
見る前は
"擬人化した競走馬がアイドルっぽいこと
やりながら徒競走するほのぼのした作品"だと思ってたんですが
想像してたよりもスポ根で見方によっては完全に
"陸上競技に挑むアスリートもの"でしたね。
むしろアイドルっぽい要素はアニメだと
最初と最後ぐらいしかなくてビックリしました。
あと、全体を通してウマ娘がメインの作品なんですが
それを支える人間のトレーナーさんやファンの存在が
本作を面白くさせていた要因の一つだったと思うですよね。
観客や指導者がいてこそのスポーツという興行は成り立って
いるんだという事を実感させられます。

メインであるスピカのトレーナーに関しては
変態不審者みたいな登場の仕方しておきながら、
蓋を開けてみれば本当にいい人でしたね。
理解者であると同時に最大のファンでもあり
負ければ自分の非を認め、共に歩んでくれる存在。
スピカのウマ娘に対しては、良き父、良き兄のような存在で
常に彼女たちのことを考えて行動してました。
ああいう
「行ってこい」と背中を押してくれて
「頑張ったな」とほめてくれる存在がいるといないとでは
大きく違うんだなと感じます。
以下、1期と2期の感想
■1期(ウマ娘 プリティーダービー )
スぺちゃん(スペシャルウィーク)と
スズカ(サイレンススズカ)を中心にしたお話で
勝利や敗北を経験してスぺちゃんが
「日本一のウマ娘」へと成り上がっていく様子を描いた物語。
個人的にいつの間にか自分の目標を失っていたスぺちゃんが
最初の気持ちを取り戻して覚悟決めたシーンが熱くて好きです。
しかし2期のメイン二人が故障ばかりなのを見ると
スぺちゃんってめっちゃ丈夫な子だったんだなと思う。
今思うと彼女もまたすごく"主人公向き"の題材だったのかもしれません。

個人的に1期で一番好きな話は
スズカの復活回でしたね。
故障でもう走れないとまで言われてた彼女が
再び駆け抜けるシーンは感動しましたし、
なにより走り終わったあとのスズカのヒロイン力が高すぎる。
トレーナーとスズカはキテル…って
思うシーンがちょくちょくあるのですが
(旅館から帰るときの助手席の流し目とか)
「泣いたって本当ですか?」のシーンは最高でした。
2期でスズカが封印された理由はこれか!
■2期(ウマ娘 プリティーダービー Season 2 )
1期では出番は少なかったトウカイテイオーと
メジロマックイーンを主人公にして描かれましたが、
1期と比べて
「故障」というアスリートにとって
切っても切れない部分に関して触れる話が多かった印象です。
(そのためヒロインが曇る展開が結構多くて
おかげで自分も見始めたという経緯があるのですが…)

ライスシャワーちゃんの話も含めて2期の話は
結構重かったと思いますが、
それと同時に
「挫折からの復活」という点で
素晴らしい展開も多かったのも事実です。
最終回のトウカイテイオーの走りはまさにその到達点で、
あれは史実通りらしいですけど、本当に挫折からの
奇跡の勝利に至るまでのストーリーが少年漫画の主人公みたいで感動しました。

個人的に好きな話は
10話のツインターボ師匠。何気にターボ師匠が見せてくれた
「最高の走りを見せつけることがライバルへの最大の激励となる」っていう部分は最終回への布石になっていたんだと思います。
カノープスの面々はやたら重い本作の癒し的存在でギャグ要因でもあったのですが、
最終回のネイチャも含めて見せ場は多かったって感じですね。
一番やべぇのはあの面々をまとめてるトレーナーなんだよな。

