以下、本作の内容について以下の5項目で語って行きたいと思います
■システムについて
■ストーリーについて
■バトルについて
■各ルートについて
■キャラクターについて
■システムについてテキストアドベンチャー+SRPGを融合させた作品ですが
全体的に前者のテキストアドベンチャー部分の比率が
高い作品だったと思います。
比率的にはシナリオ7割、バトル3割って感じです。
選択肢によって好感度を上げることが
バトルで役に立つ要素を追加してくれるので、
必然的に好感度を稼ぐ選択肢を選ぶように仕向けているのは
上手い作りだと思いました。
また「調和」「道義」「激情」の3つのカルマ値によって
ルートが分岐したり、アグモンの進化先が変化したりという部分も
シナリオにおける
「選択肢の重要度」を上げていたと思いました。
■ストーリーについて・8人の少年少女とそのパートナーの物語
・キャンプから始まる冒険
・一度現実に帰還した主人公が決意を胸に再び異世界に戻る展開
・太古のパートナーが四聖獣となっている
・最終的な着地点が「デジモンと人間の共存する世界」全体的に
"もう一つのデジモンアドベンチャー"的な作品だったと感じました。
各子供たちとパートナーの組み合わせもどこか
アドベンチャーを彷彿とさせますし。
ただ本作は
「生き残りをかけた極限のサバイバル」っという
点が強調されていて、子供向け番組じゃとてもお見せできない
ダークな面が描かれていました。
特にデジモンではなく子供たちが死ぬ展開は
今までのシリーズでは無かった要素で
仲間同士のギスギスもこれまでのデジモンシリーズの比ではありませんでした。
なのでそういう雰囲気が苦手な人にはちょっと厳しめな作品だったと思います。
個人的にはPVなどの情報からある程度のことを予想していたのですが、
それ以上のものをお見せしてくれたことにはちょっと嬉しい誤算でした。
ただ、だからこそ
「すべてを救うことができる真エンド」が
素晴らしいものだと感じましたね。
一度絶望や挫折を味わったからこそ、最高の結末を迎えたときの
達成感をより実感できました。
■バトルについてこの手のゲームをやったことのある人なら
難なくプレイできる難易度だったと思います。
終盤で急に敵のレベルが上がったり、やたらHPが増えたり
属性フリーの敵が多くなるのですが、
きちんとレベル上げをして弱点を突いて行けば
そこまで苦戦することはないと思います。
弱点の情報も敵を参照すれば解るので
キャラ選出の時に敵の弱点を突けるデジモンを選べばよいと思います。
(ある程度レベル差があったらゴリ推すことも可能)
パートナーデジモンは戦闘中に進化することができ、
複数の属性や戦術を使い分けることができるので
その点でフリーのデジモンより便利な点です。
特にアグモンは進化先が多く、戦術の要となるので
率先して強化しておいた方が良いです。
(アグモンは途中離脱がなく強制出撃がやたら多いので
鍛えておかないと詰みかねない)
ただ、パートナーデジモンだけを鍛えておけばよいという
わけではなくて、フリーバトルで加入するデジモンも
きちんと鍛えておかないと途中で痛い目を見ます。
購入特典でもらえるギルモンは最後まで戦いを支えてくれた
もう一人のパートナーみたいなものでした。
■各ルートについて本作は8章の選択によって「調和」「激情」「道義」の
三つのルートに進むことができ、
2周目以降は"8章までに全員生存"という条件を満たすことで
真ルートに行けます。
以下、各ルートについての感想
・バッドエンドルート8章で異世界に戻ることを拒絶した場合に訪れる結末。
まぁ気持ちは分かるけど主人公の選択じゃねぇですよね。
あからさまなバッドエンドの選択肢なので
