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ドラゴンクエスト ダイの大冒険 第73話 感想 #ダイの大冒険

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「炎の中の希望」

視聴者&ポップ「耐えたぞォォォォォーーーー!!」




hadora20220417.jpg

「素晴らしかったぞ おまえが残した弟子達は…
オレの生き方すら変えてしまうほどにな…
おまえの力で…ダイたちを勝利へ導いてやってくれ。
それがオレへの唯一の礼だと思え。

ポップよ…おまえたち人間の神というのも中々粋なやつのようだぞ。
オレの生命とひきかえに…オレがかつて奪った大切な者をおまえたちに返してくれた。
そのうえオレの死に場所をこの男の腕の中にしてくれるとはな…」


誇り高き魔王ハドラーここに死す!!

ついに放送された第73話でしたが、
1か月待って良かったと思えるくらい神回でした。
もうね…魔王ハドラーの最期は
原作を読んでて展開は知ってるはずなのに
自然と涙が流れました。

hadora20201025.jpg

ハドラーは本当に魅力ある敵キャラだったと思います。
当初こそ冷酷無比な言動が際立ち、
保身に走る余りにザボエラの策謀に乗ったりもしていましたが、
本質的には卑怯な手段を用いることを良しとしない武人気質の持ち主であり、
部下だけに戦いを任せきりにせず自ら戦いに行くあたりにも
そういうハドラーの武人らしさは現れていたと思います。
前半のネタキャラな部分も後半の武人キャラへの転向を
より際立てるために必要だったと思いますし、
こういう「成長する敵キャラ」という要素は
彼の魅力を更に上げるものだったんじゃないかと。

敵から味方になるパターンは結構ありますけど
(クロコダイン、ヒュンケルがそのパターン)
ハドラーは最後までダイたちの好敵手であり、
そして最後は「友」となって灰になったのも
感動できるポイントだったと思います。
この"灰化したハドラーの最期"でさえも
後の展開で重要になってくるあたりは
作者もハドラーの事好きだったんだろうなって思う点ですね。

pop20220416.jpg

今回のドラマの立役者はやっぱりポップでしょうね。
ハドラーという男を強くしたのがダイという好敵手なら
最後にハドラーの心を救ったのはポップでした。
あの誇り高き魔王が「たかが」人間ごときのために涙を流し、
そして人間の神にその生存を祈ってくれた。
あの瞬間、ポップという男がハドラーにとって
生涯最後の友になったんだと感じました。
勇者ダイはハドラーに「力」で勝ったけど、
勇気ある者であるポップはハドラーに「心」で勝ったんだと考えると、
やっぱり本作で一番強いのは「人の心」なんだと思います。
…とりあえずポップ、1か月間ヒャダルコ耐久レースお疲れ様です。

aban20220416.jpg

でもって、ついに再登場することとなったアバン先生。
最近の商品展開を見て何かを察した方もいるでしょうが、
しれっと生きてやがりましたよこの先生。

「なんで生きてたの?」
「今まで何をやっていたの?」
「なんで今まで助けに来てくれなかったの?」


っていう部分は後にちゃんと説明されるのでご安心ください。

次回「大勇者の復活」


余談:

今回のダイ好きTVは
関さん(ハドラー)、
櫻井さん(アバン)、
前野さん(クロコダイン)、
梶さん(ヒュンケル)
が出演されていて過去一豪華な内容の神回でした。


emiriaFC2.jpg

ハドラーベストセレクション最終回でした。
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コメント
No title
ようやく再開されて良かったです。
ここ一ヶ月、続きの再開をずっと待ち望んでいました。

本当にハドラーは良いキャラでしたよね。
最初こそ小物感が強かったですけど、
超魔生物になる覚悟を決めてからはドンドン株が上がった印象です。
見方ではないけど、好敵手と呼ぶに相応しいライバルでしたし、
ハドラー親衛隊もハドラーが生み出した存在と言っても、
ただの小物だったらあそこまで忠誠心はないですよ。
…そう言えばすっかり忘れてましたけど、ヒムはどうなるんでしょうか?
ハドラー親衛隊の中で唯一、明確な死亡描写がなく、
あっさりバーンパレスから落とされての退場だったので、
ハドラーが死んだ今、仮に生きていてもハドラーとリンクしているので
ヒムの命も風前の灯火と言っても気になります。

