■ザボエラの最期
散々人を利用してきた男は最期は
最も得意としてた
「知恵比べ」に負け
かつて自分が利用した男にトドメを刺される
という悲惨な末路でした。
でも最後の最後まで意地汚く生にしがみつこうとする
しぶとさは結構好きすね。
ザボエラは間違いなく外道だったのですが、
他の六大軍団長では絶対出来ない働きを
してくれた点を考えると、
本作において貴重な存在だったと思います。
子供の頃は単なる外道としか見えなかったですけど
大人になって改めてこの作品に触れてみると
ザボエラの良さや物語的な必然性を感じられて
魅力的なキャラクターに見えましたね。
また魔力においてはあのクロコダインも認めていて
自身の身体能力に対するコンプレックスさえなければ
それなりにまともな奴になっていたのかもしれません。
しかし、ザボエラ撃破後のバダックさんのクロコダインへのセリフは
彼からクロコダインへの信頼を感じられて好きな台詞ですね。
■ヒムの覚醒
見せ場も無くヒュンケルにやられて終わったと
思っていたヒムですがここにきて覚醒を果たしました。
本来はハドラーが死んだ時点でヒムも動かなくなるはずですが
闘気エネルギーを使える一つの生命体として覚醒した今、
彼はもう操られるだけの人形ではなく
一人の完成された戦士として生まれ変わったことを示しています。
チェスのポーンにはいちばん奥まで進むことができれば、
強力な駒に昇格することができる
プロモーション(昇格)というルールがあるのですが、
それを表現したのがこのヒムの覚醒だと思いますね。
"最弱の駒"が"最強に成る"展開は凄く燃えます。
■立ち上がるヒュンケル
覚醒したヒムに圧倒されたヒュンケルですが
師や仲間の事を思い出し立ち上がります。
尊敬であれ復讐心であれ、
いつもヒュンケルを奮い立たせてくれたのは
師アバンと仲間たちの存在。「死なないキャラ」とネタにされる彼ですが
師や仲間たちがいるからこそその力は
発揮されているんだと感じる描写でした。
彼は「死なない」んじゃない。「死ねないん」だ。ここで自分が倒れたら覚醒したヒムを
ダイたちは相手にすることになる。
殿を任された身としてヒムは自分が倒さねばならないという
責任感が彼を突き動かすのでしょうね。
本当にアバンの使徒のお兄ちゃんしてます。
次回「銀髪のヒム」ヒュンケルが鎧を脱いでる…勝ったなガハハ

基本追い込まれてからが本番なヒュンケル
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プライドや相手を見下す姿勢、出世欲を捨てていれば
クロコダインもとどめを刺すまではしなかったと思います。
なんだかんだで、超魔ゾンビになる前のザボエラに対しては降伏を進めたり、
あんなザボエラに最低限の温情をかけたりと、クロコダインの気持ちを裏切らなければ
もしかしたら捕虜として捕らえられるか、牢獄暮らしとかで命だけは助かっていたかもしれないと思います。
クロコダインの方もザボエラの性格なら、最後の情けを踏みにじってくる事も
考慮に入れていたでしょうけど、ザボエラの死後、彼に思うところがあった辺り、
出来ればそうならないで欲しかったとも思っていたと思います。
クロコダイルの事あまくみていたなw
それのせいで彼は敗れた
■ヒムの覚醒
あんなにあっさり敗れていたから復活するとは思っていたが
まさか彼自身が闘気エネルギーを使える一つの生命体として覚醒して一人の戦士になるとは
■立ち上がるヒュンケル
本当に彼は不死身だなw
ヒュンケルが鎧を脱いでる…勝ったなガハハ
遂に本気出したな
原案がザムザだったといえど、超魔ゾンビまで改良した彼の技術力はもちろん、狡猾で冷徹な謀略家としても組織には必要な人材でしたね。
ただ、楽しそうにザムザを道具呼ばわりしたり、ゾンビの材料として即座に部下のトドメを刺した時もそうですが、他人を食い物にして嘲笑う事自体楽しんでいるフシがあり、やはり品性で全て台無しにしていた感があります。実際、超魔ゾンビもミストに捨てられるギリギリまで隠してましたし。
それとミストの前でハドラーを貶したり、この期に及んでクロコダインの情に付け入ろうとするなど、自分が周りにどう見られているか客観視できていないのも致命的でした。
>バダックさん
一方で色んな意味で対照的な光の爺さん。
