シュウくんに悲しい過去が…悪魔に家族を奪われた少年は「記憶」という代償を支払って
悪魔と共に悪魔を狩る男になったわけだ。
名実ともにクズ主人公ですけど、
彼なりに戦う理由や覚悟はきちんと
持っているっていうのは見ててカッコ良いですね。

やっぱり前回予想した通り、キサラの力を行使するたびに
シュウは
記憶の一部を差し出してることが今回発覚しました。
過去に街の戦力総出で勝てなかったあたり、
間違いなくこの世界で最強の悪魔と
悪魔使いなんでしょうけど、
代償として彼は自分の記憶を切り売りしてる状態だったという。
「最初の目的」すらも忘れていってるのも悲しい点で、
今の彼は過去の自分が作った道しるべに従うことしかできない
抜け殻みたいなものなんでしょうね。
「記憶」という自分を支える軸を失ったら
それはもう別人なんじゃないかと思う。

同時にキサラにとっても酷な話だと思うんですよね。
好きな人が他の女と付き合っていたころの記憶を
強制的に見せつけられるようなものですから。
アヤノさんとのやり取りでシュウが
「裏切ったことがない」って言ってたのは
ガチで記憶を失ってたから覚えていなかったんだろうな…

勝負の3話で物語の軸となる主人公のバックボーンが
語られたのは良かったです。
「好きですよね。自己犠牲で強くなる主人公。」って言われてしまいそうですが、
やっぱり強さにきちんとしたリスクや理由があると納得できるんですよね。

父よ、母よ、妹よ
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