>しれっと生きてやがりましたよこの先生。
>「なんで生きてたの?」
>「今まで何をやっていたの?」
>「なんで今まで助けに来てくれなかったの?」
まぁ、OPでの衣装が初期の赤い服でも過去の戦士としての服でもなかったので、
死んだキャラが新規の衣装を着るとは思えなかったのでそんな感じはしてました。
下二つは理由はさっぱりわかりませんが、なんで生きてたの?は、
仮にも不死身のヒュンケルの師匠でもあるのでヒュンケルに負けるまでも
多少の不死身性を持っていてもおかしくはないと思えてくるので。
2022/04/16(土) 16:15 | URL | 花月(かづき) #oC.tR5fw[ コメントの編集]
Re: No title
>花月(かづき) さん
コメントどーも

> ようやく再開されて良かったです。
> ここ一ヶ月、続きの再開をずっと待ち望んでいました。

本当にね…1か月も遅れるとは思ってもいなかったです。

> 本当にハドラーは良いキャラでしたよね。
> 最初こそ小物感が強かったですけど、
> 超魔生物になる覚悟を決めてからはドンドン株が上がった印象です。

ハドラーの株は序盤が一番低いまである。
超魔生物になってからはストップ高でした。

> …そう言えばすっかり忘れてましたけど、ヒムはどうなるんでしょうか?
> ハドラー親衛隊の中で唯一、明確な死亡描写がなく、
> あっさりバーンパレスから落とされての退場だったので、
> ハドラーが死んだ今、仮に生きていてもハドラーとリンクしているので
> ヒムの命も風前の灯火と言っても気になります。

ヒムに関してはこれからをお楽しみください。

> まぁ、OPでの衣装が初期の赤い服でも過去の戦士としての服でもなかったので、
> 死んだキャラが新規の衣装を着るとは思えなかったのでそんな感じはしてました。
> 下二つは理由はさっぱりわかりませんが、なんで生きてたの?は、
> 仮にも不死身のヒュンケルの師匠でもあるのでヒュンケルに負けるまでも
> 多少の不死身性を持っていてもおかしくはないと思えてくるので。

「ヒュンケルの師匠だからなぁ…」っで納得できる不死性!!

なお、彼と違ってちゃんと理由はありますので。そこは来週をお楽しみに。
2022/04/16(土) 16:32 | URL | せーにん #-[ コメントの編集]
No title
>誇り高き魔王ハドラーここに死す!!
ハドラーの追悼でEDまで特殊仕様だった回、傲慢で冷酷で権力に固執する小物から正々堂々とダイと戦い高め合って覚醒する武人になり最後はかつての宿敵アバン先生のそばで逝くという華々しい最後だった…演出にも力が入っていて本当一か月待ったかいがありました

>今回のドラマの立役者はやっぱりポップ
ずっと頑張って来たハドラーに見入って感情移入するポップ、思えばお互い自分より強い強敵にはビビり鼻水も垂らしたりした共通点のある成長枠でしたね

>しれっと生きてやがりましたよこの先生
ヒュンケルの如くタイミングよく颯爽と登場するアバン先生。なお何故生きていて本物なのかジャンプ本誌では2週間も待たされ、コミック派は表紙で生存バレされた様子w
2022/04/16(土) 18:14 | URL | 電子の海から名無し様 #-[ コメントの編集]
No title
アニメスタッフ見たかったものを見せてくれてあるがとうって気持ちで一敗です
最後のハドラーは武人通り越して漢の中の漢だったと思います

ってかハドラーはもうアバン先生の1番のファンかも
2022/04/16(土) 20:55 | URL | NoName #-[ コメントの編集]
No title
>アバン復活、ハドラー退場。
一歩間違えればご都合主義と言われそうな展開を感動の名シーンに昇華させているのも、この交代劇のおかげでしょうね。

>ハドラーという男。
世界を手に入れようと野心を滾らせていた魔王。
魔王軍の中間管理職という地位について保身と欲に囚われてしまった魔軍司令。
全てを捨てて武人として生きた超魔生物。
波乱万丈な人生でした。