以前のレオナ救出後の宴会で彼と共に酒を持ってきた人たちもそうですが、ダイたちのようなある意味特殊な人間だけでなく、こうした普通の人たちが歩み寄ってくれるのはクロコダインにとって救いになったのではと。
>>それを表現したのがこのヒムの覚醒だと思いますね。
原作者もそう言ってましたね
ってかプロモーションしたって事は今のヒムはチェス的にはクイーンなんですよね
>>ヒュンケルが鎧を脱いでる…勝ったなガハハ
脱いだほうが強いかもですしね
侮っていたクロコダインにトドメを刺されるザボエラ。思えば裏切ったけど人の心を理解し作中での評価の高かったクロコダインが裏切ってはいないけど空気が読めずゲスで作中で散々な評価なザボエラと対照的でしたね。
>ヒムの覚醒
地獄から生還し覚醒した男。ハドラーの魂が宿った生まれ変わりの様だと言われしかも光の闘気を纏っいるので個人的にはハドラーが寄越した援軍の様にも思えます
コメントどーも
> ザボエラ、呆気ない最期ではありましたけど、
> プライドや相手を見下す姿勢、出世欲を捨てていれば
> クロコダインもとどめを刺すまではしなかったと思います。
逆に言うとクロコダインほどの男が「食えない男」って思ってるあたり
ある意味大物だよザボエラ
> なんだかんだで、超魔ゾンビになる前のザボエラに対しては降伏を進めたり、
> あんなザボエラに最低限の温情をかけたりと、クロコダインの気持ちを裏切らなければ
> もしかしたら捕虜として捕らえられるか、牢獄暮らしとかで命だけは助かっていたかもしれないと思います。
クロコダインは作中で最初にザボエラの被害にあったキャラだから
彼がトドメを刺すというのは一番しっくりくるんですよね。
コメントどーも
> クロコダイルの事あまくみていたなw
> それのせいで彼は敗れた
「クロコダインなら命乞いすれば甘く見てくれる」
という考えがあったんでしょうね。
> ■ヒムの覚醒
> あんなにあっさり敗れていたから復活するとは思っていたが
> まさか彼自身が闘気エネルギーを使える一つの生命体として覚醒して一人の戦士になるとは
しかも手も足も出なかったヒュンケルを圧倒するほど強くなる
> ■立ち上がるヒュンケル
> 本当に彼は不死身だなw
> ヒュンケルが鎧を脱いでる…勝ったなガハハ
> 遂に本気出したな
ここからしばらくヒュンケル無双(誇張拡大なし)が始まります。
コメントどーも
> 原案がザムザだったといえど、超魔ゾンビまで改良した彼の技術力はもちろん、狡猾で冷徹な謀略家としても組織には必要な人材でしたね。
そうなんですよね。間違いなく技術力だけで言ったら
魔王軍屈指の頭脳だったと思います。
> それとミストの前でハドラーを貶したり、この期に及んでクロコダインの情に付け入ろうとするなど、自分が周りにどう見られているか客観視できていないのも致命的でした。
自分は自分の事を客観視できない。
> >バダックさん
> 一方で色んな意味で対照的な光の爺さん。
> 以前のレオナ救出後の宴会で彼と共に酒を持ってきた人たちもそうですが、ダイたちのようなある意味特殊な人間だけでなく、こうした普通の人たちが歩み寄ってくれるのはクロコダインにとって救いになったのではと。
何気にここまで生き残ってるあたり間違いなく実力者なのも事実なんですよね。
技術者ではあるけど最初から最後まで自分自身が共に戦おうとしてるあたりがザボエラとの最大の差かと。
> 原作者もそう言ってましたね
> ってかプロモーションしたって事は今のヒムはチェス的にはクイーンなんですよね
移動範囲を考えると滅茶苦茶進化したように思えます。
> 脱いだほうが強いかもですしね
ヒュンケルだけ聖闘士星矢時空から来たって昔から言われてたから…
コメントどーも
> ヒュンケルを一人で魔物と戦わせたのも、ヒムだけあっさりやられたのもこの復活劇の伏線なら納得する。その為にハドラーが亡くなる話を丁寧に描いていた訳で。「お前は俺によく似ているな」のセリフも伏線だとすると三条さんの作り方は本当に上手いな。
「ハドラーの意思を継ぐもの」としてきちんと伏線を貼っておいて
きちんと回収するのが本当に漫画として面白い。
ヒムが復活したことはダイたちにとっても重要な意味を持ちますから。
コメントどーも
> >ザボエラの最期
