とりあえず言いたいことは二言。
①めっちゃ長い!!土日ほぼほぼ費やしてようやくクリアしたけど
ボリュームが前後編合わせて
ノベルゲー1本作れるぐらいの容量でした。
(バトルの時間も合わさるから実際はそれより少ないんでしょうが)
②実質3部作とか私聞いてない!ということで6章の感想はもうちょっとだけ続くんじゃ。
そのため「物語を終えての感想」ではなく
「途中まで見終わっての感想」となります。
■6章(後半)をプレイしての所感
改めて"
アルトリアという生き方"を
見つめなおすというお話だったと思います。
1部の6章が死ねなかったアーサー王のifと
騎士ベディヴィエールの物語を描くものなら、
2部の6章はアーサー王という生き方の歪さを描くもの。
そりゃ…アーサー王の末路を知ったら
普通に考えて「あんな生き方嫌だ」ってなるの当然ですよね。
英雄にはなりたくないけど周りからの期待に
押しつぶされて英雄にならざる負えなかったのが今回のキャストリア。
"生き方を周りから押し付けられている"
"他に候補がいなくて自分しかいないのだから立ち上がるしかない"という点ではカルデアのマスターと共通してる点ですが
押し付けられたがために誰かのための善性を
見いだせられないキャストリアと違って
最初に善性があって義務や責任は後からついてきたのが
ぐださんなので本質的には全く違う。
最後までキャストリアが「自分は何故戦うのか?」
ということ対して明確な
「答え」を出せずに
最終決戦まで持ち越したから正直不安だったんですよね。
…その不安は的中しましたが。(続きは来月)
彼女がいかなる答えを出すのか、どう物語を締めくくるのか
全ては8月に配信されるエピローグにて語られることとなります。
■キャラクターの感想・ぐださん失意の庭での描写が本当にえぐかったです。たいした適正もない、才能もない、
ただの凡人が血反吐を吐きながら、
それでも人類のために人理のために戦い続けた結果がこれか。
良いですよね…これまで共に戦ってきた自分の仲間が
自分を容赦なく否定する展開。
マシュがカドックのサーヴァントになって懐いてる描写を
入れてないだけまだ恩情を感じました。
ただ個人的には
「え、カドックが復活したら、もう
マスターやらなくていいんですか。やったー!!」って思いました。
カドックにはこれから来る夏イベント、ハロウィン、クリスマスを
頑張ってもらおう。
・ウッドワスシナリオ上ではひたすら悪い女に利用された
可愛い可愛いワンコくん。
きのこ先生はケモナーのサディストなの?
ただ戦闘面ではどちゃくそ強くて
ブレイクゲージがリヲぐだ子並みとか言うやべー奴。
ガレスちゃんの未来予知とはいえ
「ぐださんを殺す」というキアラ並みの功績を立てた凄い獣。
・ペペロン伯爵前半で自分の昔語りをして
死亡フラグ立ててましたけど、
見事に回収しましたね。
正直7章の担当がディビットだから
それまで生き残るのかと思ってました。
ただ、4章から6章まで割と味方ポジションであることが多く
本当にぐだとマシュにとっては
「良い先輩」だったと思います。ありがとうペペさん…
こういうところですよパイセン。
・ベリルブラックウルフさんことベリルさん。
今回もレッツ暗躍してましたが、
人外への変身+巨大化+直接戦闘するという
死亡フラグを立ててしまったが故に…
ほぼ死亡確定だけどエピローグで最期は描かれるんでしょうね。
何気に本編開始前の時点で2回死んでて、
この度3回目の死を迎えそうになってる男。
・パーシヴァルサポートで戦闘に加わった時「なんで宝具使えへんの?」
↓
シナリオでその事実が発覚する
↓
「そりゃ使えへんわな…」
ってなったサーヴァント。
この子に関してはエピローグでまだ活躍が