それにしてもキルバーンがここまで動揺してんの初めて見たな……。
2022/04/16(土) 22:14 | URL | スズムシ #-[ コメントの編集]
No title
>誇り高き魔王ハドラーここに死す!!
自分を助けたポップの姿を見て泣き出すハドラーさんを見て泣いてしまった・・・
かっこよかったな


>アバン先生
カードのネタバレ防いで欲しかったな…
しかしまさか生きていたのは驚きました

>ポップ
本当に彼は色々成長していいキャラになった

>「炎の中の希望」

視聴者&ポップ「耐えたぞォォォォォーーーー!!」

3月5日くらいだな
2022/04/16(土) 23:59 | URL | かららららら #-[ コメントの編集]
Re: No title
>電子の海から名無し様 さん
コメントどーも

> >誇り高き魔王ハドラーここに死す!!
> ハドラーの追悼でEDまで特殊仕様だった回、傲慢で冷酷で権力に固執する小物から正々堂々とダイと戦い高め合って覚醒する武人になり最後はかつての宿敵アバン先生のそばで逝くという華々しい最後だった…演出にも力が入っていて本当一か月待ったかいがありました

ここまでスタッフと読者から愛された敵キャラも珍しいだろう。本当に天晴な最期でした 

> >今回のドラマの立役者はやっぱりポップ
> ずっと頑張って来たハドラーに見入って感情移入するポップ、思えばお互い自分より強い強敵にはビビり鼻水も垂らしたりした共通点のある成長枠でしたね

二人とも成長枠のキャラだからシンパシー感じますね

> ヒュンケルの如くタイミングよく颯爽と登場するアバン先生。なお何故生きていて本物なのかジャンプ本誌では2週間も待たされ、コミック派は表紙で生存バレされた様子w

今と違ってネットでネタバレ踏む可能性は無かったけど、そういう感じでネタバレを踏むケースもあったのか…
2022/04/17(日) 23:49 | URL | せーにん #-[ コメントの編集]
Re: No title
> アニメスタッフ見たかったものを見せてくれてあるがとうって気持ちで一敗です
> 最後のハドラーは武人通り越して漢の中の漢だったと思います

1か月待った不満も吹き飛ぶ完璧なハドラーの退場回でした。

> ってかハドラーはもうアバン先生の1番のファンかも

確かにそうですね。一番の好敵手にして一番のファン
2022/04/17(日) 23:52 | URL | せーにん #-[ コメントの編集]
Re: No title
>スズムシ さん
コメントどーも

> >アバン復活、ハドラー退場。
> 一歩間違えればご都合主義と言われそうな展開を感動の名シーンに昇華させているのも、この交代劇のおかげでしょうね。

神(三条先生)も粋なことをする

> >ハドラーという男。
> 世界を手に入れようと野心を滾らせていた魔王。
> 魔王軍の中間管理職という地位について保身と欲に囚われてしまった魔軍司令。
> 全てを捨てて武人として生きた超魔生物。
> 波乱万丈な人生でした。

しかも死に際は全く後悔していないあたり本当に爽快な魔王でした。

> それにしてもキルバーンがここまで動揺してんの初めて見たな……。

キルバーンにしてみれば「勝ったなガハハ」だったのに
アバン先生に全部台無しにされた感じですからね。
2022/04/17(日) 23:58 | URL | せーにん #-[ コメントの編集]
Re: No title
>かららららら さん
コメントどーも

> >誇り高き魔王ハドラーここに死す!!
> 自分を助けたポップの姿を見て泣き出すハドラーさんを見て泣いてしまった・・・
> かっこよかったな

誰かのために泣ける奴は本当に良い奴だって感じます。

> >アバン先生
> カードのネタバレ防いで欲しかったな…
> しかしまさか生きていたのは驚きました

商品展開は止められませんからね…この1か月スタッフたちはあたふたしてたと思う

> >ポップ
> 3月5日くらいだな

1か月以上耐えたポップさんパネェ
2022/04/17(日) 23:59 | URL | せーにん #-[ コメントの編集]
本当に1ヶ月も待たされた為、今期最初に大泣きしたのがまさかハドラーの最期になるとは・・・