某作品だったら虎師匠と弟子ブルマにお説教の末
元の選択肢に戻ってやり直すことを言われることでしょうね。
・道義ルート真エンドを除けば一番平和的な終わり方をするルート。生存者もノーマルエンド三種の中では一番少ないですし
デジモンと世界の付き合い方もだいぶマイルドになっています。
ただ、このルートだけはデジモンとパートナーが別れて終わることになるので
そこらへんは初代デジモンアドベンチャーを意識していたんじゃないかと思いました。
・激情ルートアオイちゃん暴走ルート。激情のままに世界を平和にしようと願った結果、
デジモンの世界と現実世界が融合し、混沌の世界が生み出される。
というバッドエンドを除けば一番救いようがない終わり方だったと思います。
あと悪落ちヒロインに対して「もうだめだ、殺すしかない!」
っていう展開をデジモン作品でやるのかよ!すげーなこの作品。
多少重めなPCゲームでもそんな展開あんまりないぞ。
・調和ルート兄妹ルート。激情ルートとは正反対な内容となっていて、
最終的に世界が融合するのは同じなのですが、
迎える結末もそちらよりは多少マシに見えました。
ただこの世界でもデジモンへの差別や偏見を完全には
改善できていないあたり、苦難な道が待っていそうです。
・真実ルート全てを救うことになる真の結末。ラスボスもちゃんと救済して終わるの良いよね…
このルートだけはいつものデジモン作品
っぽさがあったので、プレイヤーの救済のためにも
用意されたルートなんじゃないかと思います。
あと、真エンドだけあって敵の強さは一番でそこだけは
一番過酷なルートだったと思いますね。
このルートのみ四聖獣が物語に大きく関わってきて、
各パートナーデジモンがそれぞれ四聖獣に進化できるようになります。
ちなみに自分は道義→真エンド→激情→調和の順でクリアしていったのですが
真エンドは最後に持っていった方が精神衛生上スッキリ終われると思います。
■キャラクターについて以下、キャラクターの感想
・タクマ & アグモン本作の主人公組。
「タ」から始まる3文字の名前+ゴーグル
というデジモン主人公伝統の属性を持った主人公ですが、
色んな意味で
苦労人の印象がありましたね。
プレイヤーの選択肢次第でいろんな一面を見せるんですが
それでも仲間のバランサーとして常に奔走し続けていた子。
そのうちストレスで胃に穴が開くと思うぞ…
パートナーのアグモンはまんま
デジモンアドベンチャーのアグモンって感じでした
(中の人も一緒ですし)
戦闘面においてはパーティーの主力アタッカー。
最終的に「ワクチン」「データ」「ウィルス」「フリー」
全ての属性に進化できるのはアグモンだけ。
そのため敵の属性に対応した形態に進化することも可能。
タクマの会話コマンドも「全能力アップ」という破格の性能
なお、主力として使って行こうと思うなら最初は
「道義」を率先してあげてグレイモン系列に進化させた方が良いです。
なんせ敵のボスがウィルス種ばかりですから。
特にウォーグレイモンは攻撃範囲がやたら広く
本作でも一番使ったデジモンでした。
後の超究極体解禁後もウォーグレイモンを使ったほうが良い時もある。
進化ルートは
[道義]グレイモン→メタルグレイモン→ウォーグレイモン→オメガモン
[激情]タスクモン→メガドラモン→ムゲンドラモン
[調和]ティラノモン→トリケラモン→ディノレクスモン
また、真実ルートクリア後はファンロンモンに進化できるようになります。
・ミノル & ファルコモン主人公の相棒的な存在のお気楽な男子。
常にヘラヘラしてるけど、それは弱い自分を隠すためで
ヒーローに憧れている一方で自分の弱さに嘆いているという
表面から決してわからないコンプレックスの塊のような性格。
軽率な発言をすることもあるけど、
