たった一つの冴えたやり方。以下、
ネタバレありの感想です。



イリヤがパンドラとダリウスの過去を知り、
"全てを救うため"にある行動をするというお話でしたが…
どうして、衛宮家の人間ってこうも
思い切りが良いんだろうか?全てを救う中には「自分」は入っていなかったあたり
間違いなくイリヤさんは切嗣の娘なんだと思います。
原典の彼女からは程遠いプリヤ版のイリヤさんですが
"自身を犠牲に大切なものを守ろうとする"という点は
まごうことなきイリヤスフィールという少女そのものでした。

ダリウスに関してはマキリのお爺ちゃんとかと同じで
最初は崇高な目的と純粋な願いを持っていて
それがいつしか呪いに変わったパターンの人でした。
ここらへんは実に型月の魔術師らしかったです。
妖精となったイリヤさんの活躍のおかげで
本来12巻で崩壊したはずの世界はギリギリの状態で保たれ
死亡確定した人たちも死ぬ前の状態に戻りました。
イリヤという存在を犠牲にしてね…ここらへんはFGO6.5章のローランを彷彿とさせましたね。


桜VS士郎戦は
「選ばなかった者」を
士郎自らの手で始末する展開で
HFルートのセイバーに対してやったことを
今度は桜に対してやるみたいな形になっていますね。
「誰かを救うということは。
他の誰かを救わないという事。」もうどうあがいても桜を救うことはできないわけですから
士郎自らがそのケジメを付けるという展開は個人的には納得です。

何だかんだで物語が佳境に入りつつあるプリズマイリヤ。
流石に小学生が自己犠牲エンドはいくら過酷と名高い
型月作品とて迎えることはないと思いますので
美遊の聖杯の力で何とかなるんじゃないかと予想しておきます。
ただ、最終的に美遊とイリヤは別離エンドしそうな気がしますけどね
(やたらグッバイしてハッピーエンドするケース多いですから)

気が付けば美遊世界の物語の方が長くなっています
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