「タコピーの原罪」最終回を読んでの感想
以下、
ネタバレありの感想です。


とりあえず言えることは本作は間違いなく
「ハッピー」を目指した物語だったと思います。
最悪な家庭環境を描いた地獄のような物語でしたが
それでも最後にまりなちゃんとしずかちゃんが
分かり合えてほんの少し前向きになって前に進むという結末は
タコピーが繰り返した時間は決して無駄ではなかったことを
証明したんじゃないかと思います。
彼女らを取り巻く環境は全く改善していませんが
共にいてくれる「友達」がいるのなら
それは以前より少しましな未来となる。
そんな予感がする最終回でした。
幾度となく繰り返しを行って最後の最後で
自分を犠牲にして二人を少しハッピーにした。という結果だけ見ればタコピーはまごうことなき
皆を幸せにする
ハッピー星人だったと思います。
途中の過程でいろいろやらかしていましたし、
価値観がそもそも地球人のそれとはまったく異なる存在でしたが
それでも「ハッピーにしたい」という気持ちだけは嘘偽りない真実で、
最後までそれがブレなかったのは良かったです。
直樹くんに関してはあの二人との関係が
全くなくなりましたが、関わらない方が
彼にとって幸せなのかもしれません。
まぁ直樹くんは最強の光属性お兄ちゃんがいるから
どうあがいても最終的には何とかなりそうな感はありますがね。
話題になっていたので途中から読み始めた作品ですが
週刊「最悪」を更新し続けてる
先の見えない展開は本当に面白かったです。
特に「タコピーの原罪」というタイトルの意味が
徐々に分かっていくのは凄く引き込まれました。
ループ系主人公が最後に自分を犠牲にして
誰かを救うという展開は、確かにハッピーエンドとは
言い難いのかもしれませんが…
個人的には
「ハッピーにする」という
目的を達成していると思うのでそれはそれでよいのだと思います。
ありがとう…タコピー【関連記事】
これは、ぼくときみの最高にハッピーな物語
やはり曇らせは最後に晴らしてくれるから良いのだ
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何にもできないけどそれでも
もう一人じゃないきみたちがきっと大人になれるようにっていう
タコピーの魂からの祈りにグッと来ました
(自分コタさんの魂から願うとかの祈りの言葉に弱いんです)
> 何にもできないけどそれでも
> もう一人じゃないきみたちがきっと大人になれるようにっていう
> タコピーの魂からの祈りにグッと来ました
> (自分コタさんの魂から願うとかの祈りの言葉に弱いんです)
一人じゃないならきっといい大人になれると信じてる
タコピーの祈りは、どんな環境で生まれても
後天的に得た何かによってきっと幸せになれるという
メッセージ性も感じることができる内容でした。
なお最終回掲載翌日発売の、星のカービィ新作でタコピー役の間宮くるみさんが演じてると思われる一見可愛いマスコットキャラが「カービィのマスコットキャラだからどうせ裏切るよな?」と過去2回あったトラウマが原因で疑心暗鬼だらけになった模様。
なるほど。確かにきゅうべぇみたいなポジションでほむほむみたいなことして
最終的にはまど神になりましたね。
> なお最終回掲載翌日発売の、星のカービィ新作でタコピー役の間宮くるみさんが演じてると思われる一見可愛いマスコットキャラが「カービィのマスコットキャラだからどうせ裏切るよな?」と過去2回あったトラウマが原因で疑心暗鬼だらけになった模様。
決闘者とカービィプレイヤーの心の傷は深い。