彼の軽口のおかげで場が和むこともあるので
チームのムードメーカー的な存在だったと思います。
正直ホークモンと不仲になった時は「今度はこいつが犠牲か!」
って思ったんですけど、そんなことはなく安心。
むしろ
全てのルートにおいてタクマと同じく
常に生存するのはミノルだけなんですよね。
パートナーのファルコモンは真面目で冷静な性格で
ミノルの兄貴分みたいな感じがするデジモン。
アグモンのボケに対してツッコミを入れる係その1
戦闘面においては機動力の鬼で行動速度の速さと移動力の多さで
常に先陣を駆け抜けるパーティーの一番槍。
ミノルの会話コマンドも移動力アップという唯一無二の性能で
SRPGにおいてかなり重要なポジション。
パーティー加入も早くて戦える場面も多く、
どのルートでもミノルが使えるあたりは良心のように思えます。
進化ルートは
ディアトリモン→ヤタガラモン→ヴァルドゥルモン
真実ルートでスーツェーモンに進化が可能になります。
・アオイ & ラブラモン委員長的な性格の
「みんなのお母さん」的なキャラクター。
ママでもオカンでもなくお母さんなのがポイントです。
性格や母性の強さなどを見ると
デジモンアドベンチャーで言う所の空的なポジションに感じましたが
あちらほど活発ではなく、落ち込んだ時の優柔不断さが強調されている。
とにかく真面目な性格で自虐的な所もあり
正しいことをすることが当たり前だと感じていて
正しくないことに対して嫌悪する
典型的な秩序タイプの人間。「激情」ルートにおいてはその正しさを追い求めるが故に
精神が壊れて挙句ラスボスと化してしまう悪落ち系ヒロイン。
ただ真エンドにおいてはもう一人のリーダーとして
みんなを引っ張る肝っ玉母さんに成長する。
基本的に彼女に対して誰も頭が上がらないあたりすげぇよ…
パートナーのラブラモンはそんなアオイが大好きで
彼女を第一に考える優しいデジモン。
アグモンのボケに対してツッコミを入れる係その2
戦闘面においては回復系…と見せかけて
成長期以降はバリバリの戦闘タイプ。
それでも会話コマンドで回復できるので
ヒーラー&サポーターとして運用していました。
進化ルートは
ドーベルモン→ケルベルモン→アヌビモン
また激情ルートクリア後にプルートモン、
真実ルートでバイフーモンに進化することも可能になります。
・サキ & フローラモン明るい性格の女の子で、植物系のデジモンを
パートナーにしてる点なども踏まえて
デジモンアドベンチャーにおける
ミミ的なポジションを最初想像するけど
実際プレイしていくと真逆の印象を受けるキャラ。
明るい笑顔の裏で常に曇っていて
自分に自信がなく
「誰もから好かれるよい子」を演じてる
どちらかというと陰キャ寄りな人格なのがサキという人間。
激情ルートにおいては彼女の存在が悲劇の引き金となりますが
死の恐怖に抗いながらも誰かのために
最後まで必死に頑張る姿は本当に立派でした。
パートナーのフローラモンはそんなサキが隠してた
感情を見抜いて気遣うあたり、
お気楽な性格に見えて実は冷静に物事を見てる気がします。
戦闘面では植物系らしく状態異常を付与する攻撃が多いです。
ケレスモンメディウムまで進化するとHP回復の追加効果で
SPも回復できるようになるので
ヒーラーとしての運用もできるようになる。
進化ルートは
ベジーモン→ブロッサモン→ケレスモンメディウム
また、真実ルートでシェンウーモンに進化することも可能になります。
・カイト & ドラクモン身内に対して過保護気味な兄貴という点で
デジモンアドベンチャーにおけるヤマト的な印象を受けましたが
ヤマトよりもさらに過激になったのがカイトでしたね。
ミウが弟ではなく妹でなおかつストーカー被害を
受けていたっていうのも大きいんでしょうが。
