これは破滅を乗り越えるための物語
いやー面白かった。乙女ゲーム好きのオタク高校生女子が
転生した先は自分が好きな乙女ゲームの世界。
ただし自分にあてがわれた役割は
どのルートでも破滅が待っているという「悪役令嬢」キャラ。
主人公カタリナが「破滅フラグ」という運命を変えるために奔走する。
っというお話で、ぶっとんだ設定でありながらも
物語の
"目的"がきっちりと描かれた第1話でした。
とにかくカタリナお嬢様のぶっ飛んだ
キャラクター性が魅力的な作品でしたね。
バッドエンドルートに向かった時を想定して
剣の腕を磨いたり、土属性を強化するために畑を耕したり
目的を達成するために努力を惜しまない系のキャラは好感持てます。
異世界転生系の作品ではあるのですが
転生特典として記憶の引継ぎがあるわけではなく
頭を打って偶然にも思い出したっていう点も面白かったです。
しかし、主人公を引き立てるための悪役とはいえ
全ルートで破滅するのが確定してるとか酷い話ですよね。
ギャルゲーに例えると主人公とヒロインの中を
引き裂こうとする奴がいて、そいつが全ルートで
破滅するってことになるのか…あんまりそういうやついた記憶がないです。
(デスゲーム系の作品で全ルートで死ぬやつならいますけど)

内田真礼劇場でした
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転生先が蜘蛛型モンスターでしたと言うJKもいるのですから……まだ悪役令嬢なら救いようがある訳です。
どう転んでも破滅エンド
良くって国外追放、最悪返り討ち……カタリアは国外追放後も生きていける様に農業スキルを取得していく訳です。
この性質は前世からの根っからのものだったりします
ちなみに女性キャラが百合的にかなり活躍する作品なのでお楽しみに
あとカタリナ様が前世オタクなのに野猿ってのはどういう事かというと
野猿みたいな娘が前世の友達の影響でオタクになったって事です
その際そのオタク友達は前世のカタリナ様のお母さんから
「娘を人間にしてくれてありがとう」と涙ながらに感謝されたそうです
このブログのサムネになってる全員集合で
カタリナ様の隣にマリアがいますが
実質、彼女が本作のメインヒロインだったりします
ちなみにマリア登場は早ければ3話
遅ければ5話ぐらいになります
OPもかなり独特な雰囲気で、幼少期から成長後に変わる演出が特に好き。
>内田真礼劇場でした
もしやと思ったが、本当にキャスト表にズラッと並んでいるのは笑った。
カタリナみたいな悪役はどっちかというと古典少女マンガに多いタイプかな。
ジャンルが違うが、草加みたいなネチネチ主人公を妨害するキャラは確かにあまり良い結末が無い気がする。
ちなみに、公式twitterにはジオルド視点のショートドラマがあるので、補足として見てみるといいと思う。
「ラスボス撃破後、ラスボスの影武者の奇襲で臨終」「相棒に力を託して臨終」「精神崩壊エンド(多分死亡)」「自分が生きてたら世界が滅びる事に気付いて相棒に殺してもらう事で世界を救う」という主人公にしてヒロインのどうあがいても絶望なキャラをドラッグオンドラグーン3というゲームで演じた事はあります。
よりによって全ルートで破滅するヒロイン経験者のまれいたそがカタリナを演じるとは!
因みにニアピン賞なら「メインヒロインは24/26ルートで破滅する」ニーア オートマタという作品もあったりする。メインヒロインがどうあがいても滅亡は結構スクエニ作品だとあります。(分岐無しだと機械のAIパーツにされましたとさとか更に悲惨なのがスクエニではあります。)
実質サブヒロインでこれだけ破滅確定は珍しい。
やっぱり「物語のオチ」を知ってるのは強みだなと。フランダースの犬で例えれば「ネロとパトラッシュは落とし物を渡した後、付いていけばハッピーエンドになれた」のを知ってる位の転生特典。
ただカタリナ以外に心理描写が現時点では無いから「良いことをしたと思ったのが、実は○○と思われてた」になる可能性も。
コメントどーも
> 転生先が蜘蛛型モンスターでしたと言うJKもいるのですから……まだ悪役令嬢なら救いようがある訳です。
まず人間として生まれたいですね
コメントどーも
> OPでわかる通りカタリナ様は男女問わず無自覚な人たらしですが
> この性質は前世からの根っからのものだったりします
> ちなみに女性キャラが百合的にかなり活躍する作品なのでお楽しみに
もう既に破滅フラグを乗り越えてるんだと思うな。
> あとカタリナ様が前世オタクなのに野猿ってのはどういう事かというと
> 野猿みたいな娘が前世の友達の影響でオタクになったって事です
> その際そのオタク友達は前世のカタリナ様のお母さんから
> 「娘を人間にしてくれてありがとう」と涙ながらに感謝されたそうです
いわゆる「オタクだから陰キャ」みたいなイメージがあるけど
実際普通に陽キャな人間でもアニメみたりゲームしたりするから
人それぞれなんですよね。
コメントどーも
> OPのラスト
> このブログのサムネになってる全員集合で
> カタリナ様の隣にマリアがいますが
> 実質、彼女が本作のメインヒロインだったりします
いわゆるゲームにおける「主人公」枠のキャラなわけですね
コメントどーも
> 演出が面白い。頭をぶつけたシーンはコナン劇場版でも始まったかと。
俺の名前は工藤新一~からの流れが始まるかと
> >内田真礼劇場でした
> もしやと思ったが、本当にキャスト表にズラッと並んでいるのは笑った。
何故ゆうまたそを呼ばなかった!
> カタリナみたいな悪役はどっちかというと古典少女マンガに多いタイプかな。
> ジャンルが違うが、草加みたいなネチネチ主人公を妨害するキャラは確かにあまり良い結末が無い気がする。
草加は幼少期の経験や非道な実験の果てに歪みを抱えていましたけど
最後は報いを受ける羽目になったんだよな。
> ちなみに、公式twitterにはジオルド視点のショートドラマがあるので、補足として見てみるといいと思う。
見てきましたが、結構あの王子様からの視点としても
カタリナは「面白い女」って認識なわけね。
> よりによって全ルートで破滅するヒロイン経験者のまれいたそがカタリナを演じるとは!
ドラッグオンドラグーンはどうあがいても絶望ですからね。
正直本作のほうがましな状況といえる
> 実質サブヒロインでこれだけ破滅確定は珍しい。
> やっぱり「物語のオチ」を知ってるのは強みだなと。フランダースの犬で例えれば「ネロとパトラッシュは落とし物を渡した後、付いていけばハッピーエンドになれた」のを知ってる位の転生特典。
だが、転生直後はゲームのことを忘れていたという