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『Tales of ARISE テイルズ オブ アライズ』 プレイ感想

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発売して1か月以上経過しましたので
そろそろ大丈夫だよね?
っと思ったので感想を上げようと思います。

以下、ネタバレありの感想です。


【PS4】Tales of ARISE



システム、ストーリー、グラフィック、バトル
全てをブラッシュアップして送り出された
テイルズオブシリーズの正統進化形態

…っていう感じの作品でした。


以下、三つの項目に分けて感想を語って行きたいと思います。

■システムについて
■ストーリーについて
■キャラクタ―について




■システムについて

バトルシステムはこれまでのテイルズオブシリーズの
アクションRPG的なバトルシステムを継承しつつ、
本作ならではのシステムを取り入れられていて
非常にやりごたえのあるバトルシステムは面白かったです。
雑魚戦のノリで戦ってボス戦でつまずく
ってことは本作をプレイした誰もが通る道だと思います。

序盤の回復アイテムの少なさ、高さもダナの経済状況や流通を
考えるとある意味妥当だと思ってしまう一方で
バトルの難易度を上げるための処置だったんだろうな
っと感じてしまいます。


■ストーリーについて

「抑圧からの解放」が物語の主軸としてあり、
最初は奴隷からの解放から始まり、ヒロインの呪いからの解放、
最終的には世界の仕組みからの解放を目指すというもので
気付けばものすごく壮大な物語になっていきました。
「復讐」がテーマだった前作(ベルセリア)とは変わって
今作は「赦し」がテーマの物語でもあったと感じました。

最近のテイルズは別離エンドが多かったですから、
主人公とヒロインが明確に結ばれる展開になったのは
エクシリアから続く呪縛からようやく
抜け出せたんだなと感じました。
(別離エンドも別に悪くはないんですけど
最近はそのパターンばかりでしたからね)
あと、中盤でOP変わったのもちょっと衝撃的で、
流れるタイミング的にも内容的にも最高でした。


■キャラクターについて

パーティーキャラに関しては
「利害が一致してるから一緒に旅してる仲間」から
「信頼しあい共に生きる仲間」になって行くまでの
過程が丁寧に描かれていたのが良かったです。
前半パーティー内がギスギスしてた分、
後半の仲の良いやり取りを見てるとほっこりします。

パーティー内でそれぞれ相手がいて
その相手とイチャイチャしてることが多かったり、
全体的に恋愛要素が強かったです。

以下、パーティキャラに関しての感想


・アルフェン

痛みを感じない男。
謎の鉄仮面→奴隷解放の英雄→惑星解放の王
っと話が進むにつれてスケールが大きくなっていった主人公。
若干天然だけど真っすぐな性格の優しい男で
行動に対して非常に共感できる主人公。
武器マニアな一面もあって
旅の各所でそういう発言をする機会が多い。

HPを削りながら攻撃するバリバリの近接アタッカー
HPを削りすぎて死ぬってことは何度もありました。
ヤバいとわかっていても敵のHPを一気に削れる魅力には勝てないのだ。


・シオン

触ると痛い茨の女。
最初はツンツン、後からデレデレ
という今時珍しいくらいの王道のツンデレヒロイン。
見た目によらず食いしん坊で、料理系の話題では
必ずと言って食いつく。
他人に触れることができなかったヒロインが
他者と触れ合って生きていく道を得ることができた。
という結果を示す形となった結末は素晴らしかったです。
世界よりも何よりも彼女の笑顔を守れたよ。

パーティーの回復の要で彼女がいるといないでは
難易度が結構違ってくる。
実際シオンが一時離脱するボス戦とか結構きつかったです。


・リンウェル

恩讐の魔女
パーティーメンバーの中では一番等身大のダナ人
といった感性をしていて、レナに対して一番
嫌悪感をむき出しにしていましたが
迫害されてきた境遇を考えると、そうなるのも分かる気がします。
(むしろ他のメンバーが特殊過ぎるだけ)
ただ後半はレナ人のシオンのために戦うことを決めたりと
作品が進むにつれて考えが変化していったキャラ。
後期OPではそんな彼女の変化を表すかのように大活躍
シオンに向ける笑顔がめっちゃ可愛い。

純粋な魔法アタッカーだけど、近接でもバリバリ戦える。
正直特技で使う属性攻撃と星霊術でどう違うのか
設定的によくわからなくなってくる。


・ロウ

我らが鉄砲玉
パーティーのムードメーカーにして貧乏くじ担当。
ただ加入時のイベントが一番重かったのはロウで
ジルファという偉大過ぎる父親の死をどう受け止めて
成長していくのがロウの物語の課題でした。
アルフェンの弟分的なポジション。
リンウェルとの学生カップルみたいなノリの会話
いちいち面白い。お前らはよくっつけ。

拳で戦う近接アタッカー。一撃の威力よりコンボ重視で
人によってはアルフェンよりロウの方が使いやすかった
という人もいるんじゃないでしょうか?
自力で回復できるのも良い点。


・キサラ

鋼の近衛兵長
堅物で鉄の女みたいなのを想像していましたが、
ふたを開けてみればブラコンのオカンだったという。
基本的に私生活においてパーティー内で
彼女に逆らえるものはいないあたりは
見事なオカンキャラっぷりでした。
普段は頼りになる女傑なんですが、
釣りと兄関係の事になると急におかしくなるのは面白い。
今回のゲストキャラがアイゼン&エドナの兄妹だったのは
キサラがいたからなんじゃないかと思ってしまう。

本作では唯一ガードが使えるメイン盾アタッカー
他のキャラとは運用方法が大きく異なるため
彼女を動かした時は結構戦闘の感覚が違う。


・ティオハリム

パーティーの知恵袋。
加入までの流れが凄く重い内容だったのに
パーティー加入後はかなりフリーダムな
感じで天然ボケを炸裂させる人。
ただ、理由はどうあれ7年でレナとダナの関係を改善させた
政治的手腕は素晴らしいの一言で
本作で登場する街で一番好きな街はメナンシアでした。
たぶん、この人はクリア後の方が忙しそう。

棒術による近接戦闘、遠距離からの呪文攻撃、そして回復と
全てがこなせるオールラウンダー。
近接の範囲攻撃が強力。ただ使える属性が少ないのがネック。




まとめ:

5年ぶりの据え置き発売の
テイルズシリーズということで
制作の本気を感じました。
発表から発売までかなり待たされましたが、
正直期待してた以上の出来だったと思います。

以上、テイルズオブアライズの感想でした。

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共に歩み、共に泣き、
そして共に生きるRPGでした。
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