調和ルートにおいては妹を殺されたことにより
復讐心に囚われパートナーを暗黒進化させてしまうなど
「想いの強さ故に壊れてしまう」という点では
アオイと似ていたと感じました。
身内に対する愛情がそのまま憎しみに変わったという例
ただ真実ルートの方だと良い感じに仲間に対する
意識の方が強くなっていったようにも感じて、
ちゃんと成長できたんだと思いますね。
もちろん妹は大切だけど仲間も大事。みたいな風には成れたんだと思います。
パートナーのドラクモンはデジモンシリーズでは珍しい
悪魔、魔王系に進化するパートナーデジモン。
最終的にベルゼブモンに進化するあたりも踏まえると
パートナーとの信頼関係があって最後までパートナーを裏切らない
インプモン的なキャラだったのかもしれません。
実際カイトが暴走しようと決して彼の傍を離れませんでしたから。
戦闘面では闇属性のアタッカーだけど
ボスキャラはやたら闇属性耐性が多いので苦戦しがち。
進化ルートは
サングルゥモン→ヴァンデモン→ベルゼブモン
また、調和ルートクリア後にボルトバウタモンに進化することも可能になります。
・ミウ & シャコモンカイトの妹で悪戯好きな不思議ちゃんな性格の少女。
デジモンアドベンチャーにおけるヒカリ的なポジションかと
思ったけど、彼女より神秘性はない。
(中の人は3代目ヒカリちゃんですが)
基本的に彼女の遊び心に賛同すれば好感度が上がるので、
1周目では彼女が一番好感度高かったです。他のキャラと比べてもあんまり気難しい性格じゃないのも大きい。
初見時が一番印象悪かっただけあって
それ以降は本当に良い子でした。
調和ルートにおいては彼女が死ぬことが
悲劇の引き金になってしまうのですが…
正直本当に何も悪い事してないのに
ストーカーされたり殺されたりしたわけですから
カイトの怒りも解る気がするんですよね。
パートナーのシャコモンはそんなミウの遊び心に賛同する
一心一体のパートナーで、パートナーとの関係も
ギスギスしがちな本作においては
一度も仲違いすることは無かったです。
戦闘面においては水属性のアタッカー
また進化する上でデータ、ウィルス、ワクチンの
属性がコロコロ変わるので注意。
進化ルートは
シェルモン→マーメイモン→マリンエンジェモン
また、真実ルートでチンロンモンに進化することも可能になります。
・シュウジ & ロップモン最年長で糞真面目なガリ勉眼鏡キャラということで
デジモンアドベンチャーにおける丈的なポジションかと
思ったんですけど、兄へのコンプレックスや
パートナーに対する虐待なども含めて
デジモンカイザー時代の賢の要素もあったキャラだったと感じました。
1周目はとにかく安全第一の保守的な考えしかできず
それを周りに強制しようとするなど
本当にどうしようもないダメリーダーでした。
パートナーに対しても嫌悪していて
虐待を加えるなどとにかく最悪の関係でした。
ただ真実ルートにおいては葛藤を振り切り
パートナーとの関係を見つめなおし
頼れるリーダーとして覚醒した
「きれいなシュウジさん」になるので
とにかくそこまで見てから評価をしてほしい。
ロップモンは自分に自信がなく自虐的で内向的な性格で
これまでのシリーズのロップモンと大きく性格が変化していましたが
シュウジのコンプレックスを反映したのでこういう性格になったんでしょうね。
とにかく1周目は可哀そうだったので、真実ルートでシュウジと
本当のパートナーになって救われたのは良かったです。
進化ルートは
トゥルイエモン→アンティラモン→ケルビモン(善)
暗黒進化としてウェンディモンにも進化できます。
何気に今作ではケルビモンは善のみで悪は存在しない
・リョウ & クネモンプレイする前、プレイ中、プレイ完了後で