自分は2期9話のテイオーを知って見始めたにわかなんですが
途中から入った自分から見ても、
とても熱くて面白い作品だったと思います。
本作は史実とifを織り交ぜてストーリーを作ってるのも面白い点で
実際の競走馬の歴史や経緯を調べるともっと楽しめる作品となっております。
(同時に史実はネタバレの宝庫でもあるんですが…)
以上、ウマ娘 プリティーダービーの感想でした
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スズカはあのレースの故障で...(通称;沈黙の日曜日)
マックイーンは不治の病は治らずそのまま引退
テイオーはあのレース後に4度目の骨折して引退
ライスシャワーもその後のレースで...と割と救いが無い。
1期主役のスぺは、田舎娘から日本総大将に成り上がる立志出世物語の一方、史実で安楽死の大怪我を負うスズカや2期組といい、言われてみれば怪我描写もない丈夫な子でしたが、丈夫の要因だろう「いっぱい食べるキミが好き」の如くなポテ腹から招いた負けがあったけどね。(2期は主役の枷が外れて色々とはっちゃけてましたが)
2期主役のテイオーは、順風満帆が突然崩れた骨折から三冠・無敗が掌から零れ落ちていき、マックイーンという新たな拠り所すら、三度目の骨折とマックイーンの絶望的大怪我という「運命の意地悪」に翻弄されながらも、一度は挫けそうになるも踏み止まった「諦めない事」で掴んだ奇跡の復活が現実に起こった時点で、漫画を超えた物語でしたな。
2期リギルポジのカノープスは、スピカ・リギルと違って史実のG1勝利がない元ネタ馬達も、2話等のネイチャや10話のターボでテイオーへの引き立てにはピッタリな役回りでしたな。
当初はパッとしなかったカノープストレーナーも、10話の映像ジャックで株を上げた、(覆面の意味で)やべぇ奴だったと。
> スズカはあのレースの故障で...(通称;沈黙の日曜日)
> マックイーンは不治の病は治らずそのまま引退
> テイオーはあのレース後に4度目の骨折して引退
> ライスシャワーもその後のレースで...と割と救いが無い。
史実を調べれば調べるほど
「原作者(神様)の意地悪!」って思ってしまいますよね…
本作は原作では悲劇を迎えた馬たちを救済する内容でもあるんですよね。
コメントどーも
> ウマ娘は、友達が競馬好きを機に、3年前の本放送だった1期10話から見始めた者は、二度の再放送で補完とうまよんを経ての2期と、ハマる程に見入ってしまったアニメでした。
自分も「なんで今まで見てこなかったんだろう?」っと後悔するくらいハマりました。
> 1期主役のスぺは、田舎娘から日本総大将に成り上がる立志出世物語
感想にも書きましたが彼女の話は凄く王道で主人公向きだったと思います。
ウマ娘入門編として彼女の話はふさわしかったのかと。
> 2期主役のテイオーは、諦めない事」で掴んだ奇跡の復活が現実に起こった時点で、漫画を超えた物語でしたな。
テイオーはスぺと違って最初から完成された強さや才能を持ってたキャラだっただけに
幾度となく不幸が遅い、それをはねのけて奇跡を起こす。っというマジで少年漫画の主人公でしたね。
> 2期リギルポジのカノープスは、スピカ・リギルと違って史実のG1勝利がない元ネタ馬達も、2話等のネイチャや10話のターボでテイオーへの引き立てにはピッタリな役回りでしたな。
ターボやネイチャがいたからこそテイオーは復活したんだと思うと、
マックイーンとは違う形で本当に良いライバルでした。
> 当初はパッとしなかったカノープストレーナーも、10話の映像ジャックで株を上げた、(覆面の意味で)やべぇ奴だったと。
南坂トレーナーは一見温厚そうな優男なのに、実際はトレーナーの中で一番ヤバイ奴だったという。
なんだよあの犯行を思いつくまでの時間と手際の良さは…いったいどんな過去を持ってるのこの男?
>見る前は"擬人化した競走馬がアイドルっぽいこと
>やりながら徒競走するほのぼのした作品"だと思ってたんですが
だが、アイドルプロデューサーとスクールアイドルの悪魔合体から生み出したコンテンツやぞ?
>"陸上競技に挑むアスリートもの"でしたね。
ウ○ミン「まるで『大運動会』みたいでしたよ~」
>観客や指導者がいてこそのスポーツという興行は成り立って
>いるんだという事を実感させられます。
そんな歴史的快挙の大盤振る舞い(牡牝三冠馬、三冠馬対決、V9、リアルマキバオー…etc)だった競馬を生で観れなかったツラみ…
🌑スペシャルウィーク
1期の主人公(尚二期は…)
>今思うと彼女もまたすごく"主人公向き"の題材だったのかもしれません。
ジャンプ系大食い主人公やぞ?
🌑サイレンススズカ
あのフラット歌姫(72)を超える最速の機能美(70)あの『沈黙の日曜日』から20年…救済されてヨカッタ、ヨカッタ…
🌑トウカイテイオー
二期の主人公
墜ちた天才からの奇跡の復活を遂げる
スラダン三井寿かな?
🌑メジロマックイーン
二期のお嬢様系
の皮を被ったスイーツ大好きなキン○マンファンのライバル主人公。ハマーン様がおばあ様とは恐れ入った