> 侮っていたクロコダインにトドメを刺されるザボエラ。思えば裏切ったけど人の心を理解し作中での評価の高かったクロコダインが裏切ってはいないけど空気が読めずゲスで作中で散々な評価なザボエラと対照的でしたね。
六大軍団長の光と闇を体現するかのようなザボエラ
> >ヒムの覚醒
> 地獄から生還し覚醒した男。ハドラーの魂が宿った生まれ変わりの様だと言われしかも光の闘気を纏っいるので個人的にはハドラーが寄越した援軍の様にも思えます
まさにハドラーからの最期の贈り物
「敗北から復活してパワーアップする」という点もハドラーに似てる部分ですね。
話ですが、クロコダインにとどめという
形が幕引きとしてふさわしいでしょう。
あれだけ蔑んでいたクロコダインに
虚偽の命乞いからのだまし討ちという
どこまでも見下げ果てた策も、もはや彼には
お見通し。武人的性格の多いダイ大ですが
こういうキャラがいたからこそ引き立った要素も
あります。
最後にバタックさんからの言葉は本当に救われた
と思う。
ちなみにクロコとザボエラは共にハドラーのスカウトを
受けた軍団長という共通点があります。
しかも武人として堂々と戦いたい、出世と保身という
ハドラーがそれぞれ持っていた感情があり、
当時の魔軍司令の対照的な心情がそれぞれでている
形でもある。
ヒムの復活は当時誰も想像だにしなかったでしょう。
その仲間への想い、『死んでも死にきれねえ』の
闘志は、父ハドラーの願いと同じものなのですね。
作中ではⅣ~Ⅴの上位の魔物を
暴風雨のごとく乱撃で蹴散らす実力は本物であろう。
ヒュンケルの窮地を救ったのはアバンへの想いという
のも熱い。
コメントどーも
> 今回はザボエラがとうとう倒される
> 話ですが、クロコダインにとどめという
> 形が幕引きとしてふさわしいでしょう。
ザボエラとはいろんな意味で正反対なキャラだったからこそ
クロコダインで幕引きというのは確かに相応しいかと。
> 最後にバタックさんからの言葉は本当に救われた
> と思う。
「ワシの誇るべき友人 獣王クロコダインはたとえ敵のままであったとしても
己を高めることに命を賭ける尊敬すべき敵であったろうと…ワシは思うよ!」
種族を超えた友情を感じるセリフです。
> ちなみにクロコとザボエラは共にハドラーのスカウトを
> 受けた軍団長という共通点があります。
今後獄炎の魔王が続いていったらクロコダインをスカウトする話も描かれるのかな?
> ヒムの復活は当時誰も想像だにしなかったでしょう。
> その仲間への想い、『死んでも死にきれねえ』の
> 闘志は、父ハドラーの願いと同じものなのですね。
ハドラーを侮辱されたことにブチ切れて覚醒するヒムが本当に良かったです。
人を見る目がない魔王軍で人間関係最悪
人を見る目があって魔王軍での人間関係は良好
同じ外道でも正反対なんですよね
実力はあるのに性格や趣向で台無し、それどころか全ての行動が勇者一味の成長や戦力強化、更にピンチ脱出にしかなってないというのがまた皮肉。しかも逃げ癖がある・・・改めて見るとザボエラはメタルスライム系列の様な何かだった気がします。
哀れにも見えますが自業自得でした。
ヒュンケルは本当に「どうせヒュンケルだから生き残る」て信頼しか無いですね。しかも次回予告で生存フラグのこのあとぬぐ!してますし。
> 人を見る目がない魔王軍で人間関係最悪
> 人を見る目があって魔王軍での人間関係は良好
> 同じ外道でも正反対なんですよね
悪役としてタイプが被らない敵を用意してたともいえる。
個人としては思うところはあったとしても
人にとって害でしかない存在ですからね。
あのおっさんにそこまで思わせたのはある意味凄いよザボエラさん。
> 実力はあるのに性格や趣向で台無し、それどころか全ての行動が勇者一味の成長や戦力強化、更にピンチ脱出にしかなってないというのがまた皮肉。しかも逃げ癖がある・・・改めて見るとザボエラはメタルスライム系列の様な何かだった気がします。
> 哀れにも見えますが自業自得でした。
経験値の無いメタルスライム系…需要ないでしょうね
> ヒュンケルは本当に「どうせヒュンケルだから生き残る」て信頼しか無いですね。しかも次回予告で生存フラグのこのあとぬぐ!してますし。
死ぬ死ぬ詐欺やりすぎてもはや「今回も大丈夫だろうな」っと思われてるおヒュンは
視聴者に一番優しいキャラだと思います。