それぞれ印象が変わる人物。ヤンキーな性格のキャラかなと思いきやかなりのビビりで
精神が壊れ最初の犠牲者となりました。
かなり序盤で死ぬので1周目は本当に
「最初の犠牲者」ということしか印象に残らなかったのですが、
生存するとまるで主人公のように活躍することようになります。
特にシュウジさんを覚醒させたあたりは本当にカッコよかったですし、
最終的に誰よりも成長したと思える人物でした。
さすが「リョウ」の名を継ぐ者だな…っと思いました。
パートナーのクネモンは人語を話せず
最初はそれでリョウとの関係も最悪でしたが、
彼の命を助けたことで絆が芽生え、
言葉は通じずとも分かり合える
本当のパートナーになって行きました。
アルケニモンの幻影に対しても難なく突破してるあたり
パートナーとしてのリョウとクネモンの強さが伺えます。
戦闘面においては風属性アタッカーで
相手を状態異常にしたり自身にバフをかけたりできる。
進化ルートは
フライモン→ジュエルビーモン→バンチョースティングモン
唯一派生進化が存在しない一本道。
・教授かつて選ばれし子供だった老教授。
彼とミユキとハルの関係に関しては
勘のいい人ならすぐに気付けたと思います。
ただそのことに関して全部のルートでやるので
共通ルートでやってしまっても良かったと思うのですよね。
肝心な時にはいなくて役に立たないけど
真実ルートではそんな彼にも試練が与えられることになります。
あと
何かと強運で不死身。作中で何回か「あ、これ死んだな」って思うシーンがあるんですけど生存しまくる。
ガルルモン(ガブモン)はかつてのパートナーで
"少年のころ一度壊れた絆を老人になってから再び取り戻す"
という内容は今までのデジモンシリーズにはない要素でした。
でも個人的には道義ルートの流れの方が
真実ルートよりも良かったなと思います。
・ミユキ本作の最重要人物にして
「デジモンの世界と人間の世界を繋ぐ」ということを装置ではなく個人の能力で
やってのける歴代シリーズで見てもとんでもない少女。
しかし、ハルが老人になる年齢まで経過してた点を考えると
現実よりも時間の流れが遅いデジタルワールドにずっといた
彼女の実年齢はとんでもないことになってそう…パートナーはレナモンで
とにかく仲間になるまではめんどくさい感情で動いてる
ミユキ絶対守るデジモン。
レナモンは激情、調和ルートだと
酷い目に遭って終わるんだけど、
そもそもアオイとカイトが暴走したのは
レナモンにも責任がありますからね。
報いを受けた形になったんでしょう。
まとめ:

ハッカーズメモリー以来のデジモンゲームでしたが
ダークな面を押し出したストーリーなど
これまでのシリーズに無い要素があって楽しめた作品でした。本作はデジモンの事は常に
「ケモノガミ」と呼ばれていたのですが、
最後に
「デジタルモンスター」という単語が
生まれるという展開はなるほどなと思いました。
ネット社会という「デジタル」によって
その存在が認知されたことにより
「デジタルモンスター」と名付けられるという
オチは納得できる終わり方でした。
また、ネット社会の加速が彼らと人間を
より近しい関係にしたというのも
デジモンならではな展開だと思いました。
現行放送中のゴーストゲームもそうなのですが
デジタルがより人間に近しい存在になっているからこそ
デジモンという存在もより人に近しい存在になっているんじゃないかと感じます。
人間とデジモンとが共存する世界は何かとトラブルが
あると思いますが、彼らならきっと乗り越えてくれると信じたいです。
ラストにチビモンが出て来るあたりとか、
ここから
「冒険のゲートが開く」だろうなと感じました。
となると残りの二人のパートナーはホークモンとアルマジモンかな?
