
「シュウの全てを奪う」と宣言するキサラ。
だけど結果はシュウは全ての記憶を取り戻し、キサラはシュウの記憶を失った。
そんなキサラの
「優しく愚かな嘘」が描かれたお話でした。
契約破棄の条件が「恋人繋ぎ」というのは
「恋人になったら記憶は消える」というもので
なんとも残酷なものですね。

キサラってヤンデレ設定のヒロインのはずですけど
話が進むにつれ優しい子になって行きましたけど、
あれは
奪ったシュウの記憶の影響ではないかと思います。
彼の記憶を奪うことで人間的な感情を得てしまったのではないかと…

事実シュウと出会った当初のキサラって人間性がほとんどなくて
割と感情が無い戦闘マシーンみたいな性格をしていたみたいですから。
…そう考えるとキサラの愛が重くなった要因は
アヤノさん関連の記憶が原因なのでは?なんか納得できる
だんだん人間性を失っていくシュウとは正反対に
人間的な感性を得ていくのがキサラ。
というのは面白い要素ですね。
余談:
兄が不特定多数の女性に手を出してヒモになっていたことを知った妹の表情が最高でした。
カンナちゃんも愛が重い系ヒロインだったら
シュウくんの人生これからもっと楽しくなりそう。
…人生が続けばの話ですが。

はい。悪魔との契約はおしまい。
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