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プリコネRイベント 「Re:member 僕の願いが紡ぐ未来(後編)」感想 #プリコネR

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この繋がりが『僕の力』

以下、ネタバレありの感想です。


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前半の感想でも語ったんですが今回のイベントは
「騎士くんとみんなの絆」の物語でした。
本当にこの規模の内容をメインストーリーではなく
イベントストーリーとして実装したのは凄いと思います。
今回のイベントはメインに組み込んでも
違和感は無かったと感じました。

・これまで描かれなかった主人公自身について掘り下げる内容
・夢のオールスターが全員集合する最終決戦みたいな展開
・ラスボスが「間違った願いから生まれたもう一人の主人公」
・仲間との絆で自分自身を乗り越える結末


なんかもう『劇場版プリンセスコネクトReDive』みたいな内容でした。
クリア後にキャラクターを全員紹介するムービーが流れたのは
なんかアニメの最終回っぽかったですね。


■力を求めし者
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今回のメインは間違いなく「騎士くん」でしたね。
今までのイベントは周りで起きてた問題を騎士くんが
解決するものでしたけど、今回は
"彼そのものが騒動の原因"になっていました。

女の子ばかりに戦わせて自分は後ろで強化をしてるだけ、
たまに前に出るけどロクに戦力にはならない。
敵を倒す力も仲間を助ける力も無い無力な存在。

そんな状況に甘んじてて騎士くんみたいな子が
平気でいられるわけがないですよね。
ってことはこれまでの言動から理解していたのですが
今回はそのことを容赦なく掘り下げたお話でした。

yuuki20220207.jpg

だからこそ「一人で戦う力を求めたもう一人の彼」
がボスキャラとして立ちふさがって来たのは納得できました。
ただ、結局のところ騎士くんの力って
彼個人の力ではなくみんなと築いた「絆の力」なんですよね。
プリンセスナイトとしての権能も確かに重要なんですけど
それはそれとして彼が彼だから得た力。
強いだけの人間にここまでの絆は作れないし
「そんな強いだけの力に僕の絆が負けるわけがない」
っていう展開はこれまでの4年間の集大成ともいうべき内容だったかと。

しかし…
yuuki20220208.jpg

・やたら人助けをする主人公
・もう一人の自分が二刀流を使う
・もう一人の自分が剣を生成して飛ばしてくる
・自分と1対1で戦い乗り越えるという展開
・なんか納得して消えていくもう一人の僕


…騎士くんは未来で抑止力と契約したりしないよね?
ラジラジ「その先は地獄だぞ」


■へぇデートかよ
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今回ペコさんのヒロイン力が高すぎる…
もうほとんど現実世界でデートしてましたよね。
ペコさんは普段食いしん坊ヒロインをやってる分、
ヒロイン力高めたときの破壊力が半端ないのだ。

あと、もう一人の騎士くんに対する言葉も適格で

「あなたがもし、この大きな力を手に入れたとして、
それでどうなりますか?
…きっと、一人で戦おうとしますよね?」


っていう返しはまさしくその通りだと思いました。
おそらく騎士くん一人だったら
力に溺れていたことを考えると、
そこにストップをかける存在として
ぺコリーヌの存在が必要だったんだと思います。


■それは彼女が最高のヒロインになるまでの物語
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今回のもう一人のメインはキャルちゃんでしたね。
メインストーリー第1部のキャルちゃんの物語は
このイベントでようやく完結したんだって思いました。
本来敵側にいたはずのキャラクターの一人が
自分の気持ちに向き合い好きな人を好きだと言える
一人のヒロインになるまでの物語。
それがキャルちゃんの物語だったんじゃないかと。

アニメ版では絶賛暗躍中の陛下も
何だかんだで力を貸してくれるあたり、
多少なりとも丸くなったとは思いました。
でもキャルちゃんが陛下とちゃんと向き合って
対峙するイベントはむしろメインストーリーで
やるべき内容だと思ったんですが…
ここで消化しちゃって良かったのだろうか?


