを逃したのももしかすると……。
白笛の真実
これはオーエンも知っていたのに伝えてない……ではライザの白笛はどうやってできたのか?それにしてもボンボルトは白笛になると見込んでプルシェカをカートリッジにしたのか?
レグ暴走!!!
これはボンボルドも知らなかったようです、片腕取ったの後悔する辺りブットンデイルわ(大汗。
ボンボルド「さてさて、何処から手を付けましょうかぁ?」
地上の様子は全くナシ
ここら辺は続編に期待、ただリコの連絡気球がどうなっているのか……アビスの呪いに関しては
完全に倒すには至ってないってのがヤバイです
ペテルギウスとかQBとか残機制は厄介です
あとプルシュカは2期で回想とか幽霊とかですがセリフつきで出番あります
残したものも活躍します
コメントどーも
> ぶっちゃけ、その通りだと思いますね
ただ、OVAとか例の商法でもなく劇場版として上映してるあたり気合入ってますよね
> オーゼン「特にポンドルドは筋金入りのろくでなしだ 私のように優しくないから気をつけな」
> オーゼンさんの言葉には一片の嘘も冗談も含まれていなかった模様
振り返ってみたとき誰もが「オーゼンさんが一番まともだった」ってことになりそうだな白笛
> 自分の命すら「次」に繋がるなら惜しくないという型月の魔術師に生まれてたら理想的な精神構造
「命」というものを全く理解できていない
人のカタチをしたなにか別の生命体のようにも感じる
> 思えばレグも人ならざる存在だし、こういう「仲間」も有り・・・なのかな・・・?
遺品の数だけ強くなるよ!!
・・ブラックトリガーみたい
コメントどーも
> シーカーキャンプでのオーエンとマルルクのショートショート……多分複数あってランダム方式ですね。いや~マルルクちゃんの亀甲縛りで酒を呑むオーエン……まだ彼女の方がマシに思える。
毎週ごとに違うエピソードを放送するとか。
これで毎週通って毎週お通夜になれと!
> オーエン「衣類がもう少し開けてるとなおよかったな。下着の盛り上がりが今一つ……」
> マルルク「R-15で済んだのにぃいいい!!」
R-18になっちゃう!!
> 流石にアビスの生物は地球上とは異なるベクトルです、まさか生餌を生かすために自ら食われるとは……これ前線基地の面々が定期的に火炎放射しないといけませんな。
本当に序盤からアレだから、ポップコーンを食う手が止まったお客さん多かっただろうな。
> TV版では単なる悪逆非道と思っていたんですが……どうも自分が果たせなかった夢を継ぐ者を待っていた感もある。ナナチを逃したのももしかすると……。
そう思うと…永遠の夢追い人だったのかもしれない。理解は1ミリもしたくないけど
> これはオーエンも知っていたのに伝えてない……ではライザの白笛はどうやってできたのか?
それを考えるとちょっと怖い
> これはボンボルドも知らなかったようです、片腕取ったの後悔する辺りブットンデイルわ(大汗。
まさかちぎれた腕からも火葬砲打てるとは想像していなかっただろうし
コメントどーも
> 何が怖いってボンドルドの残機減らせて退けただけで
そうですよね。物理的に圧倒したといっても
やたら強い個体を倒しただけで完全勝利には至っていなくて
しかもメンタル的には全く無傷という恐ろしいボスキャラ
> あとプルシュカは2期で回想とか幽霊とかですがセリフつきで出番あります
> 残したものも活躍します
水瀬さん殉レギュラー獲得
返信どうもです。
第一周でコレなら……う~むヤバいかも(おおあせ。なおマルルクの亀甲縛りは良かったですが衣類もう少しあきませんかね?
飲み物買わんんで正解ですな
理解はしたくはないけど人間やめちゃった感バリバリでした
リコの父親の線もあるしなぁ……それにしてもレグの存在も知らなかったのか?