■概要
2018年夏に放送したオリジナルアニメ「プラネット・ウィズ」
のコミカライズ版なんですが、
そもそも本作は漫画家・水上悟志氏が描き下ろした
1074ページのネームを基にしている作品であり、
コミカライズも水上氏が担当していることもあって
実質漫画版が原作と言っても過言ではない作品となっております。
■感想
「完全版プラネット・ウィズ」って感じの作品です。
基本的にはアニメ版と同じ流れで進むんですが、
要所要所でアニメではカットされた部分や追記部分もあって、
アニメだとOPだけでしか使われなかった爺さんのファンネルなんかも
きちんと使われていました。
アニメ10話の決戦回で爺さんが
宗矢に手を貸した理由に関しても補完されていて
あの話には思わず「そういうことだったのか…」って納得しました。

あと、アニメ版では終盤でいきなり5年の時間が経過しましたが、
漫画版ではその間のエピソードが補完されていて、
最新刊(7巻)はほぼアニメにない
オリジナルエピソードが大部分を占めていました。
個人的には大学に入った後の宗矢と
柔道部の先輩二人との絡みが見れたことや、
のぞさんとの関係をはっきりさせてくれたのは嬉しかったですね。
そういえば、アニメ版の宗矢くんは結局肉を食べたのかそうでないか
描かれなかったんですが、漫画版では念願の肉を食べることができました。
そして、地球で宗矢が初めて食べた肉類の食べ物が
「肉まん」なんですが、
あれって「憎まん」っていう本作のラストを示していたのでは…?
アニメ版を見てなくても楽しめるし、
アニメ版を見た人も新しい発見があって
楽しめる作品だと思うので読んでみることをおススメします。

今後もちょくちょく見てる漫画を紹介して行けたらなと思います。
- 関連記事
-
スポンサーサイト