■名探偵コナン ハロウィンの花嫁
今回は安室さんと愉快な同期組が
メインの映画だったのですが
4人の扱いが絶妙でしたね。
目立ち過ぎず、かといって空気というほど印象は薄くなく
"故人"というポジションだからこそ
残せたものがあって、それがあったからこそ
安室さんもコナンも危機を乗り越えることができたんだと
いうことがきちんと描かれていたのが良かったです。
あと、警察サイドのキャラの活躍がかなり多かった映画でしたね。
ある意味今回の裏主人公的な佐藤刑事や高木刑事はもちろん
目暮警部にもちゃんと見せ場があったのは嬉しかったです。
(代わりにおっちゃんと蘭はかなり出番が少なかったですけど)
また今回はアクションは抑え目でしたが、
警察学校組の連携や、終盤の安室さんのスーパーアクション
っぷりは凄まじかったです。
安室さん、劇場版に出るたびに
ボロボロになってる気がします…
犯人の動機とか
「その爆薬どうやって仕掛けてたの?」っていう毎度思うツッコミどころは多々ありましたが、
各キャラクターの活躍が見れる面白い映画でした。
個人的には終盤の見せ場となるシーンで
「キミがいれば」が流れたシーンはテンション上がりました。
劇場版で流れるの本当に久しぶりな気がします。
■オッドタクシー イン・ザ・ウッズ
テレビアニメ版の総集編的な映画だったのですが、
そちらでは分かりにくかった部分が分かりやすくなっていたり
各キャラクターの心境なんかも描かれていたので
アニメ版の補完的な映画だったと思います。
特にドブに関しては結構印象が変わって見えましたね。
犯罪者で悪人なのは間違いないんですけど、
彼の言った言葉はかなり真理を付いてると思いましたし、
小戸川に対して一方的に利用してる関係に見えて
それなりに信頼関係はあったんだって分かるのが良かったです。
「別の世界線だったら仲良くなれた」的な台詞がなんとも切なかった…
アニメ版の後日談も描かれ本当の意味で
オッドタクシーの完結編的な内容だったと思います。
最終回のラストの後に関してはかなり気になっていたので
きちんと小戸川が幸せになる形で終わることができたのは良かったですね。
エンディングの内容を見る限り
「人間の世界も悪くない」と肯定的に
なっているのが見れただけでもこの映画を見たかいはありました。
あと、後日談を除くほとんどのシーンが
インタビュー形式になってたのが
見事に伏線になってて上手いなと思いました。
白川さんがなんで小戸川を助けられたか?
っていう部分は確かに気にはなっていたのですが
インタビューをしていた調査員たちが教えた
(もしくは白川さんはそっち側の人間だった)
ってことで納得ができました。
改めて本作の物語を見返してみると
「白川さんすげぇよな…」って思う部分が結構あります。
彼女フィジカルが完全にファンタジーの域ですから。

どちらもサスペンスで、東京が舞台の物語でしたね。
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