■コードギアスシリーズについて思う事
全くの新規から新たなコンテンツを
切り開いた2000年代を代表するロボットアニメ。という印象ですね。
近年のロボットアニメはちょくちょくヒット作は生まれてるのですけど
2000年代以降で15年以上も続いてるシリーズは
本シリーズとファフナーシリーズぐらいしか思い浮かばないですね。
(ガンダムとかマクロスとかは元々あったシリーズですし)
ちょうどSeedシリーズが終了してOOが開始する前に
放送していましたから、隙間を埋める感じで
始まった本作はそれらの視聴層と
上手い事マッチしたんじゃないかと思います。
自分は谷口作品ということもあって
始まる前から期待していたのですが
予想以上の内容でしたね。
■ルルーシュというキャラクターと物語の魅力
ルルーシュの
「超常の力を持ちながらも決して万能ではない。」という点は絶妙なバランスで
ロボットに乗ってる相手に対してはギアスを使えないから
ロボット対決するしかねぇっていう風にしたのは上手いと思いました。
あと、ルルーシュ自体の戦闘力は決して弱いわけじゃないけど
他が強すぎて
「他者との協力が必須」になってる点も
面白かったと思います。
物語としても二転三転する展開や
オリジナルアニメ故の先の読めない内容。
ロボットプロレスだけではなくギアスを使った頭脳戦など、
見てて飽きない作りになっていたのは見事でした。
おおよその視聴者が予想したであろう
「スザクとルルーシュの共闘」というカードを使ったのは
本当に最終局面のみだったという点も予想外でした。
■ロボットアニメとしてのコードギアス
基本的には規格化された装備で戦う
リアルロボット路線のロボットアニメなのですが、
ランスロットや紅蓮など一部強力な機体が存在しているあたりは
ガンダムシリーズやスーパーロボット系を彷彿とさせます。
"超技術とオカルト寄りの超能力の融合"
"一部のエースパイロットが突出して凄い"という点も
ガンダムシリーズっぽさを感じる部分でした。
あと本作は機体スペックの向上と
技術の進歩がものすごく早かったですね。
ランドスピナーで地上を駆けながら戦う地上戦の
印象が強い1期に対して、空中戦が多くなった2期は
まさに機体ポテンシャルの進歩を感じた部分です。
そもそもワンオフ機とはいえ
2話時点でランスロットが出てくるのは
本当にオーバーテクノロジーすぎるだろうって思います。
まとめ:
まぁ何が言いたいかと言うと…
コードギアスめっちゃ面白いから
未視聴の人は見てね。ってことです。
そういえば、ルルーシュを演じる声優の福山潤さんは
コードギアスが始まる前は結構おバカなキャラや
熱血キャラの印象が強い声優さんでしたが、
ギアス以降はルルーシュみたいなダークな面を持った
イケメンキャラが増えていきました。
今1話のルルーシュの声を聴くと福山さんの声が凄く高く感じましたね。

復讐劇をエンターテイメントにしてる点は一作前のガンソードと同じで
今度スパロボ30で共演するのは因縁を感じます。
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ルルーシュっぽいテンションのギャグキャラも
ギアス以降結構増えてますからね。
宇宙をかける少女とか
テンポ遅いような
相手からしたら、囮と理解していてもゼロ1人落とせば終わりなので狙わざるを得ないし、そもそも囮でなかったらそこから被害広がる
実に嫌な塩梅を狙ってる
なおスザクに関してはユーフェミアが騎士に任命するまでは実は黒の騎士団相手にしか参戦していない
後方に控えさせてもいないという状況なので、スザクがいる事自体が不運という
日本のテロリストなんてクロヴィス政権の時ですら、ブリタニアに敗北与えられなかったのだから完全に過剰戦力ですし
> テンポ遅いような
Flowのアニソンは割と合うケースの方が多いですが
今回はCOLORSという壁がありましたから、余計そう考えてしまいますね。
> 相手からしたら、囮と理解していてもゼロ1人落とせば終わりなので狙わざるを得ないし、そもそも囮でなかったらそこから被害広がる
> 実に嫌な塩梅を狙ってる
少なくとも名無しのモブキャラには負けないけど
名有りのエースパイロットには負ける程度の実力という
絶妙な塩梅です。