■これが劇場版プリコネ

終盤の夢のオールスター全員集合のシーンは
やっぱりベタだけど燃えましたね。
エンドゲームとかライダー大戦みたいな流れ私すきぃ!!

ritoriri20220207.jpg

しれっとリトリリの間に混ざってるユニ先輩のせいで爆笑しましたが。
本当になかよし部だけ空気が異常ですよね。
流石にシリアスな場面では空気を読むかなっと
思っていたらいつも通り過ぎてダメだった…

tieru20220207.jpg

とりあえず「一生意味深ワードまき散らし役っぽい目ぇしたおねーさん」
に喧嘩を売ってしまったチエルくんの運命はいかに!続く。
実家の声出てたぞチエル。


まとめ:
purikone20220207.jpg

周年イベントだからこそできた内容の神イベントでした。
逆にメインストーリーでやるべき内容を
使い切ってしまった感ありますけど。
この最終回みたいなノリを超える内容の
2部最終章って実現できるんでしょうか?
っとちょっと不安になりますが…
そこは俺たちのサイゲを信じようぜ。


以上、Re:member 僕の願いが紡ぐ未来の感想でした。

prknFC2.jpg

お前は強かったよ…だけどそれは間違った強さだ。
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コメント
No Subject
>敵を倒す力も仲間を助ける力も無い無力な存在。
しかしやたら頑丈なのである

>騎士くんは未来で抑止力と契約したりしないよね?
騎士君は根っからの善良なだけで今のところ悲惨な過去や生い立ちなんかない本当に普通の高校生だから大丈夫でしょう。それはそれですごけど

>一人のヒロインになるまでの物語。
そしてランドソル側の主人公ポジションでもあったと思います。私が最初におはようを言うんだのくだり好き

贅沢をいうならボス戦で隊列に騎士君欲しかった。オーバーロードフォース君かっこよかったから今度は本編で騎士君の力としてまた出てこないかな
2022/02/09(水) 21:11 | URL | NoName #-[ コメントの編集]
Re: No Subject
> >敵を倒す力も仲間を助ける力も無い無力な存在。
> しかしやたら頑丈なのである

確かに、HPとDEFがやたら高い印象ありますね。
割とタンク役みたいな活躍もしますし。

> >騎士くんは未来で抑止力と契約したりしないよね?
> 騎士君は根っからの善良なだけで今のところ悲惨な過去や生い立ちなんかない本当に普通の高校生だから大丈夫でしょう。それはそれですごけど

ラビリスタのキャラストーリーを見る感じですと、
子供のころからお人好しだったらしいですから、
転生の人たらしでヒーローなんでしょうね。

> >一人のヒロインになるまでの物語。
> そしてランドソル側の主人公ポジションでもあったと思います。私が最初におはようを言うんだのくだり好き

実質今回のイベントはぺコリーヌとキャルのダブルヒロインものでした。

> 贅沢をいうならボス戦で隊列に騎士君欲しかった。オーバーロードフォース君かっこよかったから今度は本編で騎士君の力としてまた出てこないかな

確かにカズマサの時みたいに騎士くんを入れてほしかった感はありました。
ただ、見えないところできちんと強化を使ってると思うので。
実際には「いた」んでしょうけど。
2022/02/10(木) 00:52 | URL | せーにん #-[ コメントの編集]
主人公自体を主体とした回
今回は騎士くんとペコがリアル寄りの世界を彷徨う話でしたが、
学校で魔物と戦う場面は少し前のラノベアニメ
みたいな感があった。
そしてやはりペコの新形態にも薔薇が意匠があるのも意味深。

主人公の無力ゆえの葛藤をありありと描かれた今回。
女の子に戦ってもらって自分自体にそういう力が無い。
確かに力が欲しいという望みは間違ってはいない。
しかしその在り方が多くの絆を育んでいたことも事実。

もし、本当に力を手に受けれていたら、レイジレギオンには
対抗できても、無理を押した戦いが災いして力に押しつぶされる
展開になっていたかもしれない。
(ミソラやエリスは手段を選ばないので却って戦いづらい)
さらに無理して前線に出て仲間たちとの関係も思わしくないものに
なっていたかも。という恐れもあった。