ウキウキの処刑宣言のキルバーンでしたが、何かバーン様は終始不満そうな表情だったのもまた良かったです。裏切られたとら言えハドラーを色々買っていたのが分かる。あと本当にキルバーンはポップを評価しているのが厄介な敵だと感じました。

ポップがハドラーと最期を共にしようとしていたのも本当に彼らしくて良かったです。

そしてまさかのアバン復活。原作未読な為に本当に驚いた。

ハドラーが「だからお前は甘いのだ」のシーンも本当に良かった。

ハドラーの遺言のシーンも本当に特殊EDで泣きました。

こんなシーン見た後でハドラーフィギュア化決定をダイ好きで見せられたら買うしか無いでしょ!?

ブレンド・S原作で天野美雨が「魔王×勇者」とか「魔法使い×魔王」とかカップリング出してきたら酷い中の人ネタになるが、やらないとは思います。
2022/04/18(月) 00:20 | URL | NoName #-[ コメントの編集]
Re: タイトルなし
> 本当に1ヶ月も待たされた為、今期最初に大泣きしたのがまさかハドラーの最期になるとは・・・

ハドラーよ‥‥その最期誇らしくない?

> ウキウキの処刑宣言のキルバーンでしたが、何かバーン様は終始不満そうな表情だったのもまた良かったです。裏切られたとら言えハドラーを色々買っていたのが分かる。あと本当にキルバーンはポップを評価しているのが厄介な敵だと感じました。

キルバーンは割と初期の段階からポップを評価していたんですよね。その読みは正しかったと思います。


> ハドラーが「だからお前は甘いのだ」のシーンも本当に良かった。
> ハドラーの遺言のシーンも本当に特殊EDで泣きました。

最期の一撃でかつての敵を守って果てるのカッコ良すぎる…

> こんなシーン見た後でハドラーフィギュア化決定をダイ好きで見せられたら買うしか無いでしょ!?

> ブレンド・S原作で天野美雨が「魔王×勇者」とか「魔法使い×魔王」とかカップリング出してきたら酷い中の人ネタになるが、やらないとは思います。

ダイくんと中の人が一緒でしたね。
2022/04/18(月) 21:36 | URL | せーにん #-[ コメントの編集]
No title
獄炎の魔王を読んだ後だと、
アバンとハドラーのライバル関係は大きな意味を持っている。
こちらの魔王ハドラーはむしろ魔軍司令時代が嘘のように
気高い在り方を見せている。
残酷ながら戦士の誇りを持ったりと、実は後半の姿勢と
通じている。

バーンの配下時代は自分の地位に固執していた中ボスでしかなかったが
(立場上仕方ないが)
本来持ってた闘志や戦士の誇りを育んでいく珍しい敵でしたね。
全てを捨てて戦士になったハドラーの戦いはどれも素晴らしい
ものだった。

最後の最後でアバンと使徒たちと分かり合えて最後を
迎えるのは、ライバルキャラとして綺麗な終幕だった。
2022/04/18(月) 22:02 | URL | TT #-[ コメントの編集]
Re: No title
>TT さん
コメントどーも

> 獄炎の魔王を読んだ後だと、
> アバンとハドラーのライバル関係は大きな意味を持っている。
> こちらの魔王ハドラーはむしろ魔軍司令時代が嘘のように
> 気高い在り方を見せている。
> 残酷ながら戦士の誇りを持ったりと、実は後半の姿勢と
> 通じている。

獄炎の魔王の時のハドラーこそが本来の彼の気質に近くて
バーンと出会って失ったものを徐々に取り戻していくのが
ダイ大本編のハドラーの物語だったと思います。

> バーンの配下時代は自分の地位に固執していた中ボスでしかなかったが
> 本来持ってた闘志や戦士の誇りを育んでいく珍しい敵でしたね。
> 全てを捨てて戦士になったハドラーの戦いはどれも素晴らしい
> ものだった。

ハドラー戦はどれもベストバウトでしたからね。

> 最後の最後でアバンと使徒たちと分かり合えて最後を
> 迎えるのは、ライバルキャラとして綺麗な終幕だった。

最後の最後で人間の神に感謝して昇天していくのが本当に素晴らしいです
2022/04/19(火) 23:19 | URL | せーにん #-[ コメントの編集]
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