以上、デジモンサヴァイブの感想でした。

ひと夏の冒険、終了
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・キャンプから始まる冒険
・一度現実に帰還した主人公が決意を胸に再び異世界に戻る展開
・太古のパートナーが四聖獣となっている
・最終的な着地点が「デジモンと人間の共存する世界」
全体的に"もう一つのデジモンアドベンチャー"的な作品だったと感じました。
各子供たちとパートナーの組み合わせもどこか
アドベンチャーを彷彿とさせますし。
旧太一達の先輩の選ばれし子供じゃね?これて・・・
コメントどーも
> 旧太一達の先輩の選ばれし子供じゃね?これて・・・
時代設計が1999年以前ではないので違いますね。
あくまでアニメとは繋がらない別の世界の話かと。
ある意味、「パートナーデジモン物にして
シリアス要素、(ルートによっては)死人要素、ホラー要素、サバイバル要素をぶちまけたフロンティア」にも見えました。
キャラがグダグダ、光子郎枠が不在なところもアドベンチャーと違う
アドベンチャーもギスギスはあるがここまでのグダグダはなかったような。
フロンティアもテイマと比べて「原点回帰」「オマージュ」と言われてが
それだけに「太一達の早熟さ優秀さを知った」「選ばれてない子供達」って言われてました
サヴァイブとフロンティアの共通点
・パーティが協調性のない
・光子郎枠不在
・ストッパーが機能しない
・すぐギスギスして空気悪い
・失言キャラ、空気読めないキャラ、クドいキャラもいる
・雑学、ヒーローオタク、大食いキャラがいる
・対人関係ネタがあり孤立者やいじめられっ子がいる
・デジタル要素薄い
・アドベンチャーの東京編にあたる、メンバーが現実世界で戦ったり家族と対面する編がなし
ミノルとか色んな意味でフロンティアのキャラの要素を集めてる
煽り発言とか、純平の雑学、友樹のヒーローオタ、泉の食い意地を詰め込んだ
ただし、共通はあってもシリアス要素の有無で大分違うものになってます。
リョウも純平の態度悪かった要素と現実目線の要素を受けついで、シリアス要素を足した感じ。
例えばカイトとアドのヤマトの違いは環境もあると思いました。
カイト→家庭環境は複雑ではないがミウがストーカーされたり転校先の学校でいじめられたり対人関係の問題があった
ヤマト→対人関係の問題がないが両親が離婚して弟と離れて暮らしてる
ミウは妹キャラだけど兄の過保護さに不満持っててアドのヒカリとは正反対ですね。
妹キャラとしてはミウが標準でヒカリが特殊なんだと思います。
そしてサヴァイヴだとヒカリ枠を姉キャラ(ミユキ)にしたり
ある意味アドベンチャーよりありがち、年相応の設定に近い気がしました。
サヴァイブスタッフが「ヒカリのキャラ設定なら妹より姉の方が向いてるからヒカリ枠は姉キャラにしよう」みたいに判断したかもしれません。差別化されましたね。
狙ったのかもしれんがアドベンチャーより表面上のキャラは見た目通りでテンプレだ
アドベンチャーはスポーツ得意で活発そうな空がオカンキャラ(:では姉御風だったが)、
ラフな格好の光子郎が頭脳派、クールそうなヤマトがギャグ要素多め、最年少で妹キャラのヒカリが達観キャラでギャップがあったが
サヴァイブは大人しそうなアオイがオカンキャラ、ラフな格好のミノルがお調子者、金髪ロン毛のカイトがヤンキー、最年少で妹キャラのミウがお子様路線でそのまんまですね。
・連動?
サヴァイブは同じホラー系のゴーストゲームと
上で言ってたような汚い?アドベンチャーなフロンティア20周年と連動する為に延期したのかと思いました。
コメントどーも
> ある意味、「パートナーデジモン物にして
> シリアス要素、(ルートによっては)死人要素、ホラー要素、サバイバル要素をぶちまけたフロンティア」にも見えました。
デジモンでここまでダーク路線なゲームが出たというのは驚きましたね。
> キャラがグダグダ、光子郎枠が不在なところもアドベンチャーと違う
> アドベンチャーもギスギスはあるがここまでのグダグダはなかったような。
なまじ年齢が上がると互いの主張が激しくなってグダグダになるというのは
ある意味リアルなのかもしれませんが。
> フロンティアもテイマと比べて「原点回帰」「オマージュ」と言われてが
> それだけに「太一達の早熟さ優秀さを知った」「選ばれてない子供達」って言われてました