同時にこれまでのヒロインとの関係を見直すアルバムを作るような
印象があり、プリコネの総決算をかける意気込みがありそう。

そしてやはり最後に手を差し伸べるヒロインはペコとユイというのは
納得できる締めだった。
2022/02/11(金) 23:01 | URL | TT #-[ コメントの編集]
No Subject
覇瞳皇帝にキャルが「好きな人ができたんです」っていうシーンは、いい笑顔とBGMも相まって、キャルの成長を感じることができて良かった。
あと、ゲームとかで最終決戦に今まで出会ってきた人達が集合するシーン、自分好きなので、みんなが駆けつけてくれたとき感動で涙が出てきました。
2022/02/12(土) 20:22 | URL | NoName #-[ コメントの編集]
No Subject
今回はオールスターで、EDもストーリーも力が入っていて、正直第2部メインストーリーのラストや劇場版って言われても疑わないレベルでした。
そして、ラビリスタが覇瞳皇帝を利用したシーンは、拘束されている前章のラスボスっていうところが、BLEACHの藍染を利用する京楽ぽかったです。
2022/02/12(土) 20:34 | URL | NoName #-[ コメントの編集]
Re: 主人公自体を主体とした回
>TT さん
コメントどーも

> 今回は騎士くんとペコがリアル寄りの世界を彷徨う話でしたが、
> 学校で魔物と戦う場面は少し前のラノベアニメ
> みたいな感があった。
> そしてやはりペコの新形態にも薔薇が意匠があるのも意味深。

確かに学園バトルもののラノベ感あります。
最近は異世界ものが流行ってますが一昔前はその手のジャンルが多かったですね。
青い薔薇の花ことばは「不可能」じゃない「夢かなう」だ


> 主人公の無力ゆえの葛藤をありありと描かれた今回。
> 女の子に戦ってもらって自分自体にそういう力が無い。
> 確かに力が欲しいという望みは間違ってはいない。
> しかしその在り方が多くの絆を育んでいたことも事実。

みんなを守るために強くなりたいという気持ちはわかるが
そのために自分が壊れてしまってもかまわないと思っているあたりが
騎士くんの危うさを表していたイベントだと感じました。

> もし、本当に力を手に受けれていたら、レイジレギオンには
> 対抗できても、無理を押した戦いが災いして力に押しつぶされる
> 展開になっていたかもしれない。
> (ミソラやエリスは手段を選ばないので却って戦いづらい)
> さらに無理して前線に出て仲間たちとの関係も思わしくないものに
> なっていたかも。という恐れもあった。

少なくともエリス様はそんな騎士君は認めなかったと思うし
ホマレさんやカイザーインサイトさんのセリフから
「そういう終わり方」もあったんじゃないかと思います。

> 同時にこれまでのヒロインとの関係を見直すアルバムを作るような
> 印象があり、プリコネの総決算をかける意気込みがありそう。

エンディング後にヒロイン紹介ムービーが流れたときは
「最終回かな?」って思いましたね。

> そしてやはり最後に手を差し伸べるヒロインはペコとユイというのは
> 納得できる締めだった。

メインストーリーの方では絶賛お曇り中のユイの笑顔が見れたのは久しぶりでした。
2022/02/13(日) 08:29 | URL | せーにん #-[ コメントの編集]
Re: No Subject
> 覇瞳皇帝にキャルが「好きな人ができたんです」っていうシーンは、いい笑顔とBGMも相まって、キャルの成長を感じることができて良かった。

「言えたじゃねぇか…」「聞けてよかった」
ってなりましたね。

> あと、ゲームとかで最終決戦に今まで出会ってきた人達が集合するシーン、自分好きなので、みんなが駆けつけてくれたとき感動で涙が出てきました。

映画とかでも最終章でそういうのやられると最高に良いです。エンドゲームとか

2022/02/13(日) 08:47 | URL | せーにん #-[ コメントの編集]
Re: No Subject
> 今回はオールスターで、EDもストーリーも力が入っていて、正直第2部メインストーリーのラストや劇場版って言われても疑わないレベルでした。

感想にも書いたんですが気合が入りすぎていて
メインストーリーでやるべきことをいくつも消化してしまって大丈夫なんだろうか?
っとも思いましたね。

> そして、ラビリスタが覇瞳皇帝を利用したシーンは、拘束されている前章のラスボスっていうところが、BLEACHの藍染を利用する京楽ぽかったです。

あの敵が味方に~っていう展開は少年漫画ぽいですね。
2022/02/13(日) 08:49 | URL | せーにん #-[ コメントの編集]
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