🌑ウオッカ&ダイワスカーレット
俺っ子×ツンデレ、ヤンキー系×優等生
胸囲の格差とまるで正反対ながら喧嘩するほど仲が良いを時で行く歴史的最強牝馬の双璧。この二人で最強牝馬を産んで欲しかった…(@_@)🌑ゴールドシップ
120億円事件の主犯(原作)
まるで意味がわからんぞ!な所業も「ゴルシだから」で済ます稀代のハジケリスト
🌑ライスシャワー
お兄様御用達の純情で気弱だが、健気に頑張る妹系ウマ娘
…フェイトちゃんかな?護らねば…
>ライスシャワーちゃんの話も含めて2期の話は
>結構重かったと思いますが
大魔王バーン「ダイよ、ニンゲンは最低だぞ。」
🌑ハルウララ
天使
🌑オグリキャップ
一般大食いウマ娘
だけではない、その正体は主人公らが目が霞むレベルの知らぬものはいない約束されたヤベーイジャンプ系主人公
そんな日本競馬界が生んだ希代のスーパーシンデレラスターが(ヤング)ジャンプに連載中だから読めよ読めよ(ダイマ)
コメントどーも
> だが、アイドルプロデューサーとスクールアイドルの悪魔合体から生み出したコンテンツやぞ?
アニメだとあんまりそういうアイドル要素は少ないように見えましたね。
アプリの方だと割とアイドルゲームぽい要素が多いですが
> 🌑スペシャルウィーク
> 1期の主人公(尚二期は…)
二期は「ですねbot」で単なるギャグ要因
> 🌑サイレンススズカ
> 最速の機能美(70)
全員のプロフィールを確認しましたが
スズカが一番小さいんですよね。空気抵抗が少ないからそりゃ早い
身長比的も換算するとそのサイズはAA
> 🌑トウカイテイオー
> 二期の主人公
> 墜ちた天才からの奇跡の復活を遂げる
> スラダン三井寿かな?
アプリの方だと割と湿度高めのロリキャラって感じで
かなりギャップがある。
> 🌑メジロマックイーン
> ハマーン様がおばあ様とは恐れ入った
メジロハマーンとか言われててダメだった
> 🌑ウオッカ&ダイワスカーレット
> 俺っ子×ツンデレ、ヤンキー系×優等生
1期2期ともメインじゃなかったので3期があったらメインでやってほしい
> 🌑ゴールドシップ
> まるで意味がわからんぞ!な所業も「ゴルシだから」で済ます稀代のハジケリスト
ウマ娘界のボーボボ
> 🌑ライスシャワー
> お兄様御用達の純情で気弱だが、健気に頑張る妹系ウマ娘
性格と声から多くのお兄様、お姉さまを生み出した罪深き子。
リゼロで色欲担当だった理由も分かる
> 大魔王バーン「ダイよ、ニンゲンは最低だぞ。」
ポップ「うるせぇー」
> 🌑ハルウララ
> 天使
競馬を知らない自分でも知ってる競走馬だったけど
あんまり出番なかったですね。
> 🌑オグリキャップ
> 一般大食いウマ娘
> だけではない、その正体は主人公らが目が霞むレベルの知らぬものはいない約束されたヤベーイジャンプ系主人公
こちらも競馬を知らない自分でも知ってた競走馬。
常に何か食ってる人
各ウマ娘のライバル関係などの関係性も史実にの取ったもので競馬ファンならたまらない物語でした。
2期の主人公トウカイテイオーの栄光と挫折涙が止まりません、テイオーが走った最後の有馬記念ファンの間では散々な評価でしたが終わってみれば堂々の一着でした。怪我を乗り越えての一番は瞼に焼き付いています。
マックィーンのメジロ家ですが今はもうありません。
馬主がやめて売却してしまったので。それでもメジロはマックィーンを初めとする名馬を輩出しました。アニメの設定どおり名家でした。
テイオーの後ろを見ていたキタサンブラック彼女のお守りには泣けました。なんて良いウマ娘だと。
キタサンブラックの裏設定ですがお父さんは「頭!」と呼ばれたり火事場に真っ先に飛び込んでいったり歌で人を感動させるそうです。制作側はキタちゃんのお父さんをよくわかっていらっしゃる。
ウマ娘の耳の飾り等の設定は以前の世界の性別分けで右が牡馬で左が牝馬という見分けかたも面白いです。
コメントどーも
> ウマ娘の設定は実在した名馬たちの特徴等の真実を上手く織り交ぜた萌えならぬ燃えアニメです。
> 各ウマ娘のライバル関係などの関係性も史実にの取ったもので競馬ファンならたまらない物語でした。
史実を面白い感じで組み合わせて話を作ってる所が凄い作品でした。
> 2期の主人公トウカイテイオーの栄光と挫折涙が止まりません、テイオーが走った最後の有馬記念ファンの間では散々な評価でしたが終わってみれば堂々の一着でした。
会場がテイオーコールで終わったあたりも史実再現なんですよね…本当に事実は小説より奇なり
> マックィーンのメジロ家ですが今はもうありません。
> 馬主がやめて売却してしまったので。それでもメジロはマックィーンを初めとする名馬を輩出しました。アニメの設定どおり名家でした。
メジロ~系のウマ娘が多い理由ってそういう事なのかと後になって知りました。
> テイオーの後ろを見ていたキタサンブラック彼女のお守りには泣けました。なんて良いウマ娘だと。
キタちゃんは次回作の主人公っぽいんですよね。
滅茶苦茶名馬だったらしいから