嵐のように過ぎ去っていった最終回でした…全員参加のラストバトル。
ルドルフとの決着、ガーディアンとの決着。
神の真実が明らかになり、そしてアロウたちの
新たな旅が始まる所で完結する物語でした。
予想通り
神とは意思疎通の出来ない赤子でした。
外宇宙に飛び立った人類の最後の生き残り
それを生かすために信念子を必要としていた。
神に悪意なんてあるわけがなく、
ただ
「生きたい」と必死に泣いてた存在でした。
それはリンガリンドの人たちと何も変わらない存在。

そんな神に対してアロウが提案したのは
「神を助けること」それは彼がずっとリンガリンドの人たちに
示し続けてきたことで、その対象が
今度は神になったというだけのお話。
本作は
「リンガリンドの助っ人」が
「神の助っ人」になることで完結する物語でした。
最終回でも大元帥ことビットは大活躍でしたね。敵を吸収したり、ムガソードを巨大化させて装備したあたりは
「もう何でもありだなこいつ。」って思いました。
本当に彼は終盤の活躍が本当に凄かった。
最初ヘタレで小心者でどうしようもない小物だったんですけど
様々な経験を経て成長し、世界を救うに足る勇者になるわけですから。
彼の凄いところは
"自分自身には何も力が無い"という事が解っていること。
それでいて自分以外の力を100%引き出せること。
「他人の力を使う」という信念から"主人公の力も利用する"に
至ったサブキャラというとんでもないポジションでした

ルドルフとの決戦で、
ゼツとフィノワールが出てきた時は嬉しかった。普通こういう最終回で死んだ人が出てくるときって
背後霊的な感じでアドバイスするだけなんですけど、
この二人の場合、普通に戦ってくれました。
死してなお規格外な人らですよね…まったく。
ルドルフは姫の別人格作ったことで
見事に痛いしっぺ返しを食らったことになりましたね。

最終回だけでめちゃくちゃ風呂敷を広げたはずなのに
終わってみると丁寧に風呂敷を畳んだ上で
風呂敷背負って歩き出したみたいな結末でした。
話の規模は大きくなっていったけど
話の落としどころと着地点が凄く納得できるので
すっきり終われる作品でした。
太陽系第3惑星を目指して…アロウたちの旅はこれからだ!総括:バック・アロウ
パンツから始まった殲滅者の助っ人物語。1話見た段階でアクの強い主人公が引っ張っていく
スクライドやガン×ソードみたいな作品だなと思ったんですが、
実際見続けてみるとそれは違うってことが分かるんですよね。
本人も言っていたようにアロウは「助っ人」なんですよね。
あくまで決断するのはリンガリンドの人間に任せ
それを手助けするというスタンスでした。
それ故にストーリー上でアロウが目立たない
場面も結構あったんですが、
あれは意図的だったんでしょうね。

本作のMVPは間違いなく
シュウビですね。
最高の参謀にして策士、視聴者にとっては
分からない部分を補足してくれる解説役。
1話から最終話まで本当に頼りにならないシーンが
ないくらい活躍していました。
ゼツは戦闘力がバグってたけど、
シュウビは知力がバグってたんでしょうね。

個人的に好きな回は20話
「人の怒りは神に届くか。」バトルが凄く熱かったですし、
ゼツの若返り⇒大元帥の覚醒からの
グランエッジャトランスフォームと
本当に熱い話で何度も見ました。
キャラが良くて、ストーリーもまとまっている。
半年の間、本当に楽しめた作品でした。

以上、バック・アロウの感想でした。
- 関連記事
-
スポンサーサイト
« 蜘蛛ですが、なにか? 第23話 感想 l ホーム l 拍手コメント返信 2021/6/18 »
たった1つの子供の命を守るために作られた世界だったみたいですね
宇宙船のシステムといい
赤ちゃんの生命維持2000年出来る装置といい
神と呼ばれた赤ちゃんは、かなり未来の地球の赤ちゃんですね
しかしどう考えてもバック・アロウたち細胞レべルで小さいですよね
それでもシュウなら地球人とコンタクトとれそうですけどね
てかブライハイトはグㇾンラガンと逆で史上最小のロボかもですね
コメントどーも
> リンガリんドは
> たった1つの子供の命を守るために作られた世界だったみたいですね
本当に小さな世界の物語だったわけです
> 宇宙船のシステムといい
> 赤ちゃんの生命維持2000年出来る装置といい
> 神と呼ばれた赤ちゃんは、かなり未来の地球の赤ちゃんですね
外宇宙に飛び立つぐらい発展した科学力を持っているわけですから
マクロスとかガンダムとかそこらへんの地球文明に近いかと
> しかしどう考えてもバック・アロウたち細胞レべルで小さいですよね
> それでもシュウなら地球人とコンタクトとれそうですけどね
「シュウなら何とかしてくれる」という安心感
> てかブライハイトはグㇾンラガンと逆で史上最小のロボかもですね
方や銀河以上の大きいさ、もう方や人間の中のミクロな存在ですからね。
極端すぎる…
このアニメの放送前に脚本が中島かずきさんんだと
知って視聴を決めました。
最初は明らかに管理社会みたいな世界観で
そこからアロウがログボのように降ってきて世界を
変えていくのですが「何もない外れの集落1つが世界の外側に行くのに2クールで足りるの?」と不安でしたがやはりノリと勢いで進みつつ伏線張って回収もしてくれる中島かずき先生の脚本力は流石でした。
行く先々のイベントには意味があったので放たれた矢の如く一本筋が通ってましたね。
シュウ、ビットは上下(笑)関係でありつつも良いコンビでしたね。加えてダブルMVPでした。
コメントどーも
> お疲れ様でした。
> このアニメの放送前に脚本が中島かずきさんんだと
> 知って視聴を決めました。
谷口作品は基本外れはないですので視聴を決めたのですが
最後まで見てよかったです。
> 最初は明らかに管理社会みたいな世界観で
> そこからアロウがログボのように降ってきて世界を
> 変えていくのですが「何もない外れの集落1つが世界の外側に行くのに2クールで足りるの?」と不安でしたがやはりノリと勢いで進みつつ伏線張って回収もしてくれる中島かずき先生の脚本力は流石でした。
壁の外に出るのは結構時間かかったけど、
正直あの段階で壁の外に行ってしまったら
アロウが殲滅者に戻って積んでた可能性が高い。
> 行く先々のイベントには意味があったので放たれた矢の如く一本筋が通ってましたね。
「バックアロウ」っていうタイトルにはいろんな意味が込められてそうですけど
やっぱり「神への返り矢」が最大の意味だったと思います。
> シュウ、ビットは上下(笑)関係でありつつも良いコンビでしたね。加えてダブルMVPでした。
視聴者からも作中人物からも馬鹿にされてたビットが
最終的に最大戦力の一人になるのが本当に面白い部分でした。