米は力だ!!そのキャッチコピーに偽り無しな
見事な
稲作ゲーでした。
実は本作は販売するまで名前すら知らなかったのですが、
発売後の口コミや評判、プレイ動画などを見て
プレイを初めた作品となります。
プレイしてみた所感としては…
非常に面白かった作品でした。稲作、アクション、シナリオ全てが嚙み合った傑作。
あと、評判やプレイ動画を見るのと
実際にプレイするのとではかなり印象が変わる作品でしたね。
最初の田植えで真っすぐ稲が並ばなくて凹むのは
誰もが通る道だと思います。
(…最初から神がかりな田植えができる
プレイヤーもいるかもしれませんが)
以下、
「稲作」「アクション」「シナリオ」の三点に絞って
本作の魅力を伝えていこうと思います。
■稲作本作の最大の特徴にして他の作品じゃ真似できない要素。
トニカク稲作へのこだわりが凄くて、
農林水産省のHPが攻略Wikiになるという
逸話まで出てくる始末。
(後に製作者が「農林水産省」から呼ばれ取材を受けたとのこと)
「稲作を疑似体験できるゲーム」としては
これ以上の作品は世に出てこないだろうな。
本作をプレイしたプレイヤーは
全ての作業を手作業で完成させないといけない
稲作の大変さを身をもって体感することになり、
同時に米のありがたみを感じることになります。
(現代農業においては田植えや稲刈りに関しては
機械でオートマ化されてますから本作よりは楽になっていますが…)
最初は貧しかった食事がだんだんと
グレードアップしていく過程で
達成感を感じると思います。
白米を思いっきり食べられるあの幸福は忘れられない。
■アクション稲作ばかりが有名になっていますが
アクションRPGとしての要素もかなり凝ってました。
横スクロールのアクションなんですが
ワイヤーフックみたいな羽衣を駆使した移動や
技や通常攻撃を駆使してコンボを繋げる快感は非常にやりごたえありました。
ただ、基本的にサクナ様一人で戦うので
難易度は結構高めだったと思います。
多対1の状況がほとんどで
気を抜いたら雑魚にもボコられて死亡。
なんてことも結構ありました。
攻略に行き詰まったら
とりあえず米を育てりゃ良い。本作はレベルが存在せず、米を収穫することで
ステータスが上がる方式なので、
とにかく米さえ育ててりゃステータスでゴリ押しできます。
(自分は一度攻略に行き詰まった時
3年くらい素材回収と稲作しかやっておりませんでした)
■シナリオストーリーの方は
「我がままロリ女神の成長劇」っという王道的なお話でした。
正直序盤は本作の登場人物に対しては、
あまり好感度が高くなかったです。
しかし作品を進めれば進めるほど好きになっていきました。
一度すべてを失った後みんなで共に立ち上がる所とか、
おひいさまが自らの身も顧みず
大切な者たちを守るために戦う最終決戦はマジで熱かったです。
ネタバレになるので詳しくは書けませんが
ラストの結末も凄く良かったですね。
個人的にああいう絆の描き方は凄く好き。
という感じであらゆる面で完成度が高い
唯一無二の稲作ゲームでした。
気になった方は手に取ってプレイしてみることを
おススメします。
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終盤のあのイベントの時「干し肉とかもまさか消失した?」と思ったら、まさかの保存食全部回収して避難して来たのは驚きました。
そして水車、牛田起こし完成!これで今後は楽じゃ!→出来た頃にはラスボス戦間際だったからまともに使わなかった!
もうちょっと早く欲しかったと感じる終盤の施設・・・
ラスボスは何かもっとオーラを纏って最終形態とか、やったか!?ムービーが入ってもう最終形態あるだろうなと予想したらまさかの普通に倒してましたが1番の驚きでした。
本当に飛燕、登鯉が強すぎた。でも習得した辺りの雰囲気的に天河を使ってしまう罠。
リアルでそろそろ選別を始める時期かなと思ってしまう辺り本当に面白いゲームでした。
例のバグは結局使わなかったですね。
> 終盤のあのイベントの時「干し肉とかもまさか消失した?」と思ったら、まさかの保存食全部回収して避難して来たのは驚きました。
プレイヤーが集めた素材やアイテムをきちんと持って逃げるの有能すぎる…
> そして水車、牛田起こし完成!これで今後は楽じゃ!→出来た頃にはラスボス戦間際だったからまともに使わなかった!
> もうちょっと早く欲しかったと感じる終盤の施設・・・
確かにラスボス直前に一気に発展してましたからね。
> ラスボスは何かもっとオーラを纏って最終形態とか、やったか!?ムービーが入ってもう最終形態あるだろうなと予想したらまさかの普通に倒してましたが1番の驚きでした。
僕も「あともう1形態ぐらいあるんだろうなー」って思ったら
え、あれでおわりなの?って少し肩透かしを食らいましたかね。
米を作りすぎたんだ。仕方ない
> 本当に飛燕、登鯉が強すぎた。でも習得した辺りの雰囲気的に天河を使ってしまう罠。
実質3回目の羽衣扱いの飛燕は多分一番使いましたね。
> リアルでそろそろ選別を始める時期かなと思ってしまう辺り本当に面白いゲームでした。
ゲームの歴史はかなり長くなっていますが
未だ発掘できていないジャンルも存在するんだなと実感させられたゲームでした。