■概要
アニメ
「呪術廻戦」の前日談を描く劇場版。
時系列的にはこちらが先の物語なので
「呪術廻戦」を見ていなくても大丈夫な内容となっていて、
ここから「呪術廻戦」という作品に入るのも良いと思います。
逆にこの作品を見ていないと「呪術廻戦」本編が
分からないってことは無いため、
どっちから見ても問題ない作りになっているのは良いですね。
アニメ本編では一瞬しか登場しなかった
呪術高専東京校2年の最後の一人である
「乙骨憂太」を主人公とした物語で、
本編では2年生の真希、狗巻、パンダの
1年生時代の様子が描かれる内容。
あと五条先生と夏油の関係についても掘り下げられます。
■所感
・本編に影響を与えない「前日談」という形
・2時間ぐらいの尺で収まる話の長さ
・サービスとしていくらでも追加要素を盛っても問題ない話の流れ
・映画単体として一つの物語が完結しているという感じの
「テレビアニメの劇場版らしい」作品でした。
また本作は
"自身の境遇に絶望してふさぎ込んでた少年が
かけがえのない友達や仲間たちと巡り会って成長し、
悪の野望を止めるために奮闘する"というのが
分かりやすくまとめられてたお話でしたので、
初見の人でも非常にとっつきやすい内容だったと思います。
あと、本編では先輩キャラをやっている3人の活躍も多く
特に
真希さんがすごい可愛い。めっちゃサブヒロインしてました。
アクションシーンに関しては元々アニメ版でも
凄かったんですけど劇場版は更に凄かったです。
特に夏油と乙骨の最終決戦や、
五条VSミゲル戦は凄まじかったです。
ミゲルはある意味今回のMVPですね。
今後五条先生の実力が明かされれば明かされるほど
「あの五条先生相手に時間稼ぎができたミゲルってなんなの…」って株が上がるのが面白いです。
あと、呪術廻戦本編を見てる人にとっては嬉しいサプライズもあって
京都高のあいつらの活躍や、ナナミンの黒閃とかも見れます。
■最後に
本作は「愛」と「呪い」の物語です。夏油の作り出した千体の呪霊の呪いを束ねた、極ノ番「うずまき」を
たった一つの里香への「愛」だけで打ち破るシーンは
「愛ほど歪んだ呪いは無いよ」という
五条先生の言葉を実感せざる負えない内容でしたね。
「乙骨憂太の物語」であり「祈本里香の物語」でもありました。
彼と彼女がどのように呪い呪われそして
生きて、死んでいくのか、それが一つの映画として描かれます。
個人的に
「実は憂太の方が呪ってた」っていうオチは
節々に見せていた彼の重い愛や感情に対する
納得がゆく結論なんだと感じましたね。
ある意味でクリスマスにぴったりな純愛ストーリーでした。
良いよね…主人公が純愛ビームで全部解決するの。
最後は愛が勝つってこういうことを言うんだと思う。
以上、呪術廻戦0の感想でした。

「失礼だな 純愛だよ」
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思った以上にボコボコにされてたけどダメージが少なかった
・まさか虎杖、伏黒、釘崎出演ゼロとは…最後出るかと思ったのに
・リカちゃんが量産型エヴァにしか見えない
> 思った以上にボコボコにされてたけどダメージが少なかった
「おいおいフルボッコだよ、終わったな」
↓
「なんで生きてるの…」
って思いましたね。
耐久力が、耐久力が高すぎる!!
> ・まさか虎杖、伏黒、釘崎出演ゼロとは…最後出るかと思ったのに
自分もラストシーンにちょこっと出るかなーって思ったんですが
本当に今回は0の映画化作品でしたね。
> ・リカちゃんが量産型エヴァにしか見えない
確かに…
あと「死んじゃだめだ」っていう台詞がエヴァ初号機パイロットぽかったです。
今後五条先生の実力が明かされれば明かされるほど
「あの五条先生相手に時間稼ぎができたミゲルってなんなの…」
って株が上がるのが面白いです。
ミゲルすげえな
>夏油と乙骨の最終決戦
乙骨と里香の二人を相手する夏油はやっぱり強いな
さすが五条先生の盟友だな
コメントどーも
> ミゲルすげえな
やられ役のかませキャラと思いきや
現状一番五条を追い詰めたキャラになってる
> 乙骨と里香の二人を相手する夏油はやっぱり強いな
> さすが五条先生の盟友だな
逆に言うとそれだけ年季と経験の差があるのに
短期間で強くなった乙骨が凄いということになります。