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映画「五等分の花嫁」 感想

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可愛さ500%の五つ子ラブコメ、ここに完結。

以下、ネタバレありの感想です。




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五等分の花嫁のアニメシリーズ最終作
2期では描き切れなかった本作のラスト、
五つ子の誰を選ぶのか?
っという部分がきっちり描かれた完結編でした。

実は本作の結末については原作を読んで
知っていたのですが、
最初から結末を知った上で文化祭の話を見ると
選ばれるのは「あの子」だったっていうのが
分かりやすかったですね。

学園祭の話がメインとなっていて
各キャラのメインの話を交互にやる展開は
ギャルゲーの個別ルートを順番で見て行ってる感じがしました。


以下、キャラクターに関しての感想


・一花
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背中押してあげるタイプの
ヒロイン感が物凄く似合う女。

2期途中までがやべー女だっただけあって
劇場版ではかなり落ち着いていて
終始「良い長女」だった一花さんでした。
それでも「まだ付き合っていないなら…」
っでワンチャン考えてしまうあたりがやはり卑しい女だわ。
でも、そういう葛藤がある部分は凄くリアルだと思うし
人間らしくて良いと思います。


・二乃
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アイドル二乃がめっちゃ可愛かった。
父親が見てるかもしれないのにキスしてきたりと
本作で一番ドキドキさせられたのは実は二乃でした。

二乃はメインのイベントが「父親との和解」に
降られていたのですが、
実際5人の中で一番マルオのこと父親だと
思っていたのは二乃だったと思います。
実の父親がアレだったから二乃イベントと五月イベントで
マルオの株がめちゃくちゃ上がったのも事実でした。


・三玖
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一番成長したヒロイン。
彼女の話のメインは「彼女の成長」で
人付き合いの苦手な彼女が他者と関り
他者同士を繋ぐ架け橋となり、
そして自分の夢を得る。という
見事に成長系ヒロインをして良かったです。

しかし、キスシーンが一番エロかったです。
彼女とくっついた場合は
いろいろと大変そうだ(夜の生活が)


・五月
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序盤が一番ヒロインしてた女。
らいはと一緒にカレー喰ってた時は
この子とくっつくと思ってたんですがね…
気付けば主人公とキスシーンすらなしという扱い。
序盤でヒロインポイント使い果たして
後は真のメインヒロインの影武者やってたのが悪い。
ファミレスで一人だけ普通にランチ頼んでてダメだった。

そんな彼女の話のメインは
「母親の影を追う事と自身の夢」という
結構重い内容になっていて、
そこに実の父親が絡んできたから
余計めんどくさいことになっていました。
主人公に背中を押されて自分の夢を改めて目指すようになる
っていう展開は良かったですし、
最後まで「恋人候補」ではなく「風太郎の生徒」
してたのは彼女だったと思いますね。

実の親父殿は最後までアレな人だったのですが
おかげで最後の五つ子ゲームに繋がるので
やっぱり必要な存在だったと思います。
真の愛があれば五つ子は見分けることができる。という
証明のために用意された捨て石みたいな存在。


・四葉
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最後の勝利者となった運命の女。
改めて見ると「この女風太郎に対する愛が重すぎる…」
ってなるから、最初から四葉が選ばれること
決まっていたように思えます。
最初から素直で自分の言うことを聞いてくれて
手助けもしてくれる。そりゃ好きになるよ。
「恋愛とは早い者勝ち」ということを実感させられる
回答だったと思います。

他の4人はなんだかんだで風太郎なしでも
自身の夢を掴んでいきそうですけど、
四葉だけは風太郎がいないとダメだった
という点で見てもやっぱり彼女が
メインヒロインなんだと感じますね。
逆に彼女以外を選んだ場合、果たして彼女は
リボンを捨てることができるのだろうか?
っという不安も感じます。

しかし原作通りとはいえもうちょっと四葉との
イチャイチャを見せてほしかった
気持ちもあります。
ただ最終的に姉妹愛みたいなところに帰結したのは
五つ子をメインとした本作らしいと言えばそうなのですが。



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ということで素晴らしい完結編でした
本作はアニメ1期放送後に原作を読んで
入った作品でしたのですが、
原作、アニメ共に最後までお付き合い出来て良かったと言える作品でした。

やっぱりラブコメで名作を作ろうとしたら
主人公もヒロインも魅力的に描くべきだと実感します。
ラブコメというより推理作品的な要素もあったのも
本作が面白いと感じた要素でした。

以上、映画五等分の花嫁の感想でした。

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互いに「愛」を持たなかった男女が
「愛」を得て「特別」を捨てた物語。
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