「選ばれてしまった子供たち」って感じましたね。
> ミノルとか色んな意味でフロンティアのキャラの要素を集めてる
> 煽り発言とか、純平の雑学、友樹のヒーローオタ、泉の食い意地を詰め込んだ
言われてみるとミノルは結構フロンティアのキャラっぽかったですね。
> リョウも純平の態度悪かった要素と現実目線の要素を受けついで、シリアス要素を足した感じ。
リョウに関して言えば序盤が最悪だったけど、真実ルートだと本当に頼りになるキャラになっていましたから
大器晩成型だったと思います。
コメントどーも
> カイト→家庭環境は複雑ではないがミウがストーカーされたり転校先の学校でいじめられたり対人関係の問題があった
> ヤマト→対人関係の問題がないが両親が離婚して弟と離れて暮らしてる
カイトに関しては「そりゃ過保護にもなるよな」っていうのが分かる
> ミウは妹キャラだけど兄の過保護さに不満持っててアドのヒカリとは正反対ですね。
> 妹キャラとしてはミウが標準でヒカリが特殊なんだと思います。
確かに八神兄妹は割と共依存的な関係だったから
ミウの反応の方が割と現実の兄妹っぽいですね。
> そしてサヴァイヴだとヒカリ枠を姉キャラ(ミユキ)にしたり
> ある意味アドベンチャーよりありがち、年相応の設定に近い気がしました。
> サヴァイブスタッフが「ヒカリのキャラ設定なら妹より姉の方が向いてるからヒカリ枠は姉キャラにしよう」みたいに判断したかもしれません。差別化されましたね。
ミユキはヒカリとタケルの特殊性を引き継いだキャラって感じでしたね。
ただ年齢的にはダントツで最年長という
> アドベンチャーはスポーツ得意で活発そうな空がオカンキャラ(:では姉御風だったが)、
> ラフな格好の光子郎が頭脳派、クールそうなヤマトがギャグ要素多め、最年少で妹キャラのヒカリが達観キャラでギャップがあったが
> サヴァイブは大人しそうなアオイがオカンキャラ、ラフな格好のミノルがお調子者、金髪ロン毛のカイトがヤンキー、最年少で妹キャラのミウがお子様路線でそのまんまですね。
サヴァイブで見た目と性格のギャップが一番大きかったのはサキですかね。
表面的な性格からは想像できないほど割と暗めな子
選択肢を選ぶの一番苦労したキャラでした。
> ・連動?
> サヴァイブは同じホラー系のゴーストゲームと
> 上で言ってたような汚い?アドベンチャーなフロンティア20周年と連動する為に延期したのかと思いました。
僕もゴーストゲームと合わせたのかと思ったんですが
フロンティア要素も合わせていたんでしょうね。
フロンティアでシリーズ終わらせたのが悪いと言いますが、
当時の売上の落ち込みでネガティブなニュースになりました。
テイマでも落ち目な感じでしたが、フロンティアは更に激減してしまいました。
1つのアニメとして対象年齢下げすぎたので玩具のターゲットにも見放されたみたいな。
テイマまで追ってたファン以外にも新規の小学生ファンも離れた感じですね?
フロンティアに関してはこれが問題だったように見えます。
・子供らしさ親しみやすさ優先で、子供達の対人関係の問題を本人の落ち度
・子供が変身して戦ってることを表現するために負けっぱなし(かっこいい進化の曲が台無し)
・サバイバルでなくいつでも帰れる
かなり目線を下げて背伸びしたい小学生以上から馬鹿にされる
代物になりました。
(子供は強いものが好きといいますが、それは背伸びする年頃からであって、未就学児とかはまだまだ目線下げた子供騙しの代物が好きですからね。問題はフロンティアというアニメを未就学児レベルに対象年齢下げで子供騙しにしたことです。デジモンの玩具とかは小学生以上がターゲットなのに、アニメで未就学児レベルにしようと考えた製作側に問題あり)
コメントどーも
> 1つのアニメとして対象年齢下げすぎたので玩具のターゲットにも見放されたみたいな。
> テイマまで追ってたファン以外にも新規の小学生ファンも離れた感じですね?
初代から3年が経過しているので新しい客層を取り入れたかったのかもしれませんし
そういう結果なのかもしれません。
> フロンティアに関してはこれが問題だったように見えます。
> ・子供が変身して戦ってることを表現するために負けっぱなし(かっこいい進化の曲が台無し)
相手が強すぎたというのもあるんですが、終盤は
ロイヤルナイツ相手に負けまくってましたからね。