残されてそうですからね。
きっとラン子関連で男を見せる。
・ガレス文字通り命を懸けて戦った騎士。
戦闘でも本当にゾンビみたいに蘇って戦うのが
カッコよかったし、同時に怖かった。
前半のトリスタンと同じく1部6章で
出来なかったことを2部でやり切って果ててるの良い。
正統な円卓の騎士に関してはみんないい役どころを貰えてる気がします。
・オーロラ今回のレジライ枠筆頭候補。人畜無害な顔しておいてやってることがかなりエグイ。
自分の手を一切汚さずモルガンもウッドワスも
始末してるあたり本当に切れ者。
・スプリガン異世界転移系の主人公の成れの果てみたいな人物語の影で常に暗躍し続けて来て
「切り札」を使うタイミングの的確さや
危険を感じた時に即座に撤退する潔さなど
弱者故の立ち回りかたをしてる点が
意外と嫌いじゃない人。
・ムリアン実質カズラドロップ
無邪気な子供が虫を潰すような光景に
賢人が愚者に堕ちる瞬間を見た。
牙の氏族への復讐は憎いのは分かるけど
そのあとのことは考えてなさそう。
・賢者グリム(キャスタークーフーリン)色々と謎だった彼に関する伏線もようやく回収されて
キャスニキ=オーディン説はある意味では正解だったようです。
マシュの事を知っていたのも、
そもそも特異点Fのキャスニキがブリテン異聞帯に
派遣されたからだというオチ。
でも村正ァ!との絡みは、どう見てもSNの
士郎とランサーなんだよなぁ…昔馴染みと会うと男は童心に帰る。
・村正本来なら敵ポジションなのに
なんか常に味方だった人。キャストリアに対してのフォローや
マスターに対するフォローが絶妙。
ダヴィンチちゃんと並んでチームの保護者役
やってる感じでした。
・オベロン結局味方なの?敵なの?ちょくちょく暗躍し続けるのでとにかく警戒してましたが、
最期はアルトリアを庇って死んだぽいので
味方判定で良いのだろうか?
でもコヤンスカヤに教えた情報がなんだったのか
ちょっと気になりますし、ティターニアについて
回収し終えてないので、まだいろいろありそう。
・ハベにゃんマシュとの記憶が消えてるの可哀そうだったけど、
トネリコ(モルガン)との最終決戦に彼女だけ参加
しなかったのはなんか意味深ですね。
あと未だに第3スキルが謎なのが気になる。
…たぶんこの子も可哀そうなことになる。
・ノクナレアメイヴちゃんっぽいなんか違う別人。
いきなりチョコイベント挟んできたときは
「こんな時にバレンタインイベントのノリを持ち出さないで!」って思ったが、あれは本シナリオの数少ない清涼剤だったと思う。
滅茶苦茶厳しい人たちが不意に見せた優しさみたいな存在で
ブリテン異聞帯最後の希望にして最後の良心。・救世主トネリコ(モルガン)おそらく
今回一番可哀そうだった人。今度こそはブリテンを救おうと
頑張っても報われないどころか敵ばかりを作って
最後は信じたものに裏切られて死ぬの最高に美しいと思った。
・バーゲスト(妖精騎士ガウェイン)バゲ子。気付けば妖精騎士で一番可愛かったのはこの子。
元々デレの素養は持っていたと思っていたが予想以上だった。
病弱な人間の夫のために頑張る姿の尊いよね…
最期はせめて夫の傍で眠らせてあげてほしいけど
森を焼いた報いは受けそう。
・バーヴァン・シー(妖精騎士トリスタン)かわいそうなのは可愛い。元から好きなキャラデザだったけど
後編をやって更に好きになりました。
どうあがいても可哀そうなことになるの良いよね…よくない。
この作品がR-18だったらもっとえげつない事になってそう。
きのこから送り付けられる精神的にも肉体的にもわからせられるメスガキ。
・メリュジーヌ(妖精騎士ランスロット)むっ、正体を現したと思ったら
感情激重なロリ姉とかレギュレーション違反っすよ!
こんな可愛い姉ちゃんいたら
パーシヴァルくんの性癖歪むだろ。
でもオーロラにボロ雑巾になるまで利用されて
酷いことになりそうで。今から楽しみだね。
全体的に言えることなんですが、
本当に6章は
異聞帯全体の悪意が
垣間見える内容になっていたと思います。
今までの異聞帯の一般人はどちらかというと善人で
"生存競争の果てにカルデアに滅ぼされる被害者"みたいな側面があったのですが、
この異聞帯は本当に悪意ある妖精が多すぎて
例え王を倒しても全然良くならないんだろうな
って思ってしまう。
確かに悪い妖精ばかりじゃないのも事実なんですが、
これって
"人を超える超常的な存在であったとしても
悪意ある感情を捨てきれるわけではない"という証明になっているんですよね。
人類すべてがニュータイプになったとしても
結局争いは起きるんだよ。
全体的にセイバー系の敵が多くて
キャストリアと組ませたエミヤんが大活躍でした。
モルガン戦はフォーリナー三人でボコってましたし
実質今回最大の強敵だったウッドワスさんは
ファラオに頑張ってもらいました。
物語的には面白かったんですが、
オリュンポスの時のようなボスラッシュ感は無くて
テンションが上がる戦闘は少なかったですね。
あと、今回負けイベント多かったですね。

結論:みんな可哀そうでみんな可愛い。
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次はエピローグですが回収されて無い伏線がまだ沢山あるのでそれで終わる?っという状態なのでエピローグといったなあれは嘘だってなっても可笑しく無いですよね。
敵の罠かもしれないのにチョコ畑のチョコをつまみ食いする
村正さんに地味に吹いてしまいました。
コメントどーも
> 14日の更新で終わると思いきや続きは6周年明けとは‥‥カノウさんが生放送で足並みを揃えると言ったとはいえここまで中途半端なのは予想外でした。
今回は仕事で生放送が見れなかったので、
全く初見であの画面が出てきたときは凄く驚きました。
> 次はエピローグですが回収されて無い伏線がまだ沢山あるのでそれで終わる?っという状態なのでエピローグといったなあれは嘘だってなっても可笑しく無いですよね。
エピローグだけで10時間超えのシナリオが出てきても私は驚かない。
> 敵の罠かもしれないのにチョコ畑のチョコをつまみ食いする
> 村正さんに地味に吹いてしまいました。
そういうところだぞ村正ァ!!
って思いつつ、割と士郎って俗っぽい部分もあったりしますから
あれは側の人の人格が漏れちゃったのだと思いました。
オーロラはケヌルンノス人のコメントみてたらヴォーティガーンと関係ありそうな疑惑あるのを発見しました、言われてみればオベロンが最初にいたとこドラゴンに関係の深い「ウェールズ」だしあそこの妖精たち「ほーてがん」と歌ってましたし、多分まだ出番あるかと。
オーロラはケルヌンノスと関係ありそうな感じがして ヤバめです、調べてみたらケルヌンノスの象徴に「角」「首輪」「財布」「コイン」というのがあって、オーロラの特徴はそれらの象徴と合致するので、疑うのが無理ですよ、さらにアメコミにDawnという作品をみつけて、その作品の主人公はドーンというんですが本名は「オーロラ」でその恋人はケルヌンノスみたいで、この設定を使わせてもらったら、オーロラの正体ってウェールズ語でドーンの意味を持つ地母神ダヌの端末だったり?
あと後編でつぼったシーンはどこですか? 自分はバーゲストの屋敷でキャストリアが「やべ・・・・・・うっま・・・・・・・」てシーンとメリジューヌがミラーみて上げたり村正にからかわれて「よしっ殺そう(意訳)」と言ってるシーンです、メリジューヌ関連のシーンで彼女がとても欲しくなりました。
ところで現時点で大局に関わりそうな伏線だけでも
・牙は壊滅、モースは健在
・モースの長はヴォーティガーン?
・500人分の呪いを蓄えたベリルはいずこ?
・オーロラの目的は果たして?
・すやすやケルヌンノス
・カルデアによる妖精500翅の選別は?
・ラン子は今どこで何をしてるの?
今のきのこの筆のノリだとここから更に20節は飛んでくる可能性も捨てきれませんね
エピローグ?そりゃアレよ、モルガンが始めた「妖精國と言うおとぎ話の末路(エピローグ)」って意味で、ぐだ達のこの異聞帯での戦いの結末って意味ではないよって言うアレ
妖精たちはとんでもない大厄災で滅びるよりも、大厄災で大幅に弱った妖精が最後に500限りの座席を奪い合って、連れていけそうな無害な、あるいはか弱い妖精は他の妖精に殺され、
勝ち残った妖精はその強さ野蛮さゆえに汎人類史への移住を拒否されて、主人公たちの与り知らないところで八つ当たりでベリルを殺めた結果解き放たれたちょうど500人分の呪いで滅びるみたいな結末になりそう?
個人的にはろくでもない奴だけど気持ちは分からなくもないし、そこに至るまでの血反吐を吐くような努力と執念は素晴らしくもあるムリアンと中村の末路が気になるところ。今回はいつも以上に因果応報の末路をねっとりと描いていて、どちらも十分な業があるだけにどうなるか楽しみです……!
コメントどーも
> オベロン色々のこと他の人のコメントみてたらヴォーティガーンと関係ありそうな疑惑あるのを発見しました、言われてみればオベロンが最初にいたとこドラゴンに関係の深い「ウェールズ」だしあそこの妖精たち「ほーてがん」と歌ってましたし、多分まだ出番あるかと。
「オベロン、死んだはずじゃ」「残念だったなトリックだよ」
って言いながらゲス顔する展開来たら面白いな。
> オーロラはケルヌンノスと関係ありそうな感じがして ヤバめです
オーロラはトネリコがスケープゴートとして使用した妖精の生まれ変わり説もありますね。
どちらにせよ、エピローグでゲス顔しそう
> あと後編でつぼったシーンはどこですか? 自分はバーゲストの屋敷でキャストリアが「やべ・・・・・・うっま・・・・・・・」てシーンとメリジューヌがミラーみて上げたり村正にからかわれて「よしっ殺そう(意訳)」と言ってるシーンです、メリジューヌ関連のシーンで彼女がとても欲しくなりました。
個人的にデビルカレンが出てきたあたりが
(それまでシリアスだったせいもあって)
一番脳内でツッコミを入れましたね。
コメントどーも
> キャスニキと村正とキャストリアが並ぶとファンサ性能が凄すぎて死にそうです
桜シリーズもいますし、
これで遠坂鯖がいないのがちょっと惜しい。
> ところで現時点で大局に関わりそうな伏線だけでも
> ・牙は壊滅、モースは健在
> ・モースの長はヴォーティガーン?
> ・500人分の呪いを蓄えたベリルはいずこ?
> ・オーロラの目的は果たして?
> ・すやすやケルヌンノス
> ・カルデアによる妖精500翅の選別は?
> ・ラン子は今どこで何をしてるの?
エピローグ…絶対10時間ぐらいプレイ時間あるよな。
> 今のきのこの筆のノリだとここから更に20節は飛んでくる可能性も捨てきれませんね
> エピローグ?そりゃアレよ、モルガンが始めた「妖精國と言うおとぎ話の末路(エピローグ)」って意味で、ぐだ達のこの異聞帯での戦いの結末って意味ではないよって言うアレ
僕もそういうオチだと思いますね。
…やることが、やることが多すぎる!!
> 妖精たちはとんでもない大厄災で滅びるよりも、大厄災で大幅に弱った妖精が最後に500限りの座席を奪い合って、連れていけそうな無害な、あるいはか弱い妖精は他の妖精に殺され、
> 勝ち残った妖精はその強さ野蛮さゆえに汎人類史への移住を拒否されて、主人公たちの与り知らないところで八つ当たりでベリルを殺めた結果解き放たれたちょうど500人分の呪いで滅びるみたいな結末になりそう?
確かにちょうど500人分っていう点は伏線だと思いますね。
> 個人的にはろくでもない奴だけど気持ちは分からなくもないし、そこに至るまでの血反吐を吐くような努力と執念は素晴らしくもあるムリアンと中村の末路が気になるところ。今回はいつも以上に因果応報の末路をねっとりと描いていて、どちらも十分な業があるだけにどうなるか楽しみです……!
今までの異聞帯も明確に描かれていないだけで
排除されたこの手の要素はあったんだろうなって思います。
特にロシアあたりは弱肉強食の世界でしたから、あったと思います。
(中国、インド、オリュンポスは意図的に消してたから見